株式会社HELLO base 代表取締役 渡邉一史

保険会社・保険代理店のコンサルティングを行う株式会社HELLO base代表取締役。法…

株式会社HELLO base 代表取締役 渡邉一史

保険会社・保険代理店のコンサルティングを行う株式会社HELLO base代表取締役。法人保険を取り扱う保険募集人に経営コンサルティング・財務コンサルティングなどを指導している。年間講演実績は200件を超え、業界新聞「新日本保険新聞」に連載中。

最近の記事

経営者保証の動向

経営者保証解除について 親族外承継をされる企業様が私の周りでは多いからか、(実際に全体的に増えてきているのでしょうか)経営者保証解除に関する相談を多く受けます。 皆様ご存じの通り、「経営者保証に関するガイドライン」に則って、経営者保証解除を進めていく事になります。 「経営者保証に関するガイドライン」の事を知らない方は、下記のサイトをご覧ください。 中小企業庁:経営者保証のガイドライン (meti.go.jp) 経営者保証に関するガイドライン 経営者保証に関するガイド

    • 今後の法人保険の動向と募集人の方がとるべき戦略について

      私がこの仕事をしている理由 弊社では保険募集人の方向けに、法人保険研修を専門に行っています。私自身は新卒で金融機関に就職。法人融資分野を専門として、約5年半勤務。その後コンサルタントの会社に転職し、経営コンサルタントとして約8年間の経験を致しました。そして現在は独立して、経営コンサルタント・法人保険募集人の方向けの研修・コンテンツ提供の事業を行っております。なぜ法人保険募集人の方向けの研修・コンテンツ提供を事業として行っているのか?という事については、金融機関時代まで遡り

      • 法人保険提案(初回訪問)のスクリプト大公開

        2024年2月14日に法人保険提案のロールプレイング見せます!というセミナーを実施しましたが、大好評でしたので、その時に使ったスクリプトを公開します!ぜひご活用ください。 【保険(に限らず、無形商品)提案のポイント】 ① 情緒的価値を大切にすること ② 抽象的→具体的の流れをイメージすること 【今回の想定シーン】 異業種交流会に出向き、経営者の方とアポイントが取れた。 保険の話でアポイントを取るのが難しかったので、一度リスクマネジメントのプロとしての考え

        • 法人保険提案に必要な株式に関する知識

          今回の記事は「法人保険提案に必要な株式に関する知識」についてです。保険提案において誰がどのような割合で株式を所有しているのかという事を理解しておかなければなりません。これは株式所有割合が多い方に実権がある為という意味合いもありますが、株式をどのように後継者に渡していくのかを把握する事が保険提案には必要である為です。 ▼別表2をまず把握する事 その「株式」を誰がどの割合で所有しているかを把握するには、「別表2」と呼ばれる文書が必要です。この文書には、会社の株主情報及

          法人に提案する保険の「保険料」はいくらが適切なのか?

          今回のテーマはタイトルの通り「法人に提案する保険の「保険料」はいくらが適切なのか?」。個人保険を提案する際は、何となく保険料目安はイメージできると思いますが、法人保険提案になると「イメージがつかない」方が多いのではないでしょうか? 資金繰りを1番理解しているのは、経営者もしくは経理担当者だと思いますが、皆様は保険のプロであり、何より【金融人】なわけですから、提案する企業に適切な保険料を見極める必要があります。 保険料を支払いするのが困難で、資金繰りが困窮しては元も子もな

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          事業保障の本質とは?

          私はなぜこの仕事をしているのか? 私の仕事は保険会社や保険代理店の方向けに法人保険に関する研修や勉強会、教育カリキュラムの作成などをしております。なぜこの仕事をしているのか?を職業観と呼んでおりますが、こちらについて最初にお話し致します。 法人保険の本質は「事業保障」です。経営者もしくはキーマンに万一の事があったときに、残された方々を守ること。 保険募集人の皆様の使命であるとも言えます。私は新卒で金融機関に就職しました。2年目の時に法人営業を任せてもらう事になりました

          保険営業実践塾(1期生)について

          2024年2月よりHELLObaseが提供する新コンテンツの保険営業実践塾(1期生)の募集を致します。詳細は下記をご覧ください。 保険営業実践塾開催の背景 保険営業という仕事は、一般的な営業とは性質が異なります。一般的な営業は会社が営業戦略を立案し、決まったマーケットに決まった商品・サービスを展開していく事が多く、営業手法などについてもある程度は体系化されています。一方で保険営業という仕事は良くも悪くも自由度が高く、商品サービスは決まっているものの、マーケティングや営業手

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          どんな人が法人保険募集人として成功するのか?

          新年のご挨拶 皆様新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。 保険募集人の方にとって、2024年はどんな年になるのかを考えられたことはありますか。皆様の顧客である中小企業には「2024年問題」と呼ばれる問題が起こります。 2024年問題とは? 中小企業に影響する「2024年問題」は以下の3つが挙げられます特に物流業界への影響が大きいですが、物流業界に影響が出ると、荷主にもちろん影響しますので、結果的には多く

          どんな人が法人保険募集人として成功するのか?

          【経営者の手取りを最大化】受け取り方を変えるだけで手取りは変わる

          手取りを最大化するとは? 経営者の方100人に「手取り増やしたいですか?」と聞けば、よほどの変わった方でない限り、「増やしたい」と回答されるでしょう。つまり「手取りを増やす」というキーワードは関心を持ってもらいやすいという事です。 「手取り」というと、社会保険料や税金などを差し引いた個人に振り込まれる金額をイメージされるかもしれませんが、法人経営者にとっては、個人の「手取り」と法人の「手取り」を最大化する必要があるわけです。 今日は個人の「手取り」を話しますが、上記の

          有料
          2,000

          【経営者の手取りを最大化】受け取り方を変えるだけで手取…

          事業保障提案したければ、経営者のビジョンを知ることが重要

          保障額をどう算出するのか? 法人保険の本質は「事業保障」です。経営者もしくはキーマンに万一の事があったときに、残された方々を守ること。これが保険募集人の皆様の使命であるとも言えます。「事業保障」が必要であることをどのように理解してもらうのか?については前回の記事で書きましたが、具体的に事業保障に必要な金額はどのように算出すればよいのでしょうか。 保険会社の所定のフォーマットには、こんな計算式が記されています。 (法人の販売管理費×6か月+借入金)×1.5という計算式。

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          法人保険チャンネル:事業保障対策が「なぜ」必要なのか

          法人保険の本質 法人保険の本質は「事業保障」です。経営者もしくはキーマンに万一の事があったときに、残された方々を守ること。保険募集人の皆様の使命であるとも言えます。 私は新卒で金融機関に就職しました。2年目の時に法人営業を任せてもらう事になりましたが、当時担当したある経営者の事を忘れる事ができません。その経営者は、当時46歳で従業員30名を抱える会社を経営していました。しかし突然の病にかかり、この世を去ることになりました。 その後、社員が事業を引き継ぐ事になりました

          法人保険チャンネル:事業保障対策が「なぜ」必要なのか

          法人保険募集人向けのオンラインサロン「中小企業ミライbase」について

          中小企業ミライbaseとは? 中小企業ミライbaseとは、法人保険募集人向けのオンラインサロンです。 このサロンでは、中小企業経営者の方にお役立ちするための情報提供やセミナー提供、生命保険提案の為のアドバイスを受ける事が出来ます。また決算書診断や株価・相続税のシミュレーション等も可能です。今後も随時サービスを実装予定であり、法人保険を今後提案される方に必要不可欠な「サロン」を目指しています。 中小企業ミライbaseのコンセプト コンセプトは下記にもある通り「中小企業の

          法人保険募集人向けのオンラインサロン「中小企業ミライbase」について