『HELLO WORLD』はプログラミング学習に役立つ?

幼稚園からプログラミングを使って遊べる『HELLO WORLD』
でも一体どんな風に役立つかイマイチわからない…。
そもそも『プログラミング』といってもその知識量は膨大。

じゃあ『HELLO WORLD』って何の役に立つの?

『HELLO WORLD』を使ったプログラミング学習への役立て方をご紹介します。

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① プログラミングの第一歩を身に着ける

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プログラミングの第一歩、基礎中の基礎って何だろう?
そんな疑問を抱いたことはありませんか?

プログラミング学習の量は膨大。ですが何事にも『第一歩』はあるものです。
実はプログラミングの基礎は『3大制御構造』というものなのです。
『3大制御構造』とは『順序・分岐・反復』という動き。
これらを使ってコンピューターに指令を出し、色々な処理をさせることこそが『プログラミング』なのです。

『HELLO WORLD』ではカードの動きをこの『順序・分岐・反復』で学ぶことができます。

レッドカードは『分岐』を表す『挿入ソート』
ブルーカードは『反復』を表す『バブルソート』
そしてナンバーカードを並べる『順序』

このように、プログラミング学習の第一歩を楽しく身に着けることが
『HELLO WORLD』のねらいなのです。

② サブリミナル効果に繋がるデザイン

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幼少期に経験したことは、その後も根強く記憶に残るものです。
例えば、昔好きだったアニメのオープニング曲、CMソング、好きだったぬいぐるみの手触りを覚えていることはありませんか?

そうした経験に役立つよう、『HELLO WORLD』ではデザインにJIS規格で定められたフローチャート記号を組み込んでいます。

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レッドカードのひし形はフローチャートでの『判断』、ブルーカードの8角形はループ始まり、ループ終わりの半8角形を表しています。

break文であるパープルカードの矢印は『手続きの流れ』、つまり処理の動きを表しています。

これらを楽しく、何度も繰り返し目にすることで
将来より技術的なプログラミング言語や処理に触れた際に
つまずくことなく、すんなりと理解できるようデザインされています。

③ 先を読む力を身に着ける

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『1~7までのカードを順番に並べる』という勝利条件を満たすためには、自分のカードを揃えることも大切ですが『相手のカードを揃えさせない』という発想も大切になります。

相手があと3回くり返しカードを使うと揃ってしまう、7と6を入れ替えると揃ってしまうなど、相手の手札を見ながら自分の手札で防衛策を立てなければなりません。

最初の内はうまくできなくても、数回プレイする内に相手のナンバーカードを見る癖がつくようになります。幼いお子様の場合は、『あと何手で上がってしまうね』などと大人がフォローしてあげるのもいいでしょう。

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『先を読む力』は日常生活の中でなかなか培われにくいものです。お子様が朝いつまで経っても着替えない、宿題をなかなか片づけないのも、この『先を読む力』が未熟だからだといえるでしょう。

『先を読む力』が身につくと
『ゆっくりTVを見たいからさっさと片づけてしまおう』
『怒られる前に宿題を片付けよう』
という思考が芽生えます。

この考え方が育つと、ママやパパ、お友達など周囲の人とのコミュニケーションが取りやすくなります。
更に、学校の勉強だけでなく将来の夢をかなえるロードマップを構築する力を養うことができるのです。

④ 最後に

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『HELLO WORLD』で遊んだからといって、プロのエンジニアになれるわけではありません。
しかし、エンジニアや理系を目指さなくても
論理的思考を身に着けることは成長において非常に重要なものなのです。

楽しく遊んだ記憶とサブリミナル効果のあるデザイン、
そして知らず知らずのうちに身につく『先を読む力』で
子供たちの論理的思考を育てるお手伝いをする。

それが『HELLO WORLD』がお役に立てる方法です。

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