【共感の哲学】共感性よりも共感力
✅この記事の結論
共感力を高めることが出来れば、話を広げられたり、相手に喜んで貰えたり、心に落ち着きを与えたりすることが出来るため信用を得られる。
ただ、効果的な共感をする為にはテクニックが必要。
こんにちは。『ぴっぴ兵長』です🐥
普段は、TwitterXではリヴァイ兵長@へいちょを運用しています。
✅記事のテーマ
「共感力の大切さ」をテーマに、共感のコツやメリットを書かせて頂きます。
✅ポイント
営業マンがフル活用している、相手に好印象を与えるテクニックを応用した話になります。
ちょっとした悪用禁止案件もあるかもです。笑
普段のコミュニケーションで使えるテクニックなので、少しでも皆さんの新しい気づきになれば幸いです🐥
▪️共感の意味
他人の考え・主張・感情を自分もその通りだと感じること
▪️共感に対する考え方と背景
世の中のほとんどの方は、
「共感は大切」と考えていると思います。
私もそうです。
しかし、少し前の私は共感の大切さは分かっていたものの「共感力」が足りていませんでした。
共感の仕方やコツを分かっていなかった私は、何か相談を受けて対応したとき「上手く共感できたかな?」と不安がありました。
相手は「今の共感の仕方はうまね~!」とは、いちいち教えてくれませんから判断できません笑
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ちなみに質問です!
共感には「2種類の方法」があります。
✅①単純共感
自分が同じ経験をしたから「それ分かる!」というシンプルな共感の方法
✅②質問型共感
自分が同じ経験をしていない場合や、話の要点が見えてこない、またはワザと知らないフリをして「え、それってどういうこと!?」という質問型の共感
皆さんはどちらが、嬉しい共感方法と思いますか?🐥
……………………………………………🤔
状況にもよりますが、答えは②です。
なぜなら、①は相手の話に興味を示しているのではなく自分の話(意見)だからです。
一番駄目なのは、自分の意見を示して相手の話を終わらせて自分の話をしてしまうことです。これをすると相手は話す気が無くなります。
勿論、分かる!と伝えたあとに、話を戻すよう工夫すれば問題ありませんので、間違っている共感の仕方という訳ではありません。
ただ、分かる!と言ったあとに自分の話をペラペラし始めるのは絶対に止めたほうがいいです。話をしたとしても、5秒くらい話して、相手の話に直ぐ戻しましょう。
一方、②は相手への興味を示しているので、話し手からすると嬉しい共感の方法です。
厳密には、共感してくれようと努力する姿勢を見て、相手は喜んでどんどん話をしてくれます。
このとき注意しなければならないのは、相づちや目を見て話すなどの興味を示す反応を絶対にすることです。適当に質問しても効果がありません。
つまり、
それってこういうこと?
ではなく、
それってこういうこと!?!?👀👀
と興味津々でオーバーリアクションで聞くということです。
これが質問型共感です。
▪️聴き上手はなぜ好かれるのか
人は話をしたい生き物だから
自分を含めて人は、話をしたくてしたくてたまらない生き物です。いわゆる承認欲求です。
現に子どもは、親に質問攻めしたり、友達に自慢話をしまくってきます。本当に怖いもの無しに話をしてきます。
しかし、歳を取るにつれてペラペラ話す人は嫌われます。
✅補足
実際は面白くない話をペラペラするので嫌われます。要は、話を面白くする力が足りないだけです。勿論、若いうちから話す力が高い人は稀ですので、話すと嫌われると錯覚しています。ただ、論点と異なるので割愛します。
話を戻します。
そのような経験を義務教育から大人になる過程で分かっていくので、徐々に自分から話すことに自信がなくなり躊躇するようになります。
この経験が大人になり、自分の話に興味のない顔や態度をされるすると、過去の経験から「話すと嫌われる…」という自己防衛機能が働き、話す気力が低下します。
このような経験をしている方が大半なので、そんな中で自分の話を聞いてくれる人は凄く貴重な存在です。
貴重な存在ということは好かれます。
これが聴き上手が好かれる理由です。
▪️共感のコツ
結論、言葉と態度で寄り添ってる姿勢を全力で作ること
たったこれだけですが、人は自分が話したいという生き物なので欲望が邪魔をしてきます。
まずはその欲望があることに気づき、自分で出来る限り抑えましょう。
そして、主に共感力が必要な場面は、相談を受けているときです。
よく相談を受けた際は「一旦、受け入れてあげる」というのが常識化しています。なぜなら、相談をする人は己の中に既に答えを持っていて背中を押して欲しいだけだからです。
なので、アドバイスをする必要はなく受け入れるだけで大丈夫です。
ただ、この「受け入れる。」というのにテクニックが必要です。
それは、「言葉と態度に受け入れてる姿勢を示す」ことです。
✅言葉
もし、辛い話をされていた際は、
「それはほんとに辛い話やな…」と伝える。
もし、頑張りが報われなくて悔しい話の際は、
「頑張ったのに報われないのは悔しすぎるよな…」と伝える。
これに共通していることは、
相手が話した言葉や意図を汲み取って共感を示している部分です。
相手と同じ言葉を使うことで、
ちゃんと話を聞いてくれている。という安心感を示すことが出来ます。
単純に「そうなんや…」と伝えるのも間違っていませんが、少し工夫するだけで「他の人よりも聞いてくれるな…」という印象になります。
✅態度
身体全体で聞く。
・目を見る
・頷く
・うんうん。と聞いてる姿勢を示す
・表情で辛さを表現する
・場合によっては笑顔
態度に関しては、なんとなく分かる!という方がほとんどでしょう。
ポイントは、「身体全体で聞く」ということです。
頷いて返事をするだけではなく、表情も使って共感を示しつつ聞くことが大切です。
ちなみにこれは、相談されていなくても使えるコミュニケーションの技術です。
人は、話を聞いてくれる人を好みますので、普段から意識して聞く力を高めておきましょう。
✅当たり前のことですが
相手に「否定的な言葉」は絶対に使ってはいけません。
相手の意見や考えは基本的に認めましょう。
もし、違うな…と思った場合は、
「それはそれで良いですよね!」と伝えましょう。
会議の場であっても、
「その意見を取り入れた上でもっと良いアイデアを考えよう!」と伝えることで否定感を出しません。
否定されると人は話す気が失せる(意見を言わない)ので、否定しないような言い回しで伝えましょう。
▪️話に共感できない場合
結論、共感できなくても共感する
✅前提
興味のない人と話すこと自体が珍しいので、ビジネスシーンをイメージしてください。
例えば、全く興味の無い話をしてくるお客様に対して、どうすればいいのか?です。
✅お客様が興味のない話をしてきた
結論、共感できないのであれば、出来る限り共感できるよう努力する。それが無理でも共感しましょう。これは友達や恋人が興味のない話をしてきても一緒です。
相手の話に共感できない場合、まずは相手の話に興味を持つ。ということが必要です。
興味は自分の力で作り出す意識を持っておきましょう。
自分の過去の経験を絞り出したり、質問を通して情報を引き出し興味のある部分、共感できる部分を見つけにいきましょう。
それでも興味が湧かない場合でも、共感を示す言葉や態度を演技で示しましょう。
出来れば演技ではなく、心からの共感が好ましいですが、お客様は基本的に初対面なのでバレません。
そして、演技であっても話を聞く態度を示せば、相手は気持ちよく話をしてくれるので、もしかしたら興味の湧く情報が出てくるかもしれません。
更に、相手の話をしっかり聞くことができれば、相手も自分の話をしっかり聞いてくれます。これは返報性の法則が働くからです。
画像の通り、返報性の法則とは「やられたらやり返す。」という人間心理です。
なので、話をしっかり聞いてくれた人には、相手の話もしっかり聞いてあげないとな…となるということです。
そこで商品の説明をして売りましょう。笑
話を聞いてくれる人のことは基本的に好印象なので、きっと笑顔で話を聞いてくれると思いますよ🤫←悪用するしかない!笑
✅注意
友達などの親しい人には演技で共感すると、普段と反応が違うのでバレる可能性があります。止めておきましょう🤐🤐
▪️アドバイスをお節介にしない方法
結論、共感と確認をしてからアドバイスする
アドバイスを行う際、お節介になる場合があります。
これはなぜ起こるのかと言うと、
相手がアドバイスを求めていないからです。
または、アドバイスは求めているがあなたには聞きたくない。
このどちらかです。
ただ、アドバイスしてあげたい!!
そういう場合の対応策があります。
✅プロセス
①悩みに共感する
②その悩みは自分で解決できそうか確認する
③悩みを一緒に考える(アドバイス)
まずは、なんらかの悩みを話してくれるタイミングがあった場合は話に共感しましょう。
上手く共感できた場合は印象が良くなりますので、仲良くなれます。
そして仲良くなったあと、悩みに対して「それは自分で解決できそう?」と聞いてみてください。
もしそれで、解決できる!大丈夫!と言われた場合は何も言わないでおきましょう。
んー。ちょっと難しいかも…と言われた場合は、その悩みを一緒に考えてあげましょう。
もし、具体的な解決策があればアドバイスや意見を提示しましょう。
この流れだと、相手から必要性を確認できているのでお節介になりません。
✅注意
アドバイスや意見は上から目線と捉えられる場合があるので、一緒に考えるというスタンスで話しましょう
▪️X運用で活かせる共感力
活かせる部分しかありません。
リプを送るとき、ボイスチャットを使って話すとき、あらゆる場面で有効活用できます。
特に日本人は、国際的にコミュニケーション能力が低い人種と指摘されています。
従って、共感力を高めることは他の人よりもアドバンテージ(優位性)を簡単に取ることが出来ます。
しかも、SNSはトラブルも多いのでフォロワーから相談されることも多いです。
そのときに、共感する力を付けておけば、相手を助けることが出来る可能性も高まり、その結果フォロワーから信用され仲良くなれます。
また、アドバイスや意見を伝える前に共感と確認をすればお節介も無くなります。
✅結論
どれだけ投稿が魅力的であっても、中身のコミュニケーション能力が低ければフォロワーは信用してくれません。
勿論、共感力だけで信用が得れる訳ではありませんが、少しでも自分の魅力を高めるために共感力を高めておくのは重要なこと、と私は考えています。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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