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楽しみ、始めること、人々

ある日の雑記。午後4時のコメダ珈琲にて。

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はあ。なーんかなあ。なんか頭が落ち着かないなあしかし。父の生活音はたまらんなしかし。まあしゃあないし、俺もじきにああなるんだなあ。嫌だなあ。

コメダにいる。倍の値段を払うと、ドトールとはえらい違いだ。いやはや。

「お前飲み会行ったことないやろ」
カップルの楽しげな会話。

おしぼり、ソファ、音楽、空調、豆、机、全てがちゃんとしている。おほしんたろうさんの記事を思い出して来たけど、なるほどなあって感じ。接客もちゃんとしてるしなあ。いやー違うなあ。

コメダンディ。伊達じゃないぜ。

やることの優先順位つけなきゃなあ。そういうことにワクワクする自分っていたよなあそういえば。計画を立てるの好きだった。そういう感じ思い出したい。

YouTubeで松岡茉優の読書の話を聞いた。なんでこの前この人のこと調べたんだっけ。ああそうだ宇野常寛さんのhangoutっていうラジオからだ。本は著者とサシで向き合えるっていい表現だな。読んでる時は著者といるんだよね。そう考えることができる。

でなんだっけ。恩田陸の『ドミノ』ね。中学くらいの時読んで全然だった記憶で、もう一回読んでみるかなあ。カタルシスがまるでなかったのよな、当時は。何かを読み逃していたのかなあ。『こっちむいて!みい子』ってあったなあ。『ちゃお』のを俺もなんか読んでたのかなあ。読んではないけど知ってたのかなあ。なんか無性に懐かしく感じた。

あと婦人画報ね。なんか意外と面白いのかも。最近雑誌に目が向くようになっているな。ちょうど村田沙耶香さんが婦人画報に寄稿したとインスタにあげている。今度見てみるか。

Riceも楽しみだなあ。平野紗季子さんの連載もあるし。

楽しみがあることはいいことだ。そこから組み立てていけばよい。

昨日旧友と、いい加減でいいからやるということを確かめ合った。やらないでやる。大事なことだ。ちゃんとやろうとしない。その構えを解除する。始めれば始まる。こうやって。書き始めれば書いていくのだから。そういうことなんだよな。「外」にいる時は、それがえらく重いことのように感じてしまう。

てか論文だって晴れやかなことなんだから、前向きにやればいいな。なんでこんな嫌というか面倒だと思ってしまうんだろうな。まあ英語で書くなんて初めてだから不安なんだよな。それはしょうがないか。不安なのだよ。英語もできないし。まあでもなんとかなるのだ。きっと。ならなかったらその時はその時だ。その運命自体を愛すればいいのだ。ファティール・アモ。

いろんなことを一気にやろうとしない。一つずつ片付けていくしかない。その原理原則に立ち返る。目の前のことをクリアしていくことのみでしか次の展開は開けない。國分功一郎さんの教え。うむ。

と、20分足らずで千字を書いた。ほぼ考えずに、というか考える過程をそのまま出力するように書いている感じ。こう書こうああ書こうという判断をほぼせずに、直感的に書いている。という文章を書くのに今少し迷った。それが増えると疲れる。それがなければほぼ認知的な負荷がなくかける。デトックスというか、棚卸ししている感じ。ブレスト。というわけでもないブレスト。

千葉雅也さんのアウトライナーの使い方は多分これに近い。とにかくあーとかうーとか含めて書いていく。でもこれはそれよりももっと書くことが目的化しているメモやな。連想的に思ったことを脈絡なく書いている。というかこれが一つの今の思考の「脈絡」なのだ。それを自動筆記的に記録している。思考の流れの「記録」。記述。そういう感じやな。なんとなく気持ちいいのかなあ。血流をめぐらすような感じだろうか。頭のストレッチ。なのかなあ。

全画面にしないで、一部の画面でこうやって書く方が目線が動かなくて書きやすいんだろうな。スクリブナーのいろんな画面の中で書く感じもそれに似た良さがある。作業画面って感じの方が雰囲気が出ていいんだよな。

という感じでぼちぼちなんか実質的なことを考えますか。

鬱っぽかった京都のKさんが絶好調になったようで良かった。良かったというか、まあほんとなんというか。好きにせえという感じもありつつ。俺の助言がどこまで有効だったかは知らんが、まあ良かった。

隣に日本史の問題集をやる子。俺も高校生でバイトとかしてたら、休日にコメダで勉強とか、そういうことしたのかな。カフェに行くって発想がほんとになかったよな。眼中になかった。自分には関係がない場所だった。マックとかモスとか、ファストフードかファミレスって感じよな。あるとしても。そもそも外食ってほんとしなかったしな。自主的には。そういうことをする発想がなかった。自習は学校か図書館だったしな。

一人席、俺より早く三人がいたけど、誰も出ねえな。おれがきてから1時間くらい。どんくらいいんだろ。と書いてたら右から2番目が立ち上がった。男3、女2で5席が埋まっていた。3カードワンペア。

うーん。それで。うーん。なんもしたくねえなあ。ていう感じなのよねえ。

とりあえず、投稿先ちゃっちゃと決めて、カバーレターとか体裁調整がある。
そんで、実験デザイン固めて、科学哲学の参考論文調べる。あまり時間をかけなくていいという意識でいこう。校正仕事も来た時にどれくらい時間を割けるか。とりあえず、実験の刺激案はちゃっちゃとつくろう。それを済ませちゃって、あとはサーベイ。論文の問題意識ももっかい整理したいしな。うむ。あ、なんか前向きな感触が出てきた。仕事モードかな。やっぱり始めるしかないのよな。こうやって。

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