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悲報!スイスから無印良品が撤退!

Hoi Zäme, ハイジです。

タイトルの通り、スイスに1店舗だけある無印良品が2月に撤退します。号泣

こちらの記事にある通り、無印良品は元々スイスに全く興味がなかったようですが、スイスで一番の販売額を誇るショッピングモールGlatt の社長が直々に来日され、交渉の結果、満を持して出店することになったのが2019年です。

なぜ無印良品はスイスに興味がなかったのか

素人ハイジの勝手な想像ではありますが、スイスはヨーロッパのど真ん中に位置しながら、EUには加盟していないのです。
ビジネスを始めるにあたり、EU加盟国のどこかでスタートすると、他のEU加盟国のどこでも同じように出店することができるそうなのですが、スイスという九州と同じくらいの国面積の小さな国ひとつの為だけに、別途、手続きを踏んで出店するのは、コスパが悪いと考えていたのではないかと思いますね。

スイスの無印良品は日本の5倍の販売価格

私の中で、日本の無印良品って100均とかニトリよりも高品質でありながら、パッケージを簡素化することで、手に取りやすい価格。
といった感じのイメージで、日本に住んでいる時は、ベッドを中心に家具や収納等、高級ではないけれど、格安でもない、ちょうどいい価格帯でよく購入していました。
スイスでの無印良品はというと、全部ではないんですけど、多くの商品が、日本の販売価格の5倍EU加盟国の2倍の価格で販売されていました。笑
でも、ちょうどコロナ禍で、3年以上日本に帰れない時期だったから、ヨーロッパでは選択肢の少ない化粧水とか小さな収納は買ったりしてたんですよ。
スイス人夫ペーターは、レトルトカレーやキャンドルを気に入って、よく買っていましたね。
でも、日本に1年滞在した後、スイスに戻って来たら、もうね、日本の販売価格を知ってるから、なんだか5倍は払う気持ちになれなかった。笑

日本で490円、スイスで約2,560円
日本で1,090円、スイスで約5,125円

スイス人夫は無印良品をどう思っていたのか

スイス人夫ペーターは、けっこう好きだったと思う。
コロナ禍では、Instagramでアカウントをフォローして、SALE情報とかがあれば、買いに行こうとよく誘って来ていましたし、コンセプトがスイス人の好きそうな感じだったと思う。
でもペーター曰く、無印良品は、説得されて出店を決めたものの、コロナ禍で、思うように出店数を増やせず、スイスが何をするにもものすごく高い国だっていう見通しが甘かったのではないかと思ったそう。
素人ペーターの想像ですが、スイスで出店するための準備で、スイスの弁護士を雇えば、近隣諸国よりはるかに高額だし、スイスの人件費はかなり高い。
もしかしてコロナで出店計画が頓挫した部分もあったのかもしれないけれど、1店舗だけでスイスで採算を取るのはとっても難しいらしい。
スイス人は無印良品に家具のイメージはないから、高額な家具とかはあんまり売れていなかったんじゃないかな?と。
ペーター的には、日本の5倍の販売価格で売っても足りないだろうから、もっと高く売らなければ、ダメだったんじゃないかと思ったらしい。驚

何はともあれ

私たちがどんなに想いを巡らせても、無印良品は約5年間でスイス撤退してしまいます。泣
周りのEU諸国では、けっこう人気ありそうだから、高いけど、残ってほしかったし、日本企業には、世界で成功してもらいたいのにー!泣

ちなみに現在、閉店在庫処分SALEをやってます。
スイスに住んでる方!
けっこう売り切れてるけど、今が買いどきですよ!

すっからかん・・・泣

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