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昔、スナックのママにスカウトされた理由

お盆前後から、過去の記憶がふと蘇ることが増えていて、不思議だなと思うのですが、今日は、昔々、就職したばかりの頃を思い出しました。

私が就職した頃は、就職氷河期と言われるころ。その影響から、若者の採用が急激に減っていった時代でした。そのため、後輩が入ってくることもほぼなく、いつまで経っても下っ端。先輩も年が近い人が1人から2人いたらいい方で、男性ばかりの職場だったんです。

元々、女性と一緒にいるのは苦手なので、結果的に良かったのだと思うのですが、飲み会の二次会はスナックが定番。(きっと私がオヤジ化したのはこの影響もあるのかもしれない…。)

でも、スナックっていいんですよね。なんか。

もう、ずいぶん行ってないから、雰囲気も変わってしまっているんでしょうけど。ママのゆったりとした感じがいいなって、無意識に感じていた気がします。

そして、行きつけのスナックができると、ママさんから「ここで働いたらいいのに」と何度か言われたことがあります。

お酒はよく飲む方でしたが、自分から話しかけるということはあまりできなかったと思うので、なぜ、スナックで働いてみたらと言われたのか、とっても不思議でした。

ただ、聞くのだけは得意でした。

話に割り込めなかったというのもありますが(苦笑)窓口にくるお客さんからは、よく話しかけられたし、上司からは「お前のお客さんはお前に会いたくてきてるな」って言われたこともありました。

なんでしょうね。何かをすることも、特にアドバイスすることもないのですが、聞くことだけはできるからと思っていたし、心配だなと思う人にはそんなことも言っていました。

話を聞くことが好きだから、毎回、雰囲気も人も違うおしゃべり会はいろんなお話が聞けるので、楽しいのかもしれません。もちろん、話をしやすい場にするために、工夫はしていますけどね。

その辺は、リモートで人と接することばかりになったこともあり、察知する力は増したようです。

ビデオ通話の場合、みなさんが画面上に同じ視界に見えますよね。でも、リアルだと、場所によっては表情はわからない。だからなのか、オンラインの方が、人の雰囲気を感じやすいなと思うことが増えてきました。

多分、リアルで接することが減っているので、その辺りのスキルがみについてきているのかもしれません。

人の話を聞くことが好きだったことも、つい最近まで忘れていたというか、苦手だと思い込んでいました。きっと、若い頃からつい最近まで、いろんなことがあって、忙しすぎたからなのかもしれません。

食べていくために仕事をして子供を育てることで手一杯になっていると、「私」のことを後回しにしがちですよね。昭和から平成はそれが当たり前で、そうするべきみたいな所が強かったように感じます。

でも、そうすると、気づくと自分が好きなことも、得意なこともわからなくなって、何にもできない人のように思えてくるんです。

これからの時代は、自分が好きなこと、得意なことが何かを、しっかりと知っておくことが大事だなと、日々感じています。

でも、そのことに気づくためには、心に余白がないとできません。その余白を作るためにも、誰かとおしゃべりすることって大事なと思います。

リアルに会えないならオンラインでも十分なんです。ただし、オンラインを仕方なく使うのではなく、どうやったら楽しくオンラインでおしゃべりできるのか?を考えて使うと、もっと楽しめて新しい世界が見えてくると思います。

私が作るおしゃべりの場は、オンラインであってもリアルに会っているように、人の心の温かさや距離感を感じられる。そんな場所を作り続けたいと思います。

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