自分の未来をつかむために。ゆっくりと着実に動いていること
今回は、不登校の娘ちゃんが通信制高校の体験会に行くまでの話です。
小学校1年生から不登校の娘ちゃんも、あっという間に中学3年生になりました。
娘ちゃんにとって学校は、憧れの場所。
同じ年のお友達を作るのが夢だったけど、気づいたら中学生になり、思春期も重なって人が怖い気持ちが強くなってしまいました。
「あんなに、人と接するの喜んでいたのに…」
と、時々、何とも言えない気持ちになります。
そんな娘ちゃん、中学2年生の終わりから友達を作るよりも、大人になった時の夢を叶えるために、これからできることに目を向けるようになりました。
そして、友達は、
大人になって気の合う友達を作ればいい。
と変わっていったのです。
娘ちゃんは、大人になってやってみたいことがあり、それを叶えるため高校進学を決意しました。
高校は、通信制高校。でも、週に一度は通える学校がいい。
という希望を教えてくれたので通信制高校を調べました。
そして、4月には個別相談、6月に入り体験会に参加しています。
人が怖くなってしまったのは、保育園のときに同じクラスの子に言われた言葉や先生との関わり、そして、もともと持っていた人との関わりの困難さなど。
いろんな理由が重なっています。
だから、今、一歩を踏み出し、
高校で学べるように、そして、
大人になって夢を叶えるために
と動いていることは、かなりの勇気がいると思っています。
初めていった体験会では、人の多さにちょっと戸惑っていました。それでも、話を聞こうと固まりながらもその場にいれたことは大きな進歩です。
活動はできませんでしたが、帰らずに自分が好きな絵を描いて落ち着いていました。
体験会の最後に、在籍中の先輩からの話を聞いて感じることがあったようで、次回の体験会も申し込んでいます。
高校は、小学校、中学校と違って、自分で考え選択できる幅が広がります。
特に、通信制高校は通学しないことが当たり前なので、親も驚くほど世界が違うのです。
これは、通信制高校に在籍している息子くんを通して教えてもらったことです。
学校によっては、担任の先生を子供が選ぶことができ、3年間を通して関わってくださる学校もあります。
これは、小学校、中学校ではないですよね。
子供は大人の本質を見抜きますから、ある意味、大人は大変。
でも、通信制高校は、学校に行きづらい子のことを理解しようと歩み寄ってくださる先生が多いので、親子で安心な時間が増えました。
7月くらいになったら、他の通信制高校の説明会もスタートするので、娘ちゃんの変化も楽しみです。
いろいろありますが、どんな形であっても、
子供たちが自分で考え行動できるように、大人は子供が必要なタイミングで情報を伝えサポートする。
大人ができることは、これに尽きるかなと思いました。
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