45歳でも実現したい夢がある
子供のころ、夢を想像しながら「どんな大人になるんだろう?」とどこか客観的にというか、他人事のように思っていた私。実際に大人になってみると、誰かが実現してくれるのではなく、自分が動いて実現しなければ誰もやってくれない。
そんなことすら気づけなかった。気づく時間や自分のことをふりかえることができなかったと、今更ながら思います。
そして、人生の折り返し地点を過ぎた今。「まだまだ遅くないはず!」と、自分の子供の頃の夢や好きだったことを実現したいという気持ちになっています。
そんな私が残りの人生をかけて実現したいこと。
それは、
少数派と今言われる人たちが、生きやすくなる世界。その世界に少しでも近づけることで、今の子供たちが少しでも生きやすくなるようにしたい。
という、大それたことを考えています。1人ではできないこと。だけど、少しずつ動いていけば、きっと未来は少しずつ変わる。そんな想いなのです。
なぜ、そんなふうに思うようになったのか。
それは、子供たちの不登校がきっかけで、私の子どもたちをとおして出会った、いろんな子供たちのお陰です。
教室に入れない。
みんなと同じようにできない。
どうしても暴れてしまう。
どうしようもない気持ちで別室で1人、ぽつんと過ごしていた男の子。ちょうど、娘が小学校に入学したときに出会った男の子です。
娘が小学校に入学して少したった頃、「学校で給食を食べてみたい」となり、でも、1人では無理。教室ではない別室で過ごしていたため付き添いの先生は必ずいてくれることが難しい状況でした。
娘のやってみたいを実現するため、息子には1人で留守番してもらって、そわそわしながら娘の給食の時間に付き添っていた。そんな時に出会った男の子です。
給食の時間、娘が給食を食べていると、その男の子が1人椅子に座って給食を静かに食べ始めたんです。付き添いの家族も、先生も、誰もいません。
そこで男の子に聞いてみまして
「1人で食べるの寂しくない?」
そうすると、男の子は寂しいことを教えてくれました。
気持ちが不安定になると、言葉も行動もコントロールが難しくなるときがあった男の子。でも、娘がその教室にいるときは、なるべく静かに。時には遊ぶこともありました。だからなのか、時々、別室や靴箱で会うと、少し照れながらほほえんでくれたり、手を振ってくれて。心はとっても優しい子なんだと思いました。
寂しいことを教えてくれたあとは、私から学校の先生に伝え少しずつ改善はしたのですが、私の娘が学校から足が遠のくと、だんだんと状況は変わっていました。そこには、人手不足や家庭の方針など、いろんなことが重なり合っていて、何が理由という決定的なものはありません。
今の世の中と同じように、いろんな理由が重なり合って、絡まった糸のようにほどけない。そんながんじがらめの中を、私たち大人は生きている。そして、子供の世界も同じになりつつあると感じています。
私の夢は大それたこと。だけど、小さなことから動いていくことで、ほんの少し未来は変わっていくのではないかと思うのです。
大きなことを動かすことはどうしても時間がかかります。だから、やっぱり、すぐに終わりそうなものから手をつけがち。ですが、実は、大きなことを動かしていくと、自然と、すぐに終わりそうなことも巻き込まれて進んでいくということが起きます。
なぜ、そう言えるのか?
それは、仕事や子供たちの学ぶ環境を調整し続けたことから実際に体験しているからです。
一度ではなく毎回同じなので、すぐに終わることから手をつけるよりも、未来のことを考えれば、時間がかかりそうなことから手をつけていく。その過程で、すぐに終わりそうなことが進めやすくなるスキルや気持ちが身についているのかもしれない。
私にとっては大それた夢である
少数派と今言われる人たちが、生きやすくなる世界。その世界に少しでも近づけることで、今の子供たちが少しでも生きやすくなるようにしたい。
そのためにできることとして、
スキマの世界についての発信や5つのスモールステップをお伝えしたいきたい。
必要な人に届くように、「本」という形で届けたい。
そんな夢を抱いています。45歳という年齢からでも諦めなければ実現すると信じて、少しずつ配信していきます!
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