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キューバへと続くみち③トイレ編

今日は、おやつに硬めの豆パンをかじりながらキューバへと思いを馳せる。豆パンとキューバとどーゆー関係?と思うことなかれ。まぁかけ離れてはいるのだが、キューバ料理は、豆を使った料理も多い。旅行前に友といったハバナ料理店でも、黒豆とご飯が一緒に炊き込まれた物も食べた!?アロス・コングリという名前らしく、キューバでも何回かお目にしたな〜。 豆は世界共通や!と思いながら美味しく豆パンをいただく。

そして、前に書いたように、無事成田から、メキシコシティ航空にたどり着き、タコスもたいらげトランジットの5時間を満喫して、いざキューバへと飛び立つ。うー、楽しみや〜!!
と、キューバへ飛び立つその前に、一つだけ皆様に伝えておきたいキューバのトイレ事情。私にとって、旅行だろうが登山だろうが関係なく、やってくるのがトイレタイム。なんせ、腸が活発なのか、燃費が悪いのか消化がちょっと早め。だから、必ず朝はゆっくりとトイレと向き合いたいw。調子がよければそれは夜にもやってくる。 

そのため、キューバでのトイレはどんなものかと若干、私も飛び立つ前に読んでいたのだが、街中にあんまりトイレがない。ほんとにないので、ホテルやレストランに入ったら、必ず行くという心持ちくらいで臨んで欲しい。そして、水圧が弱くなかなか流れない。紙は別の場所に入れるところが多い。紙を流さない国は多いと思うから、これはまぁ良いとして。極め付けは「便座がない」!!w えっ?!ほんまに?!って思うのですが、ほんまになんです。これが。街中にあるトイレ(そもそもめったにない)が、便座がなく、中腰でする。宙に腰を浮かす感じ。(スクワット状態のため、筋肉を鍛えたい人にとってはおすすめ)この状態でどうやって力を入れるのか?! などと真剣に考えながらトイレと向かいあう。日本のトイレの技術って進歩しすぎてるな〜と肌で感じながら、あのあったかい便座に思いをよせる。

そんなトイレに対する熱い気持ちを綴ってしまったのだが、、だからこそ、メキシコがトランジットの人はゆっくりとメキシコのトイレを堪能して欲しい。私は空港に着いた時、ご飯食べた後、出発前と、3箇所行ったけれど、どこも広くて綺麗かった。掃除も定期的にしている感じで、入り口にチップをおくところもある。お借りしますという気持ちでチップを置きながら、スーツケースなども余裕でトイレの中に入る。ほっとひと息、安心しながら焦ることもなく、トイレと向かい合える。

そうして、準備が整った私は出発ロビーへ向かう。今回は友が先に着いているので、泊まっているcasaの主人グインが空港まで迎えに来てくれる(という、設定まで友がしてくれていた。グラシアス) キューバを目指して、飛び立つ飛行機に乗り込んだ。そして、持ち込みOKのスーツケースも、もちろん持って入ったのだが席の上の荷物入れはいっぱい。他も空いてないかウロウロしながら、スチュワーデスさんと探していたが、結果空いてなくて、スペイン語でブワーっと何か言われて、その荷物を持ったまま、スチュワーデスさんはズンズン前に進んで行った。

えっちょっと待って。全く何言ってるかわからへん。ということでI don't know 的な言葉を私も言いながら焦っていると、後ろにいたであろう日本人のお兄さんが、これまたスペイン語がペラペラらしく、「もう機内は荷物がいっぱいだから、持ち込みじゃない方に入れておくって言ってるよ」と教えてくれた。メキシコからキューバへの機内はスペイン語しか飛び交っておらず、もはや半泣きの私に、光がみえた。ありがとうお兄さん!「だから、空港に着いたら、荷物を撮りにいってね」 という、アドバイスまでくれて。どうやら仕事でキューバに定期的に来ている人みたいで、キューバのことも詳しそうだった。お兄さんグラシアス。

そうして、なんとか席に着いた。あ〜、いよいよキューバ!あとは飛び立つだけ。なんて気持ちも高まりながら座っていたが、これが時間をすぎてもなかなか飛行機が出発しない。まぁ海外やし、多少の遅れはあるやろと思いながらもwi-fiもなく、友達にも連絡できず、向かいに来てくれてる人大丈夫かな〜と思いながら、早く飛び立つことを願う。この日のメキシコは雨が降っていて、その雨が強いせいもあり、飛行機がなかなか出発しないらしい。あと4時間くらいでつくののにな〜と思ってみても、焦ってみてもしょうがないから、地球の歩き方の基本スペイン語などを見ながら過ごす。

そして、もうあんまり記憶にないのでうとうとしていたと思うが1時間ちょっと遅れて、やっと飛び立った。その後の時間はかなり早く感じられ、気づいたらもうすぐキューバ。そして、着陸前には、風のせいか大きく機体も揺れていた。おぉ〜揺れるな〜と思っていたら、着陸と同時に機内から、拍手喝采!!! 口から鳴らすあのカッコイイ「ピュー(⁈)」みたいな音やら、奇声やらで機内はめちゃくちゃ盛り上がってた。 えっ、無事に着くってことがそんなにすごいことなんか?! と初めてのことに、正直驚いたがとにかくキューバに無事つけたし、私も入り込んで一緒に拍手。良かった良かった。やっと、待たせたグインにも、会える!早く行かないと〜!と焦る気持ちもほどほどに、機内は混んでいたので順番を待ちながら降りていく。途中、日本人のお兄さんと、もう1人日本人の女の子もいて、同じタイミングだったので一緒に降りていった。色々な看板をみながら、「これはキューバで有名なお酒の看板」 とか、「これは1番古い〇〇」というキューバの歴史を少し教えてもらいながら。

やっとたどり着いたエントランス付近で、「荷物の受け取りはあっちね」と、お兄さんに教えてもらい、機内持ち込みの2人とはそこでバイバイをした。ほんと、色々とありがとうです!
そして、荷物が届くであろうベルトコンベアーの前で待っていたのだが、これがなかなか出てこない。なかなかというか、1時間!!えっ、荷物受け取るまでに1時間待ち?!だから、みんな機内に持ち込んでたんや。そーいや、みんなかなり無理やり詰めてたな。そりゃ納得。。ここでの時間ハンパない。と呆然としてたら、やっとゴトゴトと動きだした。

何やら、ブランケットの様な物に包まれた荷物がどんどんでてきて、驚いていたのだが、それを係りの人が放り投げてる。投げて外に出している!!あらい。なんたる荒さ!この荒さゆえに、みんな荷物を包んでたんやとわかり、私は、自分のスーツケースを見つけた瞬間、駆け寄った!それ、私のです。投げないで〜的な気持ちで。

まぁそんなこんなでなんとかたどり着いたキューバ。でも、迎えにきれくれているグインは2時間以上も待たしている。まして、連絡もできていない。ほんまに、ごめん。今行く!と荷物を持って出口にいくと、たくさんプラカードを持って待ってる人たち。グインはいるかな?!なんて探す必要もなくすぐに見つかった。なんせ、プラカードが日本語だったのだw!!

私は絶対ローマ字で書いてあると思い込んでたし、他の人は皆んな、ローマ字。そこに飛び込んできた日本語に、思わず笑けてしまった!!それ、私です!!ありがとうグイン。ありがとう友! そして、ようやくたどり着いたキューバとグインにありがとうと、めちゃくちゃ遅れたことをお詫び。とにかく、ソーリー、ベリーソーリーと伝える。向こうもたぶんなんで遅れたのか?みたいなことを聞いてくれているが、英語も拙いうえ、スペイン語が話せず、言いたくても伝わらない。

ただ、たぶん何かがあったことと、めちゃくちゃ誤っていることだけは読み取ってくれたみたいで、ちょっと困ったような、でも笑顔で受け入れてくれた。こんなに待たせたのに本当にごめん。本当に、ありがとうと言いながら。(後で聞いた話だが、友はグインに1時間前には空港に着くように言ってくれていたらしい。 なのでらトータル3時間以上をあそこで待ってくれていた!!本当にグラシアス!

そして、友も泊まっているcasaにグインの車で向かい出した。

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