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マインドフルネスとサードプレイス

ファーストプレイス ”家庭や家、一番身近な場所”
セカンドプレイス ”学校や仕事場、社会的交流をおける場所”


サードプレイス ”上記二つ以外、自分が落ち着ける場所”

過去にスターバックスで働いている時、サードプレイスの提供をする、
と教えられらた事がありました。
”自身が本当にリラックスできる場所を提供する”という概念で当時は教えて頂いていたのだと、今思います。

普段の生活の中で、サードプレイスはありますか?

私は個人的に、行きつけのスーパー銭湯こそサードプレイスです。
お風呂に浸かって、身体に染み渡る感覚を感じながら瞑想状態に入る時こそ、誰にも邪魔されることなく、自分と向き合い認識する事ができる瞬間、なんとも心地の良い時間です。


言い方を変えれば、現実から逃げてきているという印象がありますが、そうではありません。
サードプレイスは自身の感情や意識、思考を一旦休ませたり、自身と見つめ合う場所のことです。

生活の中、第一、第二の場所のみで行動していると、どんな人でも脳が疲れてしまいます。本当の意味で休息、リラックスするためには、やはり脳を休める事がとても重要です。

サードプレイスとして、家族といることが幸せ、仕事をしている事が楽しい、人それぞれ第一、第二の場所がリラックスすると感じる場合もあるかもしれませんが、対人でコミュニュケーションを行っている限り、相手に意識が向き続いてしまいます。できれば脳の稼働を極力軽減させるには、一人でいることができる場所が、サードプレイスとしてはおすすめします。

私はカウンセリングや、日々施術中での相談の際できるだけ、このサードプレスを持つ提案を行います。
そして重要なことは、自分自身、”この場所が自分のサードプレイスであると”認識する事です。そうすることにより、その場所向かう意識、行動を起こすだけでストレスの軽減につなげる事ができます。つまり前向きの意識です。


マインドフルネスの概念はまさに、”サードプレイス”そのものなのではないかと私自身感じます。”今”この瞬間に集中している時は、後ろ向きの思考がありません。意識は前を向いているので、ネガティブや、不安な気持ちさえも受容していきます。そのようなストレス”0”に近い状態、場所、感覚こそ、マインドフルネスの境地と言えます。

マインドフルネスは心と身体を休める、休息の瞑想としても効果を発揮します。これからの時代、よりよい日常生活にするために、サードプレイスや瞑想は大切な要素となってくるでしょう。



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