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【育児】『共感』が与えるもの

こんにちは、しきです。

今日は共感についてのお話をしようと思っています。
以前にも傾聴と共感については書いたことがあるんですけれども、薬剤師の仕事としても育児にしても共感はとても大事なものです。
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 なぜかと言うと共感は相手に安心感を与えることができるからです。
話を聞いてもらえる安心感、わかってもらえた安心感…こうして人は心を開いていきます。
 特に育児の場合は頭ごなしにあれダメこれダメと言ってしまうとこどもは心を閉ざしてしまいますよね。
ちょっと難しいかもしれないんですけど、叱る前に『こうしたかったんだよね、分かるよ』という共感のクッション言葉を作ると子供はお話を聞いてくれます。

共感して、信じると良い

最近の私の例をだしますね。
ここ何ヶ月か、長男が蛇口で遊ぶのが好きで、手を洗いながらずっと泡を出して遊び続けるんです。けれども無理に終わらせようとするといやいやの反撃にあいます。 そうなってくるとどちらも嫌な気持ちにしかならないですよね。
なのでこんな時私は、『そうだね、水で遊ぶの面白いよね。じゃあ終わったらこっちに来てくれる?』というふうに声をかけるようにしています。 
そうすると意外とすぐにお水遊びを止めてくれます。 
まあそんなことをしていて今月の水道代は跳ね上がりましたが、心の健康をそのお金で買ったと思えば高くはないのかなといったところです。 
いまはこどもの分かってもらえたという気持ちを大事にしていきたいと思っています。
あとはこどもを信じて待つということ。 時間の許す限りやってあげるといいのかもしれないと思ってます。

兄弟あるあるも、共感とコツ1つで対処

また、こんな事例もあります。
うちは2歳と0歳の兄弟で、弟が泣いているとき、お兄ちゃんの方は無理やり抱っこしようとします。
別に悪気があるわけではないんですけど、やっぱりまだ2歳なので抱き方もまだちょっと下手っぴで、弟は何が何だか分からなくて泣いてしまうんですよね。
私が駆けつけてくると、長男は神妙な顔をしていますが、そこはやっぱりまず共感です。
『慰めたかったんだね、抱っこしてくれてありがとう』 『でも弟ちゃんはちょっと痛かったみたい。一緒に抱っこしようね』など。こんな風に声かけをしています。
まだまだすねる気持ちはあり、その後も弟に向かって八つ当たりをするところも見られますが、概ねこのやり方で激しいイヤイヤをされることはありません。
ただ、 あまりひどくやる時は、下の子を抱っこしてどこかに行くという方法もありだと思います。
 基本的に子供は注目されると嬉しい生き物なので、ママの注目が得られるとそのことを繰り返しするようになってしまうようです。 
それは褒められたことだけではなく、怒られたことに関しても、注目されることを繰り返そうとします。

なので弟をいじめている時に頭ごなしに怒ってしまうと、注目を集めたからと何度も同じことを繰り返してしまいます。
弟を泣かせてしまった場合は状況に応じて共感をするか、弟だけ連れてどこかに行くというのが、何度も同じことをさせない一手になりますね。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
こどもに『共感』を示すことで、『わかってもらえた!』という安心感を与えることができ、親子間の信頼も強いものになります。
親が注目したこどもの言動は拡大していくので、もし良くないことをしていたらガミガミ叱らず、淡々と叱っておしまいにしましょう。
まだ小さいうちは『共感』を大事に、気持ちに寄り添った言葉がけができるといいですね。

まあ、そうはいってもいらないことされるとどうしてもいらついてしまいますよね。わかります。
そういうときはもう自分の本音でいいと思います。
『〇〇されるとママは悲しい』という気持ちを伝えるとか。
無理をすることはないのです。怒鳴る日だってある。しょうがない。そういう場合はこどもへのアフターフォローは必要かとは思いますけどね。
つらい日はなるべく休みましょう。隙を見つけて自分かやってみたいことを考えてみましょう。そうすると案外心が軽くなりますよ。
▼今日のスタエフもそんな話でした。

というわけで、ここで終わりたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。

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