見出し画像

清涼飲料水の糖分に要注意! その量と種類を詳しく解説します!

はじめに


暑い日が続くと、喉が渇いて何か冷たいものが飲みたくなりますよね。自動販売機やコンビニで手軽に買えるジュースやコーラなどの清涼飲料水は、甘くておいしいですし、スポーツドリンクなら水分補給にも良さそうです。

しかし、これらの清涼飲料水には驚くほど多くの糖分が含まれています。一見体によさそうなものでも、実は隠れたカロリー源であり、肥満や生活習慣病の原因になっているかもしれません。

この記事では、清涼飲料水に含まれる糖分の量や種類について詳しく解説し、その体への影響や減らす方法についても紹介します。清涼飲料水をよく飲む方は特に必見です。最後まで読んで、健康的な水分補給を心がけましょう。

清涼飲料水に含まれる糖分の種類と量

清涼飲料水には、さまざまな種類の糖分が含まれています。主なものは以下の通りです。

果糖:果物やはちみつに多く含まれる糖分で、甘味が強く、カロリーは4kcal/gです。コーラやジュースなどには、コーンシロップや果糖ぶどう糖液糖という形で添加されています。果糖は肝臓で代謝されるため、過剰摂取すると内臓脂肪の増加や高尿酸血症などのリスクが高まります。

・ブドウ糖:ぶどうや米などに多く含まれる糖分で、甘味は弱く、カロリーは4kcal/gです。ブドウ糖は体内でエネルギー源として利用されるため、運動前や後に摂取すると効果的です。しかし、過剰摂取すると血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が増えて脂肪が蓄積されやすくなります。

・果汁:果物を絞った液体で、果物の種類によって含まれる糖分の量や種類が異なります。一般的には果糖とブドウ糖の割合が半々くらいです。果汁にはビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれていますが、食物繊維はほとんどありません。そのため、果物そのものを食べるよりもカロリーが高くなります。

・甘味料:人工的に作られた化合物で、自然に存在する糖分よりも甘味が強く、カロリーが低いかゼロです。アスパルテームやスクラロースなどが代表的です。甘味料はカロリーを気にする人に人気ですが、安全性や健康への影響については議論があります。

では、これらの糖分が清涼飲料水にどれくらい含まれているのでしょうか? ここでは、日本でよく飲まれる清涼飲料水の代表的なものをピックアップして、その糖分の量を見てみましょう。


  • コーラ :53.0 g / 500mL ;角砂糖13.3個分 

  • オレンジジュース :49.0 g / 500mL ;角砂糖12.3 個分

  • スポーツドリンク :27.5 g / 500mL ;角砂糖6.9個分

ここからわかるように、清涼飲料水には驚くほど多くの糖分が含まれています。特に、コーラやジュースなどの炭酸飲料や果汁飲料は、ペットボトル1本で10個以上の角砂糖に相当する糖分を摂取することになります。これは、一日に必要な糖分の量(男性で70g、女性で50g)の半分以上にもなります。

清涼飲料水を飲むときは、その量に注意しましょう。

まとめ

この記事では、清涼飲料水に含まれる糖分の量と種類について詳しく解説しました。清涼飲料水には、果糖やブドウ糖、果汁や甘味料などのさまざまな糖分が含まれており、その量は角砂糖10個以上にもなります。これは、一日に必要な糖分の量の半分以上にもなります。清涼飲料水を飲むときは、その糖分の量に注意しましょう。

次回は、清涼飲料水の糖分が体に及ぼす影響と減らす方法について紹介します。その糖分は、血糖値やインスリン、内臓脂肪などに悪影響を与え、肥満や糖尿病などの生活習慣病や、ペットボトル症候群という急性合併症のリスクを高めます。その危険性と対策をわかりやすく紹介しますので、お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?