新技術!3次元オンライン診療技術!
YouTube「リハビリ・ラボ」では今回の記事を動画で紹介をしています。
さてさて、オンライン診療がこのコロナ禍で一気に進んだ感がありますよね。
これまでオンライン診療は必要だ!と言われながらも今一つオンライン診療は浸透しませんでした。今回のような感染症があったメリット(?)があるとすればオンライン診療技術の発展と一般社会への浸透です。
今回の日経メディカル(2020年9月21日)では、このオンラインを更に1歩進めるような新しい技術について紹介されていました。
その新技術とは「3次元オンライン診療」です。
3次元?オンライン?どういうこと?って思いますよね笑
患者と医師は別の部屋にいるのに、あたかも相手が目の前に座っているように見えるmixed realityの技術を使っているようです。
患者と医師はヘッドマウントディスプレイと、モーションキャプチャーを装着した状態で行います。
そうすることで目の前に相手があらわれ、また四肢の動きも観察することが出来るというのです。
詳しくは動画を見てください。
この技術が従来のオンライン診療と大きく違うところは全身を観察できるということです。それも3次元で。
これまでのようなテレビ会議形式では顔をみることしかできませんでした。腕や足を見せようとしてもPCやスマホをその位置に持っていかないといけないなどの不便さもありました。
でも今回、順天堂大学が開発した技術であれば顔だけでなく、全身を観察することができる、それも3次元で。
そのため患者をより詳細に診察ができるということなんですね。
実際、パーキンソン病患者のUPDRSの検査ができたなどの成果も得られているようなんです。
これはすごいですよね。
こうした技術の進歩がどんどん医療のあり方を変えていくと思います。
そして5Gがそれを後押しすることでしょう。
医療現場で働く者としても、こうした新技術からは目が離せませんね。
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