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太るスパイラル思考から考える、幸せになる思考。

僕は大学生の時から体重は3キロくらいしか変わっていません。筋トレを始めたから筋肉量の分は増えて当たり前だし、体型も今の体型が好きです。

では特殊なトレーニングとか食事節制をしているかと言うと特にしていません。元から野菜が好きな上に牛肉のアレルギーがあるので野菜中心の食事なのは事実です。

あと豆腐やもずく、そばなどカロリーが低い食事が好きなのも1つの要因かもしれません。

ですが、ビュッフェなどでも量は人一倍食べますし、休みの日は1日5食くらい食べるし、甘いものは大好きです。
寝る前にポテトチップスやクッキー1袋くらい平気で食べてから寝ることもよくあります。

「何故太らないの?」とよく聞かれます。仕事柄、運動量があるからかもしれませんが両親は太ってダイエットをお医者さんから薦められているので体質遺伝ではない。では何か?

自問自答してみてわかったのが自分は幸せホルモンの分泌バランスがよいのではないかと思いました。それにより暴飲暴食に走らない傾向があると思われます。
いや、厳密には暴食もしますが、それは体が欲しい!と言っている時だけします。昨日も夜、食後にスタバでケーキを4つ食べました(*´-`)
店員さんに「全て店内でよろしいですか?」と聞かれてしまいました(恥かし💧)

なので実体験を元に「自分は何故太らないか?暴食をしない方が良いとわかった時はやめられるか?」を仮説をたてて書いたものであって、太っている人が全てホルモン不足による物ではないことを先に記しておきます。

カウンセリングでも暴飲暴食の相談はたまにあります。
もし思い当たる方の助けになればと思って誰もが見るnoteに書いたのと、幸せホルモンについてはお伝えしたい内容だったので今回まとめてみました。

あと先に1つ。
夏でも飲み物は冷たいものは飲みません。せめて常温。
そして糖分の入った物は飲みません。
飲むのは運動の後か仕事の帰りに倒れそうな時くらいです。水分に溶けた糖分は吸収がよいため、これはすぐに出来るおすすめの習慣です。

では本題へ

<● 欲求不足による食欲変化 ●>

人の幸せホルモンは3種類あります。

セロトニン、ドーパミン、オキシトシン。
なんとなく名前は聞いたことがあるかもしれません。

ただこのホルモン、分泌の順番を間違えると太る要因になりうるのです。

まずはその違いからご覧ください。

このように、安心、高揚感や達成感、愛情や自己肯定感と
脳が感じる幸せにも色々種類があり、それは分泌される物質がそれぞれ異なると言うことです。

では分泌のきっかけなど、より詳しく見ていきます。

 作成 椎名竜仁(無断転載禁止 2021/5/25)

つまり人は色んな要因で幸福感を感じる機会を得ているということがわかってもらえたでしょうか。

感動した時、かわいいと感じる物を見た時、欲しいものを手にした時、ただ気楽に話せる仲間と笑いあった時、努力が実った時、人に認められた時など多岐にわたります。

ではその幸福感を1本のゲージで考えてみてください。ここでは100%をマックスにした満足ゲージとします。

あなたはセロトニン、ドーパミン、オキシトシン、
どの割合が高いですか?またどの分泌が足りないと思われますか?

それを知ることが実は幸せな人生を送るためにもとても大切なことなのです。
また自分はどのホルモンの分泌が好きかを知ることもとても大切なことなのです。それにより太るスパイラルも解消できます。我慢ではなく思考するダイエットです。

人はこの満足ゲージを100%にしようとします。
当たり前ですよね。

ではセロトニン分泌が多く穏やかなゲージが40%を占めていたとしましょう。その他に生きるための必要な食欲や睡眠欲求等を生命維持に必要な欲求20%入れてみましょう。残り20%が仕事の成功やライブで興奮するドーパミン欲求、恋人との楽しい時間20%とすると100%になります。

この中でどの割合が高い方が幸せかは人により違いますが、自分の欲する欲求が充たされない時、90%になってしまった時、どうなるでしょうか?
セロトニンが足りなくなると身心に影響や不安が出てきますし、ドーパミンが足りないとやる気がなくなります。オキシトシンが足りないと充たされない気持ちになったりします。

そこで、不安原因を転換して唐突な行動に出たり、やる気がなくなり引きこもりになったり、誰かに自分の心の穴を埋めて欲しくて性的な瞬間的な従属を求めたりしてしまいます。

それをふせぐために100%にするべく何かの分泌を欲しがります。ただ、スキンシップなどで分泌しやすいセロトニンやオキシトシンは他者との関わりが必要な場合も多いです。
セロトニンは芸術や感動など1人でも増やすことができますが、それは僕が書かなくてもネットに有名な先生が沢山書いてらっしゃいますのでご参考にして下さい。

オキシトシンは繋がりから分泌されやすいため、安易に人と交際してトラブルになったり、友情を築くのが苦手な人だと分泌されにくいため、一番走りやすいのがドーパミンです。

80年代のジュリ扇(じゅりせん、と読みます)振り回すクラブなどで鬱憤ばらしなどもその1つだと思います。
他に買い物での充足感やマウント取りでの疑似成功感などもあります。

ですが、憂さ晴らしは一時的で根本的な解決はしないため、その後現実と向き合わないといけなくなります。
物欲はお金に限りがない人以外は買えないときにかえってストレスが増えたりします。
マウント取りも自分より下の人と見下してるだけで、自分よりすごいと思う人に勝つことで達成感や勝利の満足を得られるわけではないので、結局今の自分を再確認するだけの行為に終わってしまいます。

そこで一番走りやすいのが食欲によるドーパミン分泌です。
誰にも迷惑をかけず、誰とも比べず、1人でも欲求を充たしてくれるからです。
お酒に走るよりは自分の社会生活や人間関係に与える悪影響も少ないため、手軽に充足感を得られると思います。

ただ、それも一時的なことであれば「今日は幸せ!」で終わるのでいいのですが、
そもそものストレスの原因や足りていない幸せホルモンの種類がわかっていないと、根本的な解決にはならないため
永続的に続いてしまう可能性があります。

それが「わかっちゃいるけどやめられない」食べ過ぎを続けてしまう原因ではないでしょうか?
そして痩せたいために我慢ダイエットをして余計にストレスを溜めてしまうこともあります。

痩せることが嬉しいと言う気持ちに変わるとセロトニン分泌が上がり自然とダイエットが楽しくなり、痩せるために必要な事が運動や食事を含め楽しくなるはずです。

楽しいことは続きます。
結果、痩せられるのだと思います。

これが僕が太らないスパイラルにいる思考ではないかと思います。

僕は毎日鏡で顔や体型をチェックして「今日もきれい」と褒めてます。でも実際問題が発覚した時は筋トレやお肌の手入れが必要と脳に指令を送ります。

ダイエット中の方も、
痩せてキレイになっていく自分を褒めたり、
努力を達成感として受け止めていくことが必要だと思います。

もしくは根本的に幸せホルモンの分泌に問題があると感じられた方は
そもそも自分はどのホルモンが足りてなく不満なのかを考え解決策を見つける事が我慢ダイエットより有意義だと思います。

早速あなたの満足ゲージはどの幸せホルモンが何%あるか
考えてみてください。また自分はどの幸せホルモンが好きかも。そのホルモンを分泌させるために1つの方法にこだわらず、他の方法でそのホルモンを分泌させる手法を考えてみてください。

あと頭で食べないで体で食べる。つまり意識や習慣(毎日この時間に食べてるから等)の「食べたい」で食べないで体が「必要」と思う分量を食べる。それが多く必要と体が言うときは沢山食べてもいいのだと思います。

最初に戻りますが、順番が大切と書きました。
つまりドーパミンが先立つと食欲や買い物欲求に走りやすくなります。オキシトシンが先立つと心が穏やかでない所に愛情を求めてしまい、承認欲求や快楽思考が強くなり「いつも何かを求めている」状態になる可能性もあります。

最適と言われているのが
セロトニン→オキシトシン→ドーパミン の順番です。

ただこれも順番の話です。

割合は人により様々です。
元々勝負事や、スポーツで活躍したいならドーパミンが必要になりますし、恋愛や恋人、家族を大切にした人生にしたいならオキシトシンが多く分泌される状態が必要でしょう。
セロトニンが多すぎて優しいため目立たない性格になる可能性もあります。

つまりはあなた自身がどういう生き方と考え方をして、どういう人生を歩みたいか?
そのために必要な割合はどれくらいかを考えることが何よりも大切な事です。

図解説でも書いたように、セロトニンとドーパミンはバランスが大切です。ドーパミンが多く必要な職業の人は%は少なくともセロトニンを分泌させる時間を生活に組み込むほうがよいでしょう。

またセロトニンたっぷりすぎてのんびり屋すぎる、
もう少し主張もしてみたい人ならドーパミンを分泌する体験を増やすといいと思います。

どれが良い、どれが悪い、は幸せホルモンにはないのです。全てが人としての成長や生活の充実に必要な物質です。
それを理解して満足度を増やし、
食欲による高揚感で他の分泌の穴埋めをしない方法を考えてみてはいかがでしょうか?

おまけ
ここからは個人的な意見です。

僕は音楽が大好きですが、
音楽の種類により出る物質は変わると思っています。

疲れて心安らぎたい時はセロトニンが出るような喉かな音楽を聞きたいし、興奮したい時はバンドのライブや音源で頭を振りまくり暴れてドーパミンガバガバ分泌させます。
またオキシトシンを分泌させたい時はセッションや音楽仲間と音楽の話に花を咲かせたりします。

あと余談ですが
元々太りやすい体質の人は勿論ポッチャリします。
でも幸せホルモンの多いポッチャリしてる人は輝いています。それは自分の中の幸せホルモンの分泌のバランスがいいため、体質的に太ってはいるけれど、幸せホルモン要素で充たされているのではないかと思います(これはあくまで個人的な主観です)

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