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【スピリチュアル】ゲシュタルトセラピーの「気づき」を意識してみてはいかがでしょうか?

【スピリチュアル】ゲシュタルトセラピーの「気づき」を意識してみてはいかがでしょうか?

こんにちは!

突然ですが、日々の生活で「気づき」を大事にしていますか?

気づきを大事にすることで、生きていくうえでの指針を得ることもできますし、

悩みの浄化や自己の成長にもつながるのです。

ここでは、そんなことを考えてみましょう。

実は、「気づき」を中心に据えた心理療法があります。

ゲシュタルトセラピー(ゲシュタルト療法)といい、精神科医のフレデリック・パールズが提唱しました。

パールズは「気づき」というのが、人にとっては本質的だと考えたのです。

あなたは日々の生活で「気づき」を意識していますか?

そういえば、、

スピリチュアルでは瞑想による「インスピレーション」や「メッセージ」を大切にしますよね。

そのような「インスピレーション」は、神や天使、ハイヤーセルフなどの超越的な存在から降りてくるとされています。

一方、

ゲシュタルトセラピーは、学問としてのゲシュタルト心理学にもとづいた、あくまで現実世界で起こる「気づき」です。

このことは、

「気づき」や「インスピレーション」といった現象に対して、

現実世界の出来事と解釈するか、
超越的な存在からのメッセージと解釈するか、

解釈が違うだけで同じ現象を扱っているともいえます。

そのような意味で、

解釈として「超越的な存在」と「現実世界」の違いはあるとはいえ、

どちらも「気づき」や「インスピレーション」を大事にしているという点において、スピリチュアルとゲシュタルトセラピーは相性がいいと言えるのです。

相性がいいことから、スピリチュアルに慣れている人にとって、ゲシュタルトセラピーは実践するのに向いているでしょう。

(もっともパールズ自身はスピリチュアルとは関係なく、心理学や心理療法の一環として行っていましたが)

それでは、

ゲシュタルトセラピーの「気づき」について、もう少しお話しさせていただきます。

パールズは、「今、ここ」での気づきを大事にしました。

ちょっと考えてみてください。

時間は過去から未来へ一方的に流れていきます。

私たち自身は「現在」にしな生きられません。

が、、、

私たちの心はどうでしょうか?

昨日、こんな嫌なことがあったなぁ… とか、
明日の仕事はうまく行くかなぁ… とか、

過去や未来のことに思いを巡らせていませんか?

つまり、

体は「現在」を生きているのに、心の中では「過去」や「未来」のことばかり、つい考えてしまうということ。

これでは「現在」を生きているとは言いにくいですよね。

たまからこそ、

「今、ここ」を生きることが大事なのです。

ゲシュタルトセラピーは、1960年代のアメリカで精神性を求める人々の間で流行し、ある種のムーブメントになりました。

パールズはカリフォルニアのエサレン研究所でセッションやセミナーを行い、エサレン研究所はそのような人々の間の聖地のように見なされました。

実は、

その流れが現在の自己啓発やスピリチュアルにもつながっているのです。

つまり、パールズのゲシュタルトセラピーの活動は、自己啓発やスピリチュアルの大きな源流のひとつなわけですから、相性がいいはずですよね。

パールズは自由気ままな性格だったようです。

そのようにパールズはエサレン研究所で、人々の魂の救済のようなことやっていました。

(一方、パールズの奥さんや仲間たちは、ニューヨークであくまで心理療法の一環として、手堅くゲシュタルトセラピーを行っていたといいます)

   〈 フレデリック・パールズ〉

ところで、

「気づき」というのは英語では「awareness」といいますが、いま話ししましたように、「現在」を生きるために大事なことです。

すなわち、

「今起きていることについて気づく」

ということなのですが、

これは癒やしにもつながるのです。

ただ、

過去の心の傷を修復するためには、「感情」を流すことも必要です。

過去の傷を癒すために、パールズは「気づき」だけでなく、感情を吐き出すことも重要視しました。

悲しい感情をすべて吐き出し、
泣きたければ泣けばいい。

そう考えたのです。

過去の傷を癒し、心を浄化し、現在を生きる

まさにスピリチュアルにも通じますよね。

扱っているテーマはスピリチュアルと共通しているように思います。

スピリチュアルでは、過去の傷を癒やすことを、傷ついたインナーチャイルドを癒やすといいます。

逆にいえば、

インナーチャイルドを癒やすために、ゲシュタルトセラピーの手法が有効だともいえるのです。

というわけで、今回はゲシュタルトセラピーとスピリチュアルの相性がよいということをお話しさせていただきました。

それではまた!


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