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【レビュー】バーバラ・ブレナン『究極の光の手』

『コアライトヒーリング  究極の光の手(上)(下)』(河出書房新社) は、バーバラ・ブレナンの最後の著書です。

『光の手』『癒しの光』『コアライトヒーリング  究極の光の手』の順に出版されました。

『光の手』『癒しの光』が出版されてから、長い年月の後、出版されました。

最初私は『光の手』と『癒しの光』を上下巻で4冊、合わせて 1000ページ以上もの膨大な量を熟読し、バーバラのオーラ論を学びました。

そんなこともあって、『コアライトヒーリング  究極の光の手』が出版されたとき、すぐには購入しませんでした。

さすがに『光の手』と『癒しの光』で 1000ページ以上も読んでいるので、もういいだろう。

さらに新たに上下巻で 400ページ以上読むのは大変な労力を必要とします。

バーバラの本はガッチリしていて、読むのが大変!

「新作とはいえ、前2作と似たようなことが書いてあるのかな?」

と勝手に想像していました。

とはいえ、出版されて2年近く経った頃・・・。

さすがにそろそろ読もうと思い、上下巻を購入し、読み始めました。

すると・・・。

私の勝手な思い込みは見事に打ち砕かれました。

軸となる理論は同じままですが、前2作とはまったく違う切り口で書かれているのです!

しかも前2作より読みやすい!
(特に上巻が読みやすい)

長い年月のためなのか、編集部や側近など誰かのアドバイスなのか、バーバラらしさはそのまま残しなかまらも、前2作と比べてずいぶん構成が変わりました。

ぜひ読むべき、素晴らしい内容です。

前2作との大きな違いですが、それはズバリ現代的な視点で書かれているということ。

「インナーチャイルド」「トラウマ」「引き寄せ」「霊的な世界」「呪い」など、近年のスピリチュアルに馴染みがある人には、とっつきやすい内容となっています。

もちろん、前作2作にもそのようなことは書かれているのですが、今作ではそのあたりが前面に押し出されて、最近のスピリチュアルに馴染みがある人にはより読みやすい内容となっています。

ただ、それは比較の問題です。

前2作を読んだ人にとっては、とても読みやすく頭に入りやすい印象を受けますが、

一方、初めてバーバラの本を読む人にとっては難解な印象を持つかもしれません。

前2作と比べると読みやすく、実践しやすい内容になっていますが、バーバラの本はやはり重厚な魅力を放っているという意味です。

なので、ガッチリ時間をかけて、じっくりとバーバラの理論を学びたい人にとっては、前2作を読んだ後、本書を読むことをお勧めします。

一方、まずはバーバラ理論がどんな内容なのか触れてみたい! という方にとっては、本書から読むことをお勧めします。

本書の特徴として、前2作ではそれほど深堀りしていなかったテーマにも、ズバッと踏み込んでいることです。

「オーラの第4レベル」「呪い」「死ぬということの霊的な捉え方」など。

まさかここまで踏み込んでいるなんて、本書を読み始めるまでは想像もつきませんでした。

そのような意味で、前2作とは違った視点で、興味深い文献だといえます。

また、本書の特徴として、導き手のヘヨアンがかなりフィーチャーされています。

このことは、前からヘヨアンのことが密かに気になっていた私にとっては、驚きでした。

前2作においても、もちろん、ヘヨアンは欠かせない重要な存在です。

ただ、バーバラのあまりにもガッチリした重厚なオーラ論が前面に押し出されていたため、個人的には、

「もっとヘヨアンを前面に押し出したらいいのになぁ」

と思っていました。

ヘヨアンは見えない存在だけに、とても気になっていたのです。

すると、本書ではバーバラだけでなく、ヘヨアンもかなり前面に押し出された構成になっているではありませんか!

誰か周りの側近の方がアドバイスしたのでしょうか?

そんなことから、本書はヘヨアンファンの方々にも満足の内容となっています!

というわけで、本書は現代的な視点で書かれていて、近年のスピリチュアルに慣れている人にも馴染みやすく、

前2作では詳しく触れていなかったテーマにも踏み込んでおり、

それでいて、バーバラ理論の全体像を理解することができ、日常生活にも実践しやすい

という特徴があります。

そのような意味で、バーバラの3作のうち、本書から読み始めるのも良いでしょう。


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■ 執筆者 : フランシス

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■ フランシスの電子書籍(ペーパーバック)

スピリチュアルと心理学で夢を叶える法則
一歩踏み出す「想い」を大切にする
(ココCLAFT出版)

一歩踏み出すというテーマで、フランシスのストーリーを軸にした物語。

心理学と組み合わせて、スピリチュアルを実践したい方に向けて、書かれています。

本書に書かれているスピリチュアルの内容は、バーバラ・ブレナンのオーラ論にもとづいています。

スピリチュアルと心理学を実践し、夢を叶えるエッセンスをお伝えする内容となっています。

日常生活で実践したい方はぜひどうぞ。


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