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テレビやめます ♯2

わたしはテレビっ子だった。

テレビなしでは生きていけないほど

テレビが大好きだった。

昔はテレビ欄の暗記をしていて

今日は何があるかを正確に家族に

伝えていた。

歌番組、お笑い、ドラマ、映画、

スポーツ、ドキュメンタリー、

アニメ、なんでも映し出すテレビに

目がキラキラしたものだ。

何を疑うことも無く、今年の3月頃

までは今まで通りテレビは必需品。

ビデオは同時録画出来るものがあり、

アレ見て...コレ見て...次はコレ見て...

その次はコレを見る。

そんで...こっちの番組は録画して

これも録画して...

と朝から晩までテレビづくし。

テレビに取り憑かれていることが

幸せとまで思っていた。

朝の7時から10時までは報道番組、

10時からは昨日撮ったビデオをみて、

午後からはまた報道番組、2時頃からは

また撮り溜めたビデオをみて夕飯の

支度をしながらも常にテレビはON状態。

19時からはその日 楽しみにしている

番組をみる。

楽しくて楽しくてたまらない毎日は

テレビがあってこそだった。

それがガラリと変わったのは

コロナだった。

朝から晩までコロナ情報。

死亡数を伝え 感染者を報告してくる。

朝に楽しんでいた報道番組では

恐ろしいことしか言わなくなり

みんな深刻な顔をしている。

それを見ていた私は怖くなって

生活が一変。恐怖で頭がいっぱいに

なった。

撮り溜めていたビデオの中に

収録が出来なくなり中断してしまった

番組があってそれからビデオを撮るのを

辞めた。

午後からの情報番組も不安げな顔をした

人達が恐ろしいコロナの話を毎日毎日

話していた。

お楽しみの19時からの番組は

リモートになったり 出演者が離れて

会話していたり見るもの見るもの

コロナを思わせるものばかり...

コロナの恐怖を忘れたくてもテレビを

つければ思い出す場面で溢れている。

テレビをつけるとだんだん具合が悪く

なっていくのがわかった。

テレビとは楽しいものだと思っていた

のにつけるのを辞めるようになった。

楽しいはずのテレビがコロナ騒動で

楽しくないもの

に変わってしまった。

そうすると今まで見ていたニュースも

怖い内容ばかりだと気がついた。

人が刺された!騙された!火事!

洪水!交通事故!自殺!強盗!

大好きだったテレビが嫌いになって

しまった。

わたしは一方的に情報を伝え続ける

テレビを辞めYouTubeを見るようになった。

YouTubeは自分の好きなジャンルを

選択して見ることが出来る。

コロナという恐ろしいとされている

ウイルスはどこへやら。

みんな笑って楽しく好きなことを

発信している。

私はだんだんと明るい思考に変わって

いった。コロナのことも頭から消えて

いった。

ネットニュースも自分で選択できるから

怖い内容のニュースはスルーしている。

クリックしなければ出てこないわけなので

読まなければ情報は入ってこない。

私にとって知らなくてもいい情報まで

知る必要は無い。

知ってしまうと怖くなったり

余計なことで頭がいっぱいになり

楽しいはずの毎日まで暗くなる。

携帯の中は自分で選択出来ることで

溢れている。

このnoteもそのひとつ。

自分の好きな情報を選択できるように

なったこの時代は素晴らしいと思う。

今は 朝から子供が帰ってくる17時までは

テレビはOFF。

ビデオもほぼ撮っていない。

1週間のうちで1番組だけ見るテレビがある。

日曜日の10時「ワイドナショー」

1週間の出来事が分かるしダウンタウンが

昔から好きで松ちゃんが面白いことを言う

と楽しい気分になれる。

この番組だけ見ることにしている。

わたしはテレビにはもう戻らないだろう。

そしてそれに気づかせてくれた

コロナは悪なのか善なのか...。

大好きなテレビよ。さようなら...

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