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疎遠の父、たどり着けず ☆介護~癒し☆

東京も暑いし、関西も暑い!

普段、汗とはほぼ無縁の生活をしている私でさえ、いちいち汗をかきます。。

そんな中、母の初盆を無事終えることができ、ホッとしています。

そして、

不思議な引き合わせ

お墓を後にしようとしたその時、「◯◯(私の名前)さんですか?」と声をかけられたのです。

母が、生前親しくさせていただいていたご友人の一人。

同じ墓地内にお墓があることは聞いていたのですが、声をかけて下さったのは、そのご友人のお姉さんのお嬢さん。

お父様が、母と同じような時期に亡くなり、初盆でいらっしゃったとのことでした。

お墓で声をかけられるなんて、生まれて初めて(笑)

お盆はやっぱり、あちらの世界にいる方たちがみんな、こちらの世界に意識を向けるのかしら?!

不思議な思いつき

そして、初盆で関西に帰省中に、私は初めて、父が住んでいるであろう四国まで足をのばしました。

こちらも不思議ですが、何となく行ってみようと思ったのです。

高速バスのチケットをとり、淡路島を経て、四国まで。

母や祖父母の写真に「行ってきま~す!」と声をかけて、約1時間半の旅。

海があり、橋を渡り、島を通り抜けて、また海があり・・・。

とにかく景色がきれいで、まるで遠足でした(笑)。

メインの駅で、いろいろと散策したり、何かあった場合に交通網はどうなっているのかをチェック。

関西も暑いけど、四国も暑い!!

ランチの後は、父の住んでいるであろう最寄り駅までJRで移動。

30分に1本の運行。

切符を買って乗車。(昭和の時代にタイムスリップしたみたいです)

昔ながらの電車なのか、「電車って、走ると、こんな音がしたっけ・・」と思っていたら、到着。

ホームのない駅に降り立ちました。

昭和の”電話ボックス”のような切符売り場はあるものの、切符は乗っていた電車の乗務員さんに渡すというスタイル。

何だかすべてが新鮮だ!

そして、不思議な引き離し

グーグルmapによると、父の住居までは、徒歩で15分程度。

しかし、本当に住宅地なので、目印になる建物がない・・

もともと”地図が読めない女”なのに、よくこんなことをしようと思いついたものだ(笑)。

5分も経つと、携帯があつ~~くなってきて、「もう少し頑張って!」と携帯にも自分にも声をかける。

こんなところで、携帯を持ちながら歩いていると、地元の人じゃないと一目でわかるし、怪しまれないだろうか・・と妙にソワソワ。

東京やら関西やら、そのあたりとは、全く異なるエネルギーを感じました。

途中、曲がるところを間違え、行ったり来たり。

帰りの電車も30分に1本。ホームなし。頭にチラつきます。

そして、本当にあと一息、この角を曲がれば、そこにあるはず!!

・・ところが、、

曲がると空き地で・・もう1回元に戻ってみようとすると、全く先ほどと違う景色が広がっており・・

どうしよう(泣)・・どうしよう(泣)・・こんなところで、迷子になってしまって・・

と思っていたら、タクシーが!

「空車」

思わず呼び止め、「駅まで行ってもらえますか?」と言葉が出ました。

後で考えると、家までお伺いし、「ピンポーン」と鳴らすつもりもなかったのに、こんな旅をしたのは我ながら興味深い行動だと、「ふふ・・」と笑ってしまいました。

そして、このような住宅地に空車のタクシーが通りがかるなんて・・それも不思議。

助け舟を出したのは、母だろうか??

母に意識を向けると、「そのへんでええんちゃう?」と言っているような感じがして、、これはこれでよかったのだと感じました。

真夏の"素晴らしい旅"でした!






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