自己紹介 ~人事愛あふれる帰国子女~
はじめまして。「とある外資人事」です。
長年、見る専でnoteを楽しませて頂いてきましたが、あるきっかけから重い腰上げて自分も書いてみようと思いました。
20年以上前、まだアメリカに住んでいた学生時代、毎週ブログ配信をしたり、HTMLでホームページを作ったりと、せかせか創作活動に励んでいました。思えばとても楽しい学生時代でした。
その頃は、日本でのインターネット人口普及率は3割程度で、「個人が発信する」のは世間でもそこそこ早い方だったはず。読者は30代前後の日本のサラリーマンが多かったようで、遙か彼方アメリカから届く「調子にのってる帰国子女の独り言」を楽しんでくれてるみたいでした。
でもその後大学を卒業、就職、結婚、出産、ママ友付き合い・・・などなど言い訳を挙げればキリがないですが、だんだん世間体を知り、丸くなり、「空気を読む人」になり(いや、読めてない)・・・。
そして仕事と家庭と日々に追われ、創作活動なんて彼方に忘れきっていました。
ですがあることをきっかけに、創作活動どころか自分の思考もマンネリ化して、これは何とかしなくてはと思うように。色々な取り組みをする中で、noteを始めるというところに至りました。
このnoteは、そんな私の人事愛あふれる備忘録です。思考を鍛えるために、せかせか書いていきます。
たまに、口悪いです。
たまに、超ネガティブです。
そして、たまに日本語ヘンです。
でも、正体ばれないギリギリのラインで本音で書いていこうと思います。(見る人が見れば分かるのは覚悟w)
※2024/3/8 追記 サイトマップを作りました
初投稿の今日は、もう少しだけ自己紹介させて頂けたらと思います。
自己紹介ってどうやってすればいいんだろう?と思い色々な方のを読ませてもらったのですが、こちらのIvyさんの形がすごく好きだったので、(一部)拝借させて頂きました。
1.名前
※以前は「いもこ」で投稿していました。今は「とある外資人事」で投稿しています。
「いもこ」は小学校3年生の時に転校先の友達がつけてくれたあだ名です。背が低くて後から来たから「いもうと」をもじって「いも」でした。発音は、⤴↘。ポテトではないですよ。
転入初日に、友達10人を家に連れていき母親をびっくりさせるという偉業を達成。(でもその半年後にいじめにあいましたw まあその話もまた今度。)
2.生い立ちと現在
生まれは東京。今も東京です。生まれた土地が大好きで結婚後に戻ってきました。
というのは完全に表向きで、子育てを親のヘルプに甘んじる気満々で、実家から5分のところにマイホームを構えました。それも子どもができる前の「不妊治療中」に。
今から思えばとてつもないリスクでしたが、その頃は不妊治療開始から半年で、養子のことも色々調べていた時期でもありました。外資勤務だったので、周りには養子をもらう人や、精子ドナーで子どもを3人出産した海外の同僚などもいて、養子を考えるのは自然な流れでした。(その後妊娠して出産しました。)
話を戻して生い立ちですが、子どもの頃はとにかくわんぱくで、一番覚えているのは兄弟とのキャッチボールです。また母親が3人の子どものPTAを掛け持ちでしょっちゅう家にいなかったので、鍵を忘れた日は自宅の2階にある自分の部屋まで、壁と屋根をよじ登っていました。
小学生の頃、父親の転勤で、一時期札幌に住みました。校庭に作られた大きな雪山を滑ったり、スキーウエアを着てスクールバスで登下校したのは良い思い出です。今でも札幌は大好きです。
でもそこで身についた方言が理由で、後に東京でいじめにあうので、人生なにがあるか分かりませんね。
小学校卒業後、父親の転勤でニューヨークへ移り住みました。ローマ字で自分の名前さえ書けないような13歳が、いきなり現地校へ。笑いあり涙ありと言いたいところですが、最初の2年間は涙しかありませんでした。
でもこれが私の人事愛へと続いていくことになりますし、今の私を形成しています。プロフィールにも書いている、私のライフワーク「世界で戦える日本人を育てること」は、まさにここが始まりでした。
どうやって乗り越えたのかは追々紹介させて頂くとして、暗黒の中高時代をなんとか生き抜き、そのまま現地の大学に進学しました。
思い返せば、この頃が一番尖っていて、ディベート大好き人間でした。経済哲学を専攻し、「存在とは」とか「世の幸せとは」とか答えのない問いを語り考えるのが楽しい日々でした。
毎週、計1000ページにも及ぶ課題図書を読み、何十枚もエッセイを書き、クラスでは意見をバシバシ言い合いました。とにかく刺激に満ちあふれていました。
毎週配信していたブログのネタに困ることもなく、その週に学校で学んだこと、それに対する自分の考え、他の学生の考え、教授の問い、書いても書いても書き足りないほど、脳みそが常にフル回転でした。
そして順調に人事愛も育まれ、いくつもの事業会社の人事部でインターンをし、無事人事に就職〜!
・・・というわけにはいかず、紆余曲折あり新卒では人事以外の就職となり、回り道を経て、8年越しにようやく人事の仕事に就き、10年目。今に至ります。
2人の子供を育てながら、仕事に家事に追われ、"Uncomfortable Zone" の体験も減り、どんどんと丸い人間になっていく自分が怖くなる日々。
これは強制的に刺激 = Input を増やし、かつ思考を鍛える = Output が必要、そのために note を始めて自分を強制的に追い込もう!と思い、今こうして書くに至ります。
3.好きなこと、趣味
◎ピアノ
私の人生にとってピアノは欠かせません。暗黒のアメリカ時代を乗り切れたのはピアノや音楽仲間がいたからでした。賞を頂き海外演奏へ招待されたこともありました。高校時代からは作曲もするようになり、大学では作曲家クラブに入っていました。
ちなみに特技はCMで流れてる曲をその場ですぐ弾くことです。
◎一人カラオケ
一人カラオケが好きというより、大人数で行くカラオケが苦手という方が正しいです。歌を歌うのは好き、でも人が歌ってるのに興味はないし、選曲で気を遣うのが面倒。一人カラオケは最長6時間を記録。ニューヨークにはカラオケがあまりなかったので、一時帰国するたびにカラオケに通い詰めてました。
◎整理整頓
365日のうち350日は、所構わず散らかっているのですが、なぜか数週間に一度、無性に整理整頓したくなり、その日は何時間でも没頭します。B型だよね、わかる〜!と言われるのですが、どうなのでしょう。血液型は信じたくないですが、言われると納得してしまうタイプです。
◎裁縫
学生時代は自分で洋服を作ったりしていました。特にピアノのコンサートに出るときやパーティーに出るとき、アメリカに売っている服はあまり好みではなかったので、母親に作ってもらったり自分で作ったりしていました。
娘が生まれてからは、娘と一緒に生地を買いに行ったり、ディズニープリンセスのドレスや登園・登校グッズを作って楽しんでます。
4.コンプレックス
日本語と英語、どっちつかずです。
よくアイデンティティクライシスと言うように、自分自身が何者なのか(アメリカ人なのか、日本人なのか)で悩む帰国子女も多いそうです。
私もその傾向はありますので、そのことは近いうちじっくり書きたいと思います。
ですがそれよりも切実なのは、実は語学です。
私の日本語を聞いた日本人、そして英語を聞いたアメリカ人、どちらも「ネイティブ」だと思うと思います。でもそれがまさにコンプレックスの原因なのです。
聞こえがネイティブだと、中身もネイティブを期待されます。確かに9割はネイティブなりに話せるのですが、残り1割は、単語が出てこなかったり、絶妙なニュアンスで伝えられなかったり、なんとも「惜しい」のです。
私を外国人だと思ってくれていれば、「うんうん、その言い方は難しいよね、わかるよ」と相手も優しいのですが、私をネイティブだと思っている人には、「なんかこの人ちょっと話すの下手くそなのかも」と思われるのです。
日本語に至っては、直接的な言い方が嫌われる文化なので、絶妙なクッション言葉とか言い回しが出てこないと、突然「イヤな奴」に聞こえてしまうのです。
ですので、このnoteでも、たまに「なんだコイツ?」と皆さんが思う瞬間がきっと出てくると思います。そういうときは、「あぁ、今あの1割の瞬間なのね」と、温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
5.人生の目標
これはプロフィールにも書いたライフワーク「世界で活躍できる日本人を育てること」です。
どうやって育てるのか。それはいま色々考えを温めていて、セカンドキャリアにしたいなと思っています。
直接私が「育てる」こともあるかもしれないし、本人たちが「育つ」のをそっと影から支援する形かもしれません。
とにかく、グローバル企業と呼ばれる会社において、または世界に羽ばたく国産スタートアップを見て、「日本人、すげー!」「やっぱ日本人ていいよね」と海外の人に思ってほしいのです。そしてそれを後押しすることが、私の人生をかけたミッションです。
(※ここでいう「日本人」てなに?というのも、実は大きなお題です。これも後々書いていきたいと思っています。)
6.2020年内に挑戦したいこと
もう残り半分となりましたが。。。
・noteに毎週、最低でも1本記事を投稿すること。
・福岡にいる親友のフルーティストと一緒に、YouTubeに演奏をアップすること。
・子供のバイリンガル育児で、自分なりに「これだ」と思う方法を確立させ、実行すること。
7.noteで発信していきたいこと
・人事の世界
・外資系の世界
・金融の世界
・スタートアップの世界
・アメリカンライフの世界
・バイリンガル育児
・たまに不妊治療
この中で、一見、世界で活躍できる日本人を育てることと関係なさそうに見えるものも、自分の中ではリンクしています。そんなことも踏まえて色々書いていけたらと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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