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契約社員、管理職、そして再雇用へ。女性エンジニアの切り拓くキャリア

ヒューマンクリエイショングループの一員であるブレーンナレッジシステムズでは、シニアの活躍を応援しています。60歳で定年退職を迎えた後には再雇用制度があり、本人の希望に応じて就業継続が可能です。
今回は、契約社員から正社員、女性管理職、そして再雇用契約へとキャリアを進めている春木さんにお話を伺いました。

「自然体で、気負わずやってきました」と、話してくれた春木さん

開発がやりたくて、子育て後に再挑戦

 私はエンジニアとして社会人生活をスタートしました。今ではあまり使われていませんがCOBOLという言語を使った販売管理システム開発などに携わっていました。その後、出産を機に開発ではなくシステムを使った事務系処理業務にシフトし、VBA、COBOLGなども扱ってきました。
 子供が手を離れて、やっぱり開発の仕事がしたいと思ったのが50歳代のころです。それまで子育てをしながらできる範囲で仕事をやってきましたが、技術的に中途半端な気がして磨き直したいと考えた時、ブレーンナレッジシステムズ(以下BKS)に出会いました。当時も今も、スキルを高めよう、エンジニアを育てようという気風があったんです。それが決め手となって入社しました。

契約社員から女性管理職へ


 開発にブランクがあったので、はじめは契約社員からスタートしました。開発現場に携わって2年ほど勤めた後に正社員へ転換し、そこから数年で気づけばグループマネージャー代理になっていました。その当時は私を含めて女性管理職は2人しかいませんでした。今では女性がずいぶん増えましたよね。
当時は女性の管理職は珍しかったものの、BKSには特に性別にこだわる雰囲気はなくてやりやすかったです。直属の上司が偉ぶらず、いつも同じ視点で考えてくれたので本当に助かりましたし、私自身も気負わずに務めることができました。もちろん何人もの人と関わるマネジメント職ですから、全員と初めから上手く行ったわけではありません。けれど、私にも長年やってきた経験値やプライドがありますから、相手の性質を見極めながら冷静に切り返すようにしていましたね。私は結構短気なのですが、怒っても意味がないし、お互い幸せになる方法が何なのかを探すように気を付けていました。

気負わず、自然体が長続きの秘訣

 定年後、会社に継続したい意思を伝えて役職者時代と同じ案件で働いています。この案件では週に2日出勤し、あとはリモート勤務が基本スタイルです。
お世話になった元・上司を見習って、役職者だからと肩肘張らずに部下と接してきたので、再雇用前と後で、メンバーへの接し方や仕事へのスタンスに変わりはありません。これからも体力の続く限り仕事を続けていくつもりです。ある種の鈍感力というか、自然体で仕事や役割を受け止めていくことが長続きの秘訣のように思っています
 私が子育て真っただ中のころは、保育園に子供を預けて働く女性は今ほど多くはなかったんじゃないでしょうか。ただ、つらいと思うこと以上に、知らないことを日々学べるエンジニアの仕事が好きでした。『知らないことを知れる嬉しさ』を知ってしまった以上は、そこから離れられないと感じています。最近では80歳でアプリ開発をした女性の方もいらっしゃいますし、自分で限界を決めずに色々なことを学んでいきたいと思っています。

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https://bs-ja.co.jp/