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「#読書の秋2022」社員とっておきの一冊📖🍂

noteの執筆テーマを考えていたとき
#読書の秋2022  のハッシュタグが目に留まり

向かいの席にいるデザイナーさんに突然
「とっておきの一冊ってあったりしますか?」と尋ねてみました。

すると小さな通勤カバンから一冊の小説が出てきたのですが…

なんと私も持っているもので、一番好きな作家さん!

「えっじゃあこれ読んだ?」「これは!?」
「もう本棚の中身一緒じゃん!」と意気投合(笑)

そんな私たちが心をがっちり掴まれた作家さんは…




原田マハさん。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E3%83%9E%E3%83%8F
山本周五郎賞や新田次郎文学賞を受賞している作家で代表作は楽園のカンヴァスたゆたえども沈まず。アートや政治をテーマにしたものから、ホッコリな旅エッセイまで。最近ではキネマの神様総理の夫が映画化し注目を浴びていましたね。


そしてデザイナーさんのカバンから出てきたのは
「ハグとナガラ」


ハグとナガラ表紙

忙しない毎日にそっと温かく寄り添ってくれる一冊です。せっかくなのでハグとナガラの作品紹介文を少し。

「ハグとナガラ」
どこでもいい。いつでもいい。
一緒に行こう。旅に出よう。
人生を、もっと足掻こうーー。


恋も仕事も失い、絶望していたハグ。突然「一緒に旅に出よう」と大学時代の親友ナガラからメールが届いた。以来、ふたりは季節ごとに旅に出ることに。

ともに秘湯に入り、名物を堪能し、
花や月を愛でに日本全国駆け巡る、
女ふたりの気ままな旅。

気がつけば、四十路になり、五十代も始まり……。

人生の成功者になれなくても、自分らしく人生の寄り道を楽しむのもいい。心に灯がともる六つの旅物語。

文藝春秋BOOKS
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167915711

ハグとナガラの飾らない自然体なキャラクター、
多くは語らないがどこかお互いへの愛を感じる
言葉選びにほっこりします。


伸び伸びと出かけづらいご時世だからこそ旅本を読んで「気持ちだけでも旅に出掛ける」そんな人も多いのではないでしょうか。

デザイナーさんは「忙しいときほど、移動の電車で数分でもいいから本を読む」とおっしゃっていました。日常生活から離れ、世界観にどっぷり浸かると自然と気持ちがスッキリしますよね。


朝の電車は乗り換えも命懸けというような感じで、毎日会社最寄り駅で飛び起きている私ですがデザイナーさんのお話に感化され、今朝は懐かしの一冊をチョイス。

もちろん原田マハさん。もう3週目くらいです(笑)
月夜のアボカドは何回読んでも泣いてしまいます。

感性を養い、ヒントも得られる読書。
広報としての引き出しを増やす為にも
また少しずつ読み進めていこうと思います🍂

皆さまも素敵な読書ライフを📖