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チャナとセナ!

これはチャナティップ選手に初めて自己紹介をしたとき、とびきりの笑顔と共に返ってきた言葉。
ゴロが似ているから覚えやすかったのかもしれません。
今でもチャナティップ選手を見ると思い出し、ほっこりした気持ちになります。
「セナ」という名前で良かったなぁ。

さて、チャナティップ選手といえば、
2017年に母国タイのチームから北海道コンサドーレ札幌に移籍し、
2018年にはJリーグのベスト11に選ばれるなど、その技術の高さは多くの人に周知されています。
小柄なのに当たっても負けないし、華麗なドリブルで突破していく。視野も広い。
サッカーの知識が全然なかった当時の私でも魅了されっぱなしでした。
それからというもの、取材で宮の沢の練習場に行くと、チャナティップ選手を目で追っている私がいます。ずっと見ていたくなります。
もっとサッカーを知りたいと思わせてくれた選手の1人です。

ただ、チャナティップ選手に私たちが魅了される理由は、サッカーの技術だけではないと思うんです。
冒頭にも書いた「チャナとセナ」の時からそうでしたが、取材には常に笑顔で対応してくれます。初めましてのときからずっと親しみやすいんです。

チャナ①

さらに、今では日本語がペラペラ。
Jリーグが中断する前、チャナティップ選手に単独取材をさせて頂いた際、質問すると9割日本語で返ってきました。チャナティップ選手と話した約20分間、適応能力の高さに驚かされ続けました。
最近では毎回覚えたての日本語を披露してくれます。

チャナ②

中断中は、私たちが練習場に行って選手に直接話を聞く機会もなくなりました。「チャナティップ選手の笑顔が恋しいよね」とスポーツ部で話したこともあります。
そんな中コンサドーレは、毎日オンライン取材の場を設けてくださり、選手が交代しながら、家での過ごし方やトレーニング方法など多くの話を聞かせてくれました。
チャナティップ選手は期待を裏切らず、毎回ニコニコ笑顔で登場。そして、取材陣の名前を呼んでくれます。終了時には1人1人に心のこもった「ありがとうございます」を届けてくれます。

チャナティップ選手はチームのことはもちろん、サポーターや取材陣、北海道、日本語、文化、すべてを愛してくれるから、こんなに多くの人に愛されているんだなと取材を通して感じました。

チャナティップ選手が今気に入っている日本語は「やるなら今しかねぇ」。
名作「北の国から」で田中邦衛さんが演じた黒板五郎の動画を見て覚えたそう。ゴールを決めたら右手の拳を上げて五郎さんパフォーマンスをすると話していました。
「やるなら今しかねぇ」その「今」がついにやってきます。

明治安田生命J1リーグは4日から再開。
アウェーでの4連戦から始まり、ホームに戻ってくるのは22日。

セナ

ホーム開幕戦はHBCテレビで中継します。

みなさん、チャナティップ選手に魅了されてみませんか?
「やるなら今しかねぇ」と、テレビの前で叫んでください!

世永聖奈

#すごい選手がいるんです #チャナティップ #北海道コンサドーレ札幌   #consadole #心は赤黒と共に #HBCコンサドーレ課 #北海道放送


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