葉月

フリーランスの編集・ライター。 猫と旅と酒と歌、風と直太朗とバンタンが好き。 取り急ぎ、noteは映画や書籍のレビューを中心に、好き勝手書きたいことを綴るツールとして利用するつもり。 https://www.hazuki-works.com/

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    • BTS深掘りまとめ

      これまでに書いた、BTSに関するコラムをまとめています。

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    BTSはなぜこんなにも愛されるのか?~メンバー全員「GIVER」説~

    #BTS #防弾少年団 #ARMY #GIVEANDTAKE与える人こそ成功する時代  【はじめに】30代最後の年、ものの見事に、韓国のグループ・BTSにハマった。 最初は彼らの美しいビジュアルに、そして目を見張るほど素晴らしいパフォーマンスに魅了され、次第にその考え方、生き方に感銘を受けるようになり、今や「好き」を超えて、「リスペクト」。 自分よりひと回りも年下の、しかも異国の男の子たちに、こんなにも夢中になるなんて想像もしていなかった。 飛ぶ鳥を落とす勢いとはこの

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      • 2022年上半期 映画ベスト10

        2022年1月~6月に日本で公開された作品のうち、劇場へ足を運んで見ることができたのは48作品(作品リストは最後に記載)。そこから個人的ベスト10を選んでみた。 正直、1位と2位はとても迷った。決め手となったのは、血縁関係を介さない人同士が集って、自己開示をして心の傷を癒していく「回復共同体」という関心のあるテーマだったという点。 それでは、もったいぶって、10位からどうぞ。 (ランキング発表の後、勝手に男女別に主演・助演賞候補もセレクトしました!) 第10位 さがす(

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        • BTSと「感情労働」~世界で一番有名なアイドルの健全な選択~

          はじめに 「BTS活動休止」。先日、メディアにはこんなセンセーショナルな見出しが躍り、ファンのみならず世間がざわついた。しかし、それに関してメンバーたちが話した動画コンテンツ「BTS FESTA 2022」をちゃんと見ると、グループとしての活動をやめるなんて言葉はひと言も発されていない。 動画内でメンバーが泣いた理由を「活動に疲れてしまったから」という文脈で書いたり、SUGAが作詞における産みの苦しみを語っている部分を「一度も仕事を楽しいと思ったことがないと話した」と伝え

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          • BTSはなぜこんなにも最高のチームなのか? ~「多様性」×「心理的安全性」×「謙虚なリーダーシップ」のある組織~

            はじめにちょうど1年前、私は『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』という本を頼りに、BTSがこれほどまでに世界で愛されるグループである理由を、自分なりの解釈で紐解いてみた。それは、メンバーそれぞれが、そしてグループ全体が見返りを求めず他者に与えることができる「GIVER」だからだろうという仮説に基づいた内容だった。 その後、『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』という本を読んでピンときて、BTSは相手の立場に立って物事を深く理解できる「エンパシー

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            • 2021年映画ベスト10

              2021年に日本で劇場公開された映画のうち、私が見ることができたのは66本(リストは最後に掲載)。 そこから悩みに悩んで、ベスト10を決めてみた。もったいぶって10位から発表してみよう。 (見たけれどレビューを書いていなかったものが6本もあったため、新年に頑張って書いた!そちらもぜひチェックを!!!) 第10位 太陽の子(監督:黒崎博 主演:柳楽優弥、有村架純、三浦春馬 2021年/日本) 第9位 すばらしき世界(監督:西川美和 主演:役所広司 2021年/日本)

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              • MOVIE REVIEW 「すばらしき世界」

                (監督:西川美和 主演:役所広司 2021年・日本) 正直、役所広司に興味はなかった。主演すれば、その年の賞レースに名を連ねるのは当たり前。そんな持て囃され方にも疑問を抱いていて、彼が出ている作品はこれまで積極的には見てこなかった。 けれど、『ゆれる』の西川美和監督の作品だもの。これは役所広司がどうこうではなく見に行かねば。そう思って劇場に足を運んだ。 そうして思った。役所広司さん、ごめんなさい。あなたの演技を見ることもせず勝手に避けていた私を許してください。こりゃあ、

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                • MOVIE REVIEW 「SEOBOK/ソボク」

                  (監督:イ・ヨンジュ 主演:パク・ポゴム、コン・ユ 2020年/韓国) BTSメンバーとも仲が良い、韓国の国民的俳優、パク・ポゴムが、遺伝子操作で作られた死なない人間・ソボクを演じている。 余命わずかで自暴自棄な生活を送る情報局員のキボン(コン・ユ)は、ソボクの不思議な力を利用しようとする悪い奴らから彼を守ることを命じられる。 設定は完全にSFなのだが、「生きること」「死ぬこと」をテーマにしていて、不思議なほど非現実感がなかった。 取り急ぎ言いたいのは、とにかくソボク

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                  • MOVIE REVIEW 「ドライブ・マイ・カー」

                    (監督:濱口竜介 主演:西島秀俊 2021年/日本) 179分という長い上映時間に正直だいぶビビッていたのだが、全く苦ではなかった。どうしてこんなに集中して、飽きずに見られたのだろう。考えてみて、2つの理由が思い浮かんだ。 一つは、いくつもの世界観が折り重なって、立体的な構造を生み出しているから。 村上春樹の原作、主人公の妻で脚本家である家福音が綴る物語、劇中で演じられているチェーホフの戯曲。 これら3つの物語をベースに、韓国語や手話など用いる言語がさまざまな登場人物たち

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                    • MOVIE REVIEW 「ソウルメイト 七月と安生」

                      (監督:デレク・ツァン 主演:チョウ・ドンユイ、マー・スーチュン 2016年・中国/香港) 2021年私的ベスト作品「少年の君」のデレク・ツァン監督が、同作の前に手がけた監督デビュー作。 (「少年の君」のレビューはこちら↓) 七月と安生とは、七月=チーユエと、安生=アンシェンという2人の女性の名前だ。幼い頃に出会って親友になった2人が、同じ男性を好きになり、複雑な想いを抱えながらそれぞれの人生を生きる姿を描いている。 この説明だけだと、単なるドロドロの恋愛三角関係スト

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                      • MOVIE REVIEW 「太陽の子」

                        (監督:黒崎博 主演:柳楽優弥、有村架純、三浦春馬 2021年/日本) 2020年の夏、NHKの特別枠で放送されたドラマの劇場版。 春馬くんが亡くなる直前にこの作品の存在を知り、これは見なければと思っていた矢先の訃報。 見たいと思う理由ががらりと変わってしまい、戸惑いながらチャンネルを合わせたことを覚えている。 戦争や原爆をテーマにした作品はすでにさんざん世の中に出ているし、どうしたって重いストーリーになってしまう。 そのため、視聴者には敬遠されがちなテーマのように思うが

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                        • MOVIE REVIEW 「ファーザー」

                          (監督:フロリアン・ゼレール 主演:アンソニー・ホプキンス 2020年/イギリス・フランス) 「老いる」ということを、「考えさせられた」というより「突きつけられた」という感じ。 主人公はロンドンに1人で暮らす、81歳の老人アンソニー。自分では何の問題もなく元気に日々を送っているつもりなのだが、世話をしてくれる介護人が腕時計を盗んだと思い込んだり、知らない女性を娘だと錯覚したり、家に来た男性を娘の別れた夫だと勘違いしたり、さっきまで自分の家にいたはずなのに、次の瞬間には娘の

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                          • BOOK REVIEW「バンクシー アート・テロリスト」

                            (毛利嘉孝 著/2019年/光文社新書) アートに詳しくない人でもその名を知っているだろう、時代の象徴とも言える現代アーティスト、バンクシー。知名度こそ高いものの、正体は不明。その神出鬼没さと反体制的な作品の方向性から、彼はしばしば「アート・テロリスト」と呼ばれる。 同著には、そんなバンクシーの原点であるグラフィティの世界観や、彼が作品に込めているもの、彼が作品を生み出す背景などについて書かれている。 オークションビジネスに対する皮肉、反戦、反エリート主義など、彼の作品

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                            • MOVIE REVIEW 「Oasis KNEBWORTH 1996」

                              (監督:ジェイク・スコット 出演:Oasis) 1996年8月、2日間で25万人を動員したOasisの伝説のLIVEのドキュメンタリー。Oasisのバックステージを見せるだけではなく、ファンたちがなぜ、そしてどのように彼らに熱狂したのかを、インタビューや当時の映像を用いて見せている。 Oasisは私が最もラジオを聴いていた中高生時代にしょっちゅう流れていて、耳の青春と言っても過言ではない。 「Stand By Me」や「Don't Go Away」が入っている『Be H

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                              • MOVIE REVIEW「梅切らぬバカ」

                                (監督:和島香太郎 主演:加賀まりこ、塚地武雅 2021年/日本) 加賀まりこ演じる母親と、自閉症のひとり息子、ちゅうさん(塚地武雅)との暮らしを描いた物語。 分単位で時間通りに行動しないと気が済まない、大きな音にはパニックになる、普通の会話は成り立たない。年齢は50歳だし図体も大きいのだけれど、まだ小さな子どものような息子が、かわいくて仕方のない母親。 でも息子は世間からは変な人、怖い存在という扱いを受ける。白い目で見られたり、避けられたり。自閉症の人たちが共同で暮ら

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                                • BOOK REVIEW「まく子」

                                  (西加奈子著/2016年) テレビで紹介されていた新刊に興味を持ったのだが、そういえば彼女の作品を読んだことがなかったなと思い、図書館でこの本を手に取った。 序盤を読むと、どうやら、小さな温泉街に住む主人公の慧が、彼を取り巻く温泉街の住人たちとの関わりのなかで成長していく物語のようだ。 しかし読み進めるうちに、いやいや、そんな単純なものじゃないぞということがわかってきた。 ネタバレになるので詳細は省くが、転校生の少女・コズエが「私は別の星から来た」と言い出したところか

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                                  • MOVIE REVIEW「花椒の味」

                                    (監督:ヘイワード・マック 主演:サミー・チェン 2019年/香港) あぁ、また新宿武蔵野館で大号泣。年の瀬にして、今年ベスト5に入るかもしれない映画に出会えた。 異母姉妹3人が、父の死をきっかけに初対面し、父が営んでいた火鍋屋を残そうと奮闘する、香港の作品「花椒の味」。 まず、引きつけられたのは、登場する3姉妹のキャラクターの強さ。真面目一辺倒で父に辛く当たってきた長女、ビリヤードのプロ選手で母親とうまくいっていない次女、オレンジ色に髪を染め自由奔放に生きる三女。

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