3年ぶりの海外! 世界遺産 ベトナム フエ&ホイアンの旅
ここ10年ほど、年に1~2回ほど海外へ出かけ、心のリフレッシュをはかることが恒例になっていた。最後に行ったのは、コロナの脅威が迫りつつあった2020年2月のミャンマー。あれから約3年。パスポートを持って旅に出たくてウズウズしていたが、久しぶりにGO!
行き先は、世界遺産の街、ベトナムの古都「フエ」と「ホイアン」。縦に長いベトナムの、ほぼ中央。4泊6日とショートトリップの始まりだ。
12/23(土)/DAY1 乗り継ぎでピンチ!空港をダッシュ
予約したのは、ベトナム航空。1日目は9:30の便で成田を経ち、ハノイで国内線に乗り換え、フエまで向かう。
フライトは快適だったのだが、ハノイでの乗り換えで冷や汗をかくはめに。一度、入国審査を受けて荷物をピックアップしてから、乗り換えないといけなかったのだが、長蛇の列で入国審査に2時間弱もかかる始末…。16:10には搭乗しないといけないのに、15:50にまだ荷物を受け取る段階で、めちゃくちゃ焦った。スタッフにアピールしながら空港内を近年稀にみるスピードでダッシュ!搭乗口に着いたのは16:20頃だった。でも、搭乗時間が遅れていたようで、結局16:45頃に乗り込み開始。焦り損の走り損…!
ハノイ→フエの便は、乗客の7割ほどが欧米人。中国人、韓国人、インド人が各1割、日本人は全然いなかった。
フエまでは1時間半ほど。18時頃に空港に到着し、GRABを呼んでホテルへ。天候は残念ながら雨。思っていたよりも寒い!天気予報では最高気温が23℃、最低気温が18℃くらいとのことだったので、初秋くらいの服(ロンT+薄手のパンツ)を用意したが、体感は晩秋。スウェットや薄いニットを持ってくれば良かった!
泊まったのは、ホンティエン ルビーホテル。「フエ ホテル おすすめ」で検索したところ、誰かのブログで「めちゃくちゃいい!」と絶賛されていた。2つ星ながら、エクスペディアの評価、9.4!すごくない?
早々にチェックインを済ませて、街へ繰り出す。ホテルから繁華街までは徒歩2分ほど。
私が足を運んだのは、事前にリサーチ済みだったMadam Thu Restaurant。1人旅の唯一のデメリットは、レストランでいろんなメニューを食べられないこと。しかしここでは、フエ名物のセットメニューがあり、おひとり様でもいろんな味を楽しめるのだ。
店内はほぼ満席だったが、空いたところにシュッと入れるのは、1人旅のいいところ。すぐに案内してもらえた。ここでも客はほぼ欧米人。フエはアジア人よりも欧米人に人気なんだな。
この後、ホテルに帰ってバスタブに湯をためようとして、ショックを受ける。最初の3分ほどしか、温かい湯が出ない…。フロントに掛け合うと、スイッチが入っていなかったようで、「これで大丈夫!」的な感じだったが、やはり、温かい湯が出るのは3分ほど…。湯を張るのはあきらめてシャワーに切り替えたが、すぐに冷たくなってしまった。結局、宿泊した2日とも凍えながら風呂を済ませるはめに。
激ぬるシャワーのせいであまりにも寒かったので、暖房をオン。しかし、見るからに年季の入ったエアコンからはドライな風しか出て来ず、日本で着ていたジャンパーを羽織って寒さをしのいだ。エクスペディアの評価9.4ってほんと?個人的には6.5くらいの評価です。BADな口コミを書かなかっただけ、ありがたいと思ってほしい。
12/24(日)/DAY2 渋さが増したフエの遺跡群をめぐる
翌朝。朝食付きのプランではなかったので、まずは近くのカフェへ。
朝食後、カフェでGRABを呼び、最初の目的地、グエン朝王宮へ。車で10分もかからない距離。
なぜ今回、フエとホイアンを旅先に選んだかというと、TBSの『世界遺産』で見たフエの遺跡が素晴らしかったから。また、NHKの『世界はほしいモノにあふれてる』で見た、ホイアンの街が美しかったから。
この日は1日、遺跡をめぐろうと決めていた。
エントランスで、ここの他に2つの遺跡の入場料も含まれたチケットを購入。
1つ残念だったのが、メインとも言える大和殿が工事中だったこと…。マジかよ…。見たかったのに…。テンション3割減。
この日も雨で、なんだかなぁと思っていたのだが、むしろ雨が遺跡の渋さを増すいい役割をしてくれていたように思う。
建物は、各所にモザイクがふんだんに施されていて、個人的にとても好みだった。
敷地内はあまりにも広くて、どこを歩いているのかわからなくなるほど。
迷ったときは、入り口にあるこのフラッグを探すといい。遠くからでも見える。
2時間半ほど歩き回って、フィニッシュ。さすがにお腹が空いたので、腹ごしらえ。王宮から徒歩5分ほどのところにある、カフェ&レストラン N. Cafe and Foodへ。
ここでトイレを借りたら、日本の猫砂が置いてあった。帰り際、「Do you have Cat?」と中学時代に何度も口にしたであろう懐かしのフレーズで尋ねたら、「Yes!」とにっこり笑って返事をしてくれた。お出かけ中なのか、猫は不在。
そして、またGRABを呼び、次なる遺跡「ティエンムー寺院」へ。ベトナム旅行は、GRABが超便利。行きたい場所、自分が今いる場所(ピックアップ場所)を指定すれば、迎えに来てくれ、行き先を告げなくても連れて行ってくれる。アプリをダウンロードして、クレジットカードを登録しておけば、現金いらずで乗れる。前回のミャンマーの時もめちゃくちゃ活用した。
この寺へ乗せてくれたドライバーに、「寺の後はどこに行くの?」と聞かれた。「ミンマン帝陵と、カイディン帝陵に行く予定」と答えると、「それは素晴らしい!毎回GRABを呼ぶよりも安くするから、僕が乗せていくよ」と提案してきた。ドライバーを待たせていると思うと、ゆっくりまわれない気がして、「自由に行動したいから、遠慮する」と断るも、粘ってくる。「私は今、あまり現金を持っていない。クレジットカードで決済したいから、GRABを呼ぶ方が楽」とさらに断ると、「ATMに寄ることもできるよ」とのこと。
うーん、どうしたものか。実は、フエの空港に両替所がなく、ホテルで少し両替をしただけだったので、現金がほしいとは思っていたのだ。だから、「じゃあ、両替所へ寄ってくれる?それならいいよ」と話に乗ってみることに。そして、ついでに「ここへも行きたい」と、気になっていた「線香の村(トゥイスアン村)へも寄ってほしい旨を伝える。すると「OK!OK!」と快く受けてくれた。2つの遺跡+線香の村+両替所をまわって、ホテルまで送って50万ドン(2900円ほど)に。まぁ確かに、毎度GRABを呼ぶよりは割安な気がする。
先に両替所に寄ってから車を20分ほど走らせ、線香の村へ。
多くの店が並ぶが、ドライバーいわく「伝統的な作り方をしている職人がいる店は、2~3軒ほど」とのこと。その1つに案内してもらった。この情報は聞かないとわからなかったので、ラッキーだった。
色とりどりの線香の前で記念撮影をし、線香づくりを目の前で見せてもらう。
続いて、次なる遺跡、ミンマン帝陵 / Lăng Minh Mạngへ。線香の村から、車で15分ほど。ここも『世界遺産』で紹介されていた。グエン朝王宮で購入したチケットで、この遺跡と次にいくカイディン帝陵に入場できる。
30分ほど見学し、続いてカイディン帝陵へ。ミンマンもカイディンも、結構山の方にあってあまり車が通らない。GRABをいちいち呼んでいたら、きっと待ち時間だけで相当かかったはず。ドライバーの誘いに乗って正解だった。ナイス判断!
確かに、先に見た2つの遺跡とは趣が全く異なる。ヨーロッパの影響を受けていることがよくわかる建物だった。
行きたかった場所すべてをスムーズにめぐることができ、充実した遺跡めぐりDAYに。ドライバーさん、ありがとう。道中、Google翻訳を駆使していろいろおしゃべりしたのも楽しかった!
そうして、ホテルに戻ってしばし休憩。クリスマスイブの街へと繰り出した。
あちこち歩き回って、ディナーの場所に選んだのは、Googleマップでそこそこ評価が高かったZucca Restaurant。ベトナム料理とイタリアンの両方が楽しめるレストランだ。
ホテルに戻るにはまだ早い時間だったので、夜の街をぶらり。
12/25(日)/DAY3 ランタンの街、ホイアンへGO!
相変わらず寒いので(天気予報では22℃などとなっていたけど、体感は15℃くらい!)、朝ごはんはフォーにしようとホテルを出発。徒歩2分くらいのところにある、ローカルなフォー屋さんに行ってみた。PHO MAI DAO 。お客さんはほぼ、地元民な感じ。仕事前に食べていくんだと思う。
店に入ると、感じの良い笑顔で店員さんが席をすすめてくれた。メニューは壁にベトナム語で書かれているだけ。どうしよう…と思っていたら、英語表記もある卓上メニューを持ってきてくれた。早速、一番上にあったビーフ入りのフォーを注文。
透き通ったスープをひと口すすると、あっさりながらも出汁の味がしっかりして、うまい…!正直、ベトナムで食べたフォーの中で、一番おいしかった…!これで、300円しないなんて。私、このフォーなら毎日いける。
大満足で店を後にし、GRABを呼んでホイアン市場へ。約7分くらいの距離。
ドライバーが「not goodな市場だよ」って言うから、どんなところかと恐る恐る参上。
なるほど。一歩足を踏み入れてみて、よくわかった。とにかく、カオス!ここは素人が来る場所じゃない。地元で生まれ、地元で暮らしている人間だけが立ち入ることが許される場所…そんな感じがした。
あまりのカオスぶりに、「ここに長くいてはいけない」と体が反応(いろんなにおいにも耐えられなかった…)。行く前は「1時間くらい見学できたらいいな」なんて思っていたが、ものの15分ほどで退場。カフェでコーヒーを飲んで落ち着くことに。
時刻はおよそ10時。この日、13時発のバスでホイアンへ向かうことになっており、それまでだいぶ時間があった。どうしよう…と思案して、ホテルの近くにあったサロンでフットマッサージを受けようと思い立つ。時間はたっぷりあるので、20分ほど歩いてサロンへ。
到着して扉を開けようとするが、鍵がかかっている。ん?と思っていたら、スタッフが奥から飛び出してきた。オープン時間は過ぎているものの、客がいないから開けていなかったようだ。「予約してないけど、いい?」とたどたどしい英語で聞くと、大丈夫とのこと。60分のフットマッサージを受けることにした。
値段は忘れてしまったけど、1000円くらいだったはず。店名はCam On SPA 102。調べてみたら、チェーン店のようだ。
なんだかんだしているうちに、バスの集合時間に。ホテルで預けていた荷物をピックアップして、徒歩3分ほどの旅行会社へ。少し時間があったので、荷物を置いて、バス内で食べる昼食(バインミー)を買いにいく。旅行会社からワゴンに乗って、バス乗り場へ。
座席は、2段ベッド方式の足がのばせるつくり。おもしろい。旅行会社のワゴンには数人しか乗っていなかったが、どこからともなくどんどん人がやってきて、8割方席が埋まった。そのうち9割が、欧米人。アジア人は韓国人と中国人がいたが、日本人は私しかいなかった。
フエからホイアンまでの交通手段は、バスか電車か、タクシー(もしくはGRAB)がある。大きな荷物があるので電車はちょっとな…と思い、却下。調べると、ホイアンまでは3時間ほどかかるため、タクシー(GRABも含む)に断られる可能性があるという記述を目にした。それならばバスがいいだろうと、誰かのブログで紹介されていたThe sinh tourist officeで予約(10月中には予約完了。我ながら計画性の塊)。
日本語は通じないが、Google翻訳による英語でメールにてやりとり。どうやらホーチミンやハノイにも支店がある、そこそこ大きな旅行会社のようだ。レスは早いし、問題なく予約ができた。
遅刻してきた人がいて、30分遅れで出発したことと、途中なにやら問題が発生したようで、路肩にバスを止めてドライバーが警察官に詰められていた(たぶん罰金も払っていた。何をやらかしたの?)ことにより、ホイアンへの到着は1時間遅れ。16時予定のところ、17時頃に到着し、バスの降車場(旅行会社の事務所?)からGRABでホテルへ。
ホイアンでの宿泊は、スクエア ヴィラ ホイアン。エクスペディアとにらめっこして見つけた、評価9.8のホテルだ。9.8ってすごくない?フエのホテルより高いけれど、1泊3900円ほど。部屋がとってもかわいくて、ちゃんと熱いシャワーも出て、テラスもあって、めちゃくちゃ良かった!ホイアンへまた来ることがあったら、私は再度、ここに泊まります。
ホイアンに着いて思ったのが、「あれ?寒くないぞ…!」ということ。天気予報によると、フエとは2℃ほどしか違わないのに、体感は7℃くらい高め。
早速、夕食をとるため、街へ繰り出す。ホイアンはランタンの街。ワクワクしながら外へ出ると、もう、たまらなく美しい。
観光客がとても多く、事前にチェックしていた店は軒並み満席。まぁいいでしょうと、きらめくランタンを見ながら食事ができる、川沿いの店に飛び込んだ。
1人で食事を堪能していると、隣の席に1人の女性が座った。そして、私が食べている料理を見て、「おいしい?」と聞いてきた。「ベリーグッド!」と親指を上げて答えると、同じものをオーダー。そして、「どこから来たの?」「1人で来てるの?」など、質問されてそこから会話が始まった。彼女は香港人で、ホイアンの隣にあるダナン(ベトナム第3の都市)に、ズンバというダンスを教えに来ているのだという。
ダンスのインストラクターなのかと聞くと、ダンスはあくまで趣味で、普段は韓国向けに販売する高麗人参のマーケティングの仕事をしているのだとか。年齢は私のひと回り上(同じ酉年だね!と軽く盛り上がった)。10月には日本へダンスのイベントで足を運んだんだって。たくさん海外を飛び回っているようだ。
そんなこんな、Google翻訳を使っていろいろ話していると、「メモリアルショーは知ってる?」と聞かれた。なんだろ、それ。初耳。「知らない」と答えると、「今から行くんだけど、一緒にどう?」とのこと。すぐさま検索すると、Hoian Memories Land(ホイアンメモリーズランド)」という複合テーマパークで行われているショーとのこと。
せっかくの出会いだし、おもしろそうだし、行ってみるか!と、その場でオンラインチケットを購入。彼女のドライバーが迎えに来るとのことで、急いで残りの食事を食べ終えて、GO!
ショーの詳細や、チケット価格は公式サイトにてチェックを。行って良かった!と思える、すごく贅沢な時間だった。彼女とは、Instagramのアカウントをフォローし合ってさようなら。一期一会。旅の醍醐味。
12/26(月)/DAY4 散財したけど、大満足の個人ツアー
この日は唯一、日本語ガイド付きのオプショナルツアーを申し込んでいた。ミーソン遺跡という世界遺産を見に行くのだ。
予約のバウチャーには、8:30に某ホテルに集合と書いてあった。だから、8時にGRABを呼んで8:15には到着して待っていた。しかし、時間になっても迎えが来ない。同じツアーに申し込んでいそうな日本人もいない。大丈夫かな…と思っていたら、スマホが鳴った。日本語で「今、どちらにいらっしゃいますか?」と聞かれ、「集合場所の〇〇ホテルのロビーにいますけど…」と答える。そうしたら「わかりました!向かわせますので」とのこと。電話の主は日本人っぽい。旅行会社の日本人スタッフなんだと思う。
どういうこと?と思いながら、さらに待つこと15分。「サトウさんですか?」とガイドらしきベトナム人が声をかけてきた。どうやら、このツアーに申し込んだのは私1人だったようで、直接私のホテルに迎えに行くように、上から指示されたのだとか。でもそれを私に伝え忘れていたから、すれ違いが起こったのだった。
彼いわく「8時にはサトウさんのホテルにいました」とのこと。そういえば、それっぽい人、ロビーで見かけた!言ってよ!どう見ても日本人っぽいし、1人客は珍しいんだし、声かけてよ!
そんなこんなで、お互いに無駄な45分ほどを過ごした後、ようやく出発。ホイアンからは40分ほどでミーソン遺跡へ到着。
遺跡見学だけのツアーだったので、これにて終了…の予定だった。が、思いがけず私1人の個人ツアーになったので、ガイドさんが「ついでに見たいところはない?」と聞いてきた。フエとホイアンの中間地点であるダナンを少し見たかったので、「この車がダナンまで帰るなら、街でおろしてほしい」とお願いした。
すると、「ダナンで何を見るの?」とガイド。「決めてないけど、ふらっとしようかと…」と答えたところ、「おすすめのスポットに連れて行くから、オプションで午後もツアーをしないか」とのこと。迷ったけれど、せっかくのマンツーマンツアーだし、いいか!と思って、70万ドン(4150円くらい)を払ってツアー続行(この金額は、ちゃんとボスに電話して決めていた)。
ランチ後、「ベトナムの食器を買いたい。ダナンで行きたい店がある(インスタで見て気になっていた店があったのだ)」と言うと、「よく日本人を連れていく店がある。そこにも食器がいっぱいあるから、どう?」とのこと。それで、そこへ案内してもらった。個人ツアーの特権だ。
店名は、HANTOU SHOP(ハントウショップ)。オーナーは日本に3年住んでいたことがあるそうで、ガイドさんより上手な日本語で接客してくれた(ガイドさんは日本へ行ったことがなく、半年ほど独学して日本語を覚えたらしい)。そのほかのスタッフも、片言だけれど、日本語OK。他に客はいなくて、あーでもないこーでもないと、ブツブツ言いながら夢中で食器を見る私をサポートしてくれた。
私があまりにもウキウキしながら食器を選んでいたので、オーナーが「良かったら、最近できたばかりの隣の店舗にあるのも見てみますか?」と誘ってくれた(こいつは買う客だなと思ったのだろう)。そしたら、とってもモダンな焼き物がお出迎えしてくれた。
そうして、ものすごい数の食器を購入。ついでにコーヒーとストールも。日本円にして1万9000円分もの買い物をしてしまい、自分で自分にびっくり。
行きに14kgだったスーツケースが、22kgになっていた。そりゃそうだよね。実は、食器を買うことは決めていたから、専用のリュックサックを持参していた。しかし、オーナーが「ものすごく頑丈にプチプチを巻くから、スーツケースに入れて帰っても大丈夫ですよ。念のため服にも包んでくださいね。みなさんそうやって運んでいるから、心配しないで」と言うのだ。何度も「ほんとに大丈夫?」と確認するも、「急須さえ壊れず持ち帰れているから、大丈夫」と自信満々で答えるから、入れたよ、スーツケースに。全部無事。良かった!!!
1時間弱(ほんとはもっと悩みたかった)のショッピングを終え、ガイドさんおすすめの「五行山(マーブルマウンテン)」へ。
そういえば、「おすすめだ」とは言っていたけど、ガイドさんはこの山について何の説明もしてくれなかったな…。あんまり日本語が上手じゃなかったから、聞いてもたいしてわからなかっただろうけど…。
想定外に、疲労困憊。1時間弱ほど車を走らせて、ホテルへ帰還した。しばし休憩し、また夜の街へ繰り出す。
川沿いを歩いていたら、ランタンを持った女性が「ボートに乗りませんか?」と話しかけてきた。そういえば、川でランタンを乗せたボートに乗れるんだったっけ。晴れてるし、せっかくなので乗船を決める。うろ覚えだけれど、20万ドン(1200円くらい)だったような…。
乗り場で待つこと5分ほど。小舟に乗って約20分の川遊びへ。1組ずつ乗るので、私は漕ぎ手のおじさんとマンツーマンだった。
ランタンの街っぽいことできたー!と満足し、腹を満たしに。川を見ながら食べられる店がいいなーと物色して選んだのが、ここ。
その後、ナイトマーケットを見るなどして、充実の1日だった。
12/27(火)/DAY5 旅のラストは、美しいホイアンの街歩き
ベトナム滞在最終日。28日(水)の0:20発の便で帰るので、丸1日遊べる。この日はゆっくり街歩きをしようと決めていた。
とりあえずホイアン市場を目指すが、昨日の五行山疲れが残っていたため、カフェへ立ち寄り。のんびり行きましょう。
ホイアン市場は、カフェのすぐ近く!
そしてまた、疲れを感じてカフェへ。事前に調べていたReaching out Tea House。
ホイアンをリサーチしていたときに、日本人が経営しているコスメショップを見つけて、行きたいなと思っていた。歩くと20分以上かかりそうだったので、お疲れモードの私はGRABを選択。5分ほどで到着した。
この後、17時からスパを予約していた私。前日にホテルで「スパに行きたいんだけど、近くでおすすめはある?」と聞いたら、「すぐ隣のできたばかりのスパはうちのホテルの系列だから、安くできるよ」とのこと。ラッキー!着いてすぐに施術に入ったため、写真撮り忘れ。60分のストーンマッサージ(オイル+温めた石で体をほぐすやつ)で、疲れを癒した。割引価格で30万ドン(1800円ほど)だった。安い!
20時にホテルへ戻り、ドライバーを待つ。GRABを使う予定だったが、ホテルの人が「GRABを呼ぶのと変わらない値段で、うちが送迎するよ」と提案してくれたため、お願いした。いざ、ダナン国際空港へ。ホイアンからは40分ほど。
後半、体力のなさを痛感しまくったけれど、とっても楽しく、癒され、ワクワクした5日間だった!ベトナムは食べ物がおいしく、人が優しい、素晴らしい国。レストランやホテルスタッフのおもてなし精神や、朗らかな対応は日本に負けていない、いやそれ以上だと思う。また行きたいな。
次の旅まで、体力をつけなくては!!!
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