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極秘任務の裏側

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軽快でドタバタな一ノ瀬たちの活躍をぜひ!【全18話】
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2023年5月の記事一覧

【小説】極秘任務の裏側 第16話

【小説】極秘任務の裏側 第16話

 目の前に横断歩道がなかったため、一ノ瀬とケイは少し迂回して大通りを渡り、先程エンヤと後藤がいた角に立った。ひとまず乱れた呼吸を整えながら、ふたりが消えた先を目で探る。
「どこ行ったんだろうなぁ……この先ちっちゃいビルしかないぞ」
「片っ端から勝手に入るわけにもいかないし……とりあえずちょっと周辺歩こうか」
「叫ぼうか? エンヤの名前」
「後藤もいるのに?」
「あ、そうか」
 ふたりはきょろきょろ

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【小説】極秘任務の裏側 第17話

【小説】極秘任務の裏側 第17話

 RRRRR……。
「はいはい」
「早くしろって言ったろーが!」
「いや、今向かってますよ。……『待て』ぐらい犬でもできるのに」
「てめぇ……煽ってんのか?」
「煽ってないです。よく考えたら『待て』ができる犬はこんなに吠えませんよね」
「この野郎!」
 電話を切ったケイは、笑顔で一ノ瀬を振り返った。
「しょうがない、急ごうか」
「おまえ! なに煽ってんだよ!」
 一ノ瀬は泣きそうな声で叫んだ。

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【小説】極秘任務の裏側 第18話【最終話】

【小説】極秘任務の裏側 第18話【最終話】

「なんだこのガキ……!」
「いや、ちょっとまて」
 親方っぽい男が、首を捻る。
「ガキとロボ……覚えのある組み合わせだなぁ?」
「まさかこいつ……L38か!」
 飛び回るL38を目で追う男たち。
「ねー、君たち。ほんとにのんきだなぁ。L38を追ってる場合じゃないんじゃない?」
 ボスが男たちに声をかける。
「君たちの目の前にいるのは、それの制作者。まさか僕をどうにかしてまで、L38を奪っちゃう? 

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【極秘任務の裏側の裏側】あとがき的なやつ

【極秘任務の裏側の裏側】あとがき的なやつ

この記事は、【極秘任務の裏側】を最後まで読んでくださった方のみ、お読みください。なんとなく綴ってみた、「あとがき的なやつ」です。

今まで小説を書く時は、プロットをしっかり作り込んで、構成をがっつり組んでから書き始めていたのですが、今回は新しい試みで、「冒頭のシーンを適当に書いて、それを膨らませていく」方法を取ってみました。

最初の目的は「とりあえずウェブ小説を書いてみる」というものでした。とに

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