8月10日 正しい身体の使い方
7時起き!でも夜中一度も起きなかったから久しぶりにスッキリ起きられた。
今日は午後から約1年ぶりのリハビリへ。
なかなか土曜の予約が取れないうえに前回三週間待ちで入れた日時でコロナになりさらに延期、今回やっと行けた。
予定時間の1時間ほど前に赤ちゃんが寝て、家族全員でまったりお昼寝タイムに入っていたところだったのでまだ心地良さに包まれていたい気持ちを振り切って家を出た。タイミングよ。
わたしは腰の骨の一部が分離していてもうくっつくことはない「腰椎分離症」
骨自体はもう治らないけど、筋肉をつけて体の使い方を覚えることで悪化したり痛みが出たりを予防していくためにリハビリに通うこと約一年。
良くなってきたね!というところで妊娠出産があり途切れていたことと、すっかり変わった身体をどう使っていくべきか改めて知りたかったこと、出産と育児でジワジワと足腰が痛くなっていたのもあって先生と相談した結果リハビリを再開することに。
産後は骨盤がガタガタになると聞いていたけど、そもそも体の形自体が別人かと思うくらい違う。
かつてのリハビリで覚えた立ち方や日常動作も、ちゃんと出来てるんだかイマイチ自信がない。
そのあたりを踏まえて産前と同じ担当のリハビリ師さんにまたついて診てもらった結果
・体がだいぶ硬くなっていること
・筋力が減っていること
・むくみが強いこと
が、早速わかった。
「まだ全然体重が落ちなくて、妊娠前から7〜8から太っててダイエット始めたんですよね」と雑談したら、
「今の身体の感じだとむくみが取れたらすぐに元に戻ると思いますよ」と…
え、本当に?そんなに??
産後のむくみっぷりに比べたらだいぶ落ち着いたと思っていたけど全然だったらしい。
足とか風船みたいだったのと比べたらものすごくスッキリして見えるから、てっきり通常運転なのかと。
もうひとつ衝撃だったこと。
リハビリを始めた当初、腹筋をつけていく初歩の筋トレとして腹式呼吸をするというものがあって、わたしはこれまでずっと歌ってきた経験から当時普通に腹式呼吸をした際に
「腹式呼吸うますぎてびっくりしたんですけどなにかやってますか?」
と聞かれたくらい得意だった。
今も自分ではその頃と変わらない認識でいたのだけれど、今日改めてリハビリで腹式呼吸をしたら
「やっぱり腹筋がなかなか入りませんね、元々上手いからその分入れられそうではあるんだけど、身体の状態がまだ……」
と。
え!出来てると思ってたのに出来てないの?
驚き。
産後の体って本当に限界突破していたんだな。
そしてまだまだ労らなきゃいけないところなんだ。
妊娠によってお腹の筋肉が左右に分かれて伸びるため、産後にお腹がへこんでもすぐに筋肉が元に戻らず力を入れにくい状態な上に、育児で赤ちゃんを抱っこしたり前屈みになる動作が頻発すること、リハビリをしてある程度筋力を戻していってもそれと同時に赤ちゃんもどんどん重くなるのでなかなか追いつかないらしい。そして絶対に無理は厳禁。
いやあ…
結構ハードモードだ。
身体を全体的にほぐしたり伸ばしたりしてもらって、今の状態で出来る腹筋運動のやり方と、むくみを取るために下半身のストレッチをしていくと良いということ、軽い有酸素運動はやっていこうというアドバイスをいただいて今回は終了。
すごくたくさん学びのある時間だった。
腰椎分離症というもの自体にはとても悩まされてきたけれど、こうしてリハビリで知識を得られることは助かってる。
しかもかなり幸運なことに元々の担当リハビリ師さん、以前の病院では産後リハの機会が多かったそうでとても心強い。
産後ダイエットについて調べると
「毎日1分やるだけ!」
みたいなキャッチフレーズで、たとえ妊娠前の自分だったとしても出来ないだろうというような激しい運動を紹介してるようなものがたくさん出てくるけれど、ちゃんと自分の体のことを理解したり段階を踏んでゆっくりやっていくことが大切だなと改めて思った。
わたしがこの日記を書き始めた当初から設定したダイエットに関する目標がゆるい理由は、自分が腰椎分離症で無理は出来ない身体だったから。
そんな事情がなかったら張り切って無茶をして今頃どこか痛めてたかもしれないし、もっと未来の自分に負担になっていたかも。
リハビリ師さんにも再三「無理はしないでください」「まっすぐ立ってるだけでも充分」「むくまないためにも疲れを溜めないこと!」と念を押されたので、今回教わったことを実践しつつ身体を労わっていこう。
明日は休日だし!
ゆか
【本日の成果】
○水を2リットル飲む
○有酸素運動10分