友人がコンビニのレジ横にある募金にお釣りを入れました。

あなたはそれを見てどう思いますか?

「小銭を持ちたくないんだな」
「レジが女の子だからカッコつけたな」
「ささやかにも協力しているんだな」

友人の行動を見ただけですから、個人によってどう思ったかは異なりますよね。

ではなぜそう思ったのでしょうか?

友人の性格や特徴から思いましたか?

友人がどう思って行動したかを考えましたか?


もしかしたら、自分の価値観から相手の行動の意味を決めてませんでしたか?



これは『フォールスコンセンサス』が絡んだお話になります。

『フォールスコンセンサス』

「世の中には自分と同じ考えの人が多い」と考えること

自分が思ったことを「他の人も同じように思うだろう」「みんなそう考えるだろう」と思うことです。

ハッキリいうと「自分の考えが世の中の正解だ」と思っているということです。




これは他の人の発言から考えると分かりやすいかと思います。

例えばボランティアをする姿を見て「ほんとはお金もらってるでしょ」「マウントをとるためにやってんだよ」と発言した人がいたとします。

発言した人は「ボランティアは偽善者がやること」「金儲けのためにやること」といった価値観の持ち主である可能性が高いです。



他にも

「きっと相手に親切してるようで貸しを作って有利にしてるんだよ」
「褒めといて後で落とすパターンだよ」
「気にしているようでプレッシャーをかけてんだよね」
「アドバイスするフリしてマウントとってんだよね」

など他の人が言った言葉に対しても

「きっと相手に親切してるようで貸しを作って有利にしてるんだよ」
➡親切は恩を着せるためにするもの

「褒めといて後で落とすパターンだよ」
➡褒め言葉は信用できない、馬鹿にしているだけ

「気にかけているようでプレッシャーをかけてんだよね」
➡周りに味方なんていない

「アドバイスするフリしてマウントとってんだよね」
➡自分の能力を自慢しているだけ、優しい人なんかいない。

といったように発言者の価値観が言葉の中に存在している可能性が高いです。

これらは自分の価値観を優先してしまっているので、相手自体を見ていないということになります。

見ているのは相手ではなく、自分の考えだけかもしれません。


言葉の中にその人の思いや価値観が込められているんですよね。

自分の価値観で物事を見てしまうことは、誰でも陥ってしまう落とし穴のようなものですから防ぎようがありません。

落ちても仕方ない、むしろみんな落ちてしまうものです。


見方を変えると自分の気づいていない価値観を教えてくれる『相手を見て自分のことを知る』チャンスとも捉えられます。

相手の言葉や行動を悲観的に捉えたら、そこが自分のウィークポイントということになります。肯定的に捉えたら、そこが自分の本当に求めている価値に近いということになります。

落とし穴に落ちてもいいじゃないですか。またすぐ出てくれば問題はないですよ。落ちたことに気づかないで、暗闇でもがいているほうがよっぽど辛く苦しいです。

自分が落とし穴に落ちていないかを、意識して定期的に確認してみることが、目の前の真実を見る術に繋がるのだと思います.





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わたしはこんな人です(*'ω'*)



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