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近代和風建築にみる室内装飾織物についての研究

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#日本建築史

4.結果 4-3. 実地調査および文献調査結果  (旧川上貞奴別荘(萬松園))

4.結果 4-3. 実地調査および文献調査結果 (旧川上貞奴別荘(萬松園))

さていよいよ今回の論文作成のメインである実地調査と文献調査の結果にたどり着きました。実地調査は、論文作成にあたりご指導いただいた先生にもご同行いただきました。まずは旧川上貞奴別荘(萬松園)からご紹介します~。

実地調査および文献調査を行った岐阜県の旧川上貞奴別荘(萬松園)と愛知県の八勝館御幸の間についての結果は次の通りである。
なお、旧川上貞奴別荘(萬松園)の名称については、岐阜県近代和風建築総

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4.結果 4-2. 個別報告書結果

4.結果 4-2. 個別報告書結果

3種類の建築物についての個別報告書を調査しました。
茨城県旧矢中邸については現地を見学してきました。

4-2-1.群馬県中島知久平邸 
『群馬県中島知久平邸調査報告書・整備工事報告書』(群馬県太田市教育委員会、2015)
群馬県太田市では、文化財建造物を保存し活用していくために、中島知久平邸の調査および整備工事を進め、2014(平成26)6月に「太田市中島知久平邸地区交流センター」をオープンして

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4.結果 4-1.近代和風建築総合調査報告書 都道府県別結果

4.結果 4-1.近代和風建築総合調査報告書 都道府県別結果

研究結果について突入します。
まずは近代和風建築調査報告書を調査しました。神奈川県立図書館の所蔵でないものは東京都立中央図書館で、それでもないものは国立国会図書館に通って閲覧しました。

4-1.近代和風建築総合調査報告書 都道府県別結果
47都道府県の教育委員会が刊行した『近代和風建築総合調査報告書』を確認し、掲載された本文、写真のキャプション等の中から10の建築物について室内装飾織物の記載があ

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3.研究方法 3-3.実地調査および文献調査

3.研究方法 3-3.実地調査および文献調査

調査方法の3つ目です。岐阜県旧川上貞奴別荘と愛知県八勝館御幸の間は、本修論にとってなくてはならないモチベーションでありキラーコンテンツです。写真は八勝館御幸の間の調査のためのロケハンとして家族でお食事した時のもの。お庭という演出装置を背景に私たちだけのために鮎をじっくり焼いている職人さんを眺める・・・という、贅沢すぎる舞台鑑賞のひとコマです。また伺いたいものです。修論からはやや脇道ですが〜。

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3.研究方法 3-2.個別報告書

3.研究方法 3-2.個別報告書

調査方法の2つ目です。茨城県旧矢中邸は後に見学することができました。

3-2.個別報告書
次の3種類の個別の建物についての調査報告書を入手して確認した。

3-2-1.群馬県中島知久平邸
『群馬県中島知久平邸調査報告書・整備工事報告書』(群馬県太田市教育委員会、2015)
群馬県太田市では、文化財建造物を保存し活用していくために、中島知久平邸の調査および整備工事を進め、2014(平成26)6月に

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3.研究方法 3-1.近代和風建築調査報告書 都道府県別

3.研究方法 3-1.近代和風建築調査報告書 都道府県別

研究方法はこんな感じです。3つの方法で行いました。1つ目は都道府県別の『近代和風建築調査報告書』について、国立国会図書館や東京都立図書館で調査しました。熊本県と広島県は未刊行であったため県の教育委員会に問い合わせてみました。熊本県については、2次調査まで終了しているのですが、2016(平成28)年の熊本地震発生により調査が中断、3次調査が開始されるのが2021(令和3)年度を予定、報告書は3次調査

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2.先行研究 2-3.まとめ

2.先行研究 2-3.まとめ

先行研究のまとめ部分です。1950(昭和25)年に空襲の飛び火を受けて炎上し消失してしまった明治宮殿。日本の歴史の、中でも建築史上&染織史上大きな損失だったと残念でなりません。諸先輩方の調査研究はとても価値あるものだと思います。

2-3.まとめ
前近代における代表的な建築物である江戸城本丸御殿の書院造りの座敷は、主従関係を示す重要な演出装置であった。座敷の中で使われる畳の縁や表装裂の色や文様は重

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