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あれ、どうしてインターン始めたんだっけ

2021年の年末、ある思いにふけっていた。

「自分は何がしたくてインターンを始めたんだろう。」

2021年も終わってしまった、というセンチメンタルな気持ちからか。ふと、そんなことを考えていた。

「確か、社会人としてのスキルを今から身に着けるためだったはずだ。」
自分は現在大学3年生、将来のことをしっかり見据えなければならない時期に差し掛かっている。将来的には起業をしたい。そのために、早いうちに力を身に着けたいと思い立ち、インターンを始めたのであった。

しかし、なぜ起業したいと思い始めたのだろう。なぜ、3年生の5月にインターンという選択肢を選んだのだろう。2022年になり、これから大きな人生の転換点に差し掛かるからこそ、振り返ることが重要なのではないか。

最初は焦っていた

2021年3月、自室のベッドに転がりながら、定期的に購入しているギターマガジンを読んでいた。
コロナ禍の始まりから約1年、大学二年生をほぼ自室で過ごし、すでに春休みに差し掛かっていた。

「この一年なんもしてないな。」

バンドサークルの活動はほとんど休止。大好きな音楽活動はほぼできそうにもない。かといってそれ以外にやりたいことも特にない。
みんながみんなそうだと思っていた。しかし、実際はそうではなかった。

サークルの友人の一人は、自分で音楽レーベルを立ち上げた。
決して大学生のお遊びで立ち上げたのではなく、彼は音楽で食べていくという気持ちから始めたのであった。実際、どんどん知名度を上げていき、メディアへの掲載や、有名アーティストとの共演を果たすなど、勢いがとどまらなかった。
「学年は同じだけど、歳は2個上だし…」
そうやって自分に言い聞かせ、劣等感のようなものを抑え込もうとしていた。

しかし、またある一人の友人は、大学院に進学することを決心していた。彼女は自分が勉強したいものを見つけることが出来たのだ。春休み中にも関わらず、キャンパスの図書館に通いつめ、自分の勉強をしていた。

今度は言い訳が利かなかった。自分の中の焦りや、不安、劣等感、うらやむ気持など、様々な感情が沸きあがってくるのを感じた。

自分のやりたいこと

彼らは、完全に自分のやりたいことを見つけ、それに全力で打ち込んでいたのだ。自分にはそれが何よりもうらやましかった。

特にやることもなく、ただ雑誌を読んで寝転がっている自分。
やりたいことを見つけ、それに打ち込んでいる友人たち。

どうにかしてこの現状を変えたいと思った。その時に、「自分の将来やりたいこと」は何なのか、ということを考えた。やりたいことが見つかれば現状を変えられると思ったからだ。

幼い頃、父の仕事場を訪ねたことを思い出す。父は建築士であり、建設会社を営んでいる。従業員を路頭に迷わせてはいけないという責任感はありながらも、作りたいものを形にし、自分の実力で会社を成り立たせている父の姿に憧れていたのを覚えている。

また、中学生の時に職場体験で自衛隊の駐屯地を訪ねたことを思い出す。
国を守るという使命に誇りを持ち、日々訓練に励む自衛官たちの姿に心を打たれた。その時、自分も何か社会の役に立ちたいという思いが沸きだした。

これらのことを思い出すと、将来自分のやりたいことが見えてきた。
自分は父のように自分の実力で会社を作り上げ、自衛官たちのように社会のために役に立ちたい。
大雑把だが、社会課題を解決する会社を作りたいという思いに気づいたのだ。

身近なことから

この目標を将来的に達成するには何をすればよいかと考えた際、学生にとって身近な存在である長期インターンを始めようと思った。

自分の性格的に、いきなり本番の起業を行うのではなく、ある程度の準備を挟みたいと思ったからだ。そして、インターンで実力を備えて、新卒で成長環境が十分にある会社に入社をし、着々と力を伸ばしていきたいと考えた。

そう考えて日々を過ごしていると、とある求人を見つけた。それが現在でも働いている株式会社トモノカイだった。
偏差値に左右されない教育を目指す、そのビジョンに当時心を奪われたのを覚えている。
「ビジョンにも共感できるし、成長環境もありそうだ。ここで働きたい。」
そう考えて、3月ごろ応募をしたのだった。

緊張

2021年5月、トモノカイにインターンとして入社することが叶った。最初はとにかく不安だらけであった。
マーケティングのマの字も知らない自分が果たしてうまくやっていけるのか。

しかし、不安になった際には、目標のために成長したいという思いに振り返り、自分を奮い立たせていたのだった。

現在

2022年の年明け現在、自分がなぜ、なんのためにインターンを始めたのか改めて振り返ってみると、意外と忘れてしまっていることが多いなと感じた。

これから大学4年生になり、より一層忙しくなることは目に見えている。だからこそ、今回振り返った初志を思い返してこれからも自分を奮い立たせようと思う。

今年は、より一歩目標に近づくためにも、仕事の全体像を把握することを務めたいと思う。自分のやっていることが何に通じていて、どういう方向に進んでいくか。このことを考えながら仕事を進めることで、より質の高い成果物を生み出すことが出来ると思うからだ。この一年、より高い成果を挙げて将来の目標に近づいていくつもりだ。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回のような形で書くのは初めての試みだったのですが、将来への悩みなどに共感し、何か感じるものがあれば嬉しいです!
普段はもっとカジュアルな感じで記事を書いているので、普段の記事にも目を通していただければ幸いです。

前回の記事がこちら!


最後に、一緒に働いている仲間を紹介するのでそちらも読んでいただければ幸いです!



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