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ラグビーの聖地 イーデンパーク・ツアーに参加

スポーツ見る旅、2年8か月ぶりに海外遠征を復活しました。仕事も完全に休めるわけではなく、時差の少ない所で、いろいろと迷った挙句、向かったのはニュージーランドです。ちょうど30年前に、初めて行った外国がニュージーランドで思い入れも強く、その時以来の訪問となりました。

スポーツを愛する人が、ニュージーランドで真っ先に訪問したいところと言えば、ラグビーの聖地、イーデンパークではないでしょうか。
オークランドの街の中心地から車、電車、バスで20分で行けます。丘を下っていくと、突然姿を現します。

スタジアムツアーをやっています。私が行った時は、1日1回だけ。見学時間は1時間半でした。オンラインで予約を取ることができます。

集合場所がわかりにくいので、ここに書いておきます。Reimers Aveという通りを背ににして向かって左側の入口です。Entry Gと書いてあります。中から人が出てきて、扉を開けてくれました。

全景です。ここからだんだん下っていきます。

ツアーが始まって、早々に気づくのですが、場内にいくつか飾られている説明のボードは多言語化されており、その一つとして、日本語も入っています。日本人のお客さん、ウェルカムということです。ガイドさんから「ラグビーを通じて、日本とニュージーランドは特別な関係にありますよね」と声を掛けられました。ニュージーランド代表選手が日本でプレーしていることは、ここで働く人たちには、当然知られています。

こういうのが10枚くらいあります


全体の印象としてすごく良かったのが、歴史の重みや伝統を自慢するという感じではなく、親しみやすい雰囲気があったことです。

ラグビーファン憧れの有名なスタジアムにもかかわらずです。私は、ヨーロッパやアメリカでもスタジアムツアーに数多く参加して来ていますが、他にはない雰囲気でした。

例えば、ここであった名試合についても、さらりと触れるだけ。ド派手な映像やディスプレーで、驚かせることもありません。有名選手の写真やトロフィーが飾られていることもありませんでした。昔使ったユニフォームは額に入って、ところどころ飾られていました。会話のきっかけになるような仕掛けです。

優勝時の主将、デービッド・カークのユニフォーム

ガイドのおじいさんが、自分が初めてこのスタジアムに来た時の思い出を語ってくれました。そういうのも、地元の人と、このスタジアムの距離感を感じることができて、とても良かったです。

では、何を教えてくれるのかを少しお伝えしますね。なぜ、この場所に作られたのかという歴史的な背景。企業向けの個室やメンバーズラウンジに入れます。グラウンドの上に降りて、芝生を間近で感じることもできます。ロッカールームや試合中にコーチ陣がいる部屋にも案内してくれました。


コーチの部屋も見られます
フィールドは蒲鉾型になっているのがわかります


座席は、グレー一色なのですが、数箇所だけ色が違っているところがあります。それが何なのかも教えてくれました。
フォトスポットも多めでした。イーデンパークの文字を背景に撮ったり、グラウンド上で撮ったり、ロッカールームで撮ったりできました。


高級ホテルと同じくらいの宿泊費です

スタジアムツアーの他に、ここには宿泊できるドーム型のグランピング施設が二つあります。また、夏場は屋根の上を歩くこというスリル満点の体験もできます。この二つができるスタジアムは、世界でもそんなに多くありません。

英語がわかれば、もちろんとても楽しいですが、わからなくても、見るだけで感動するものがたくさんあります。

こちらから申し込みできます。


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