広報を目指す就活生のみなさまへ 広報話#35

こんにちは。

リクルートの就職・採用関連の研究機関「就職みらい研究所」が、2022年6月23日、2023年卒大学生・大学院生を対象に、就活状況を調べた「2022年6月12日時点 内定状況」を発表しました。

6月12日時点で内定率は約8割、進路確定率も約7割近くに達し、2017年卒以降最も速いペースで進んでいるそうです。

志望企業に内定をもらった人、複数の内定先からどこに就職するか迷っている人、絶賛就活中の人、さまざまなフェーズの方がいると思います。それぞれで自分の将来をどうしようかと考えていた事と想像します。

広報をやっていると「広報で新卒入社したいのですが、どうしたらいいですか?」、「今は内定もらった会社で言われたことやってますが、元々広報志望だったんです!どうしたら広報になれますか?」などとよく聞かれます。

本日は、広報になりたい就活生にお伝えしたいこと3つを綴っていきます。

広報の実情を知ること

まず、広報に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか?

こちらでも紹介しましたが、広報のお仕事は泥臭いです。新商品発表会やテレビに出て商品や会社を紹介する広報担当を見て「キラキラしててかっのいい〜」と思われるかもしれませんが、「キラキラしている」だけでやっていけるお仕事ではありません。
裏で泥臭い作業をやっています。
会社のフェーズによりますが、社内の居場所づくりからやる必要がある場合も(成果を出さないとただのコストマシーンですから)。

憧れを持つことは素敵なことなので、そのままでいていただきたいですが、夢物語にならないようしっかり調べて、それでもやりたいと思えたら天職ですね。

新卒入社で広報配属は珍しいことを受け入れる

まず、そもそも新卒で広報配属になることは珍しいです。
初期配属で広報になることが難しい理由は、
・社内理解が必要
・広報の発言=会社の発言になること
・広報は一種の会社の顔
などです。

一個人の問題ではなく、広報という職業の性質上、新人にお任せすることが少ないのです。

では、将来的に広報職につくために何をやっておいたらいいか?

私なりに思うのは、
①PR会社に入社する
②営業職で営業力を極める

①は言わずもがなですが、個人的には②が多くの人にやりやすいことと思います。

こちらで、広報に向いている人について書きましたが、これは正直、営業にも通じていると考えています。

広報もさまざまな仕事があるので、一概には言えませんが、世の中一般的に想像する広報の仕事は、対外広報、メディア掲載を獲得するための活動だと思います。

これは営業の仕事と同じ。
お客様がメディアの方々になっただけです。

営業力を極める

個人の見解ではありますが、将来的に広報になるために汎用性のある力をつけるのであれば、営業職をおすすめします。

新卒一年目から広報になった不思議な経歴の私からすると、先に営業で経験つんでおけば、広報での成果も早いだろうなと感じています。

お客様(記者)が求めているタイミングで、欲しい物(ニュース)を提供する。

広報も営業も変わりません。

そして、将来的に広報がやりたいことを人事にアピールしまくる!
ここから先は会社の判断なのであとは神のみぞ知るですね。

本日はこのあたりで。お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?