マッチングアプリと矛盾だらけの恋愛というもの

こんにちは、早瀬くもりです。
私は1年間休学をして、日本各地の移住プログラムや長期インターンに参加して暮らしてきました。今は屋久島にいます。

このアカウントでは主に自分の生活の中での気づきや恋愛観について書いてきたのですが、最近、恋愛について大きな動きがあったので書いておこうと思います。

自分でも全く自分がわかりません。
だから、友達にうまく話すこともできないし、相手からのリアクションが怖いし、なんかいろんなことが面倒なので、文章にしようと思います。
(こういう時にnoteやっててよかったって思うんですよね、自分で書く文章はいつだって味方です。)
過去にぴーぴー言っていた投稿と、大きなズレもあるのですが、人生模索中なので、上書き保存だと思ってください。

本当に全部書くから、ちょっとだけハードな作業だ、、

「気になる」
未読無視してるのに送られてくるLINE。

恋愛感情というものが納得できない、性欲がないと言い続けてきたわたしに、彼氏ができた。

彼との出会いは、マッチングアプリ。
前に高級旅館でリゾバをしていた時、お客さんの入りが予想よりも悪く、シフトをほとんど入れてもらえなかった。全然知らない土地で、一人8畳の寮に引きこもっているのが退屈すぎて、暇つぶしにマッチングアプリを再開した。(ちょっと前にもやっていたけど、めんどくさくなって消していた)

テキトーにメッセージをして、相手に好感を持たれるのが疑似モテ期で楽しかった。
わたしは人間大好きだからか、誰とでもそこそこ楽しく話せる。そのおかげか、メッセージは途切れないし、電話をしたいと言われてもペラペラ話して仲良くなることができた。

前のアプリで出会った男①は、同い年で一回デートに行ったことがある。その人が車で2時間かけて会いにきて、引きこもってる私を観光地まで連れて行ってくれた。楽しかったし、嬉しかったけど、この人との恋はないなーと思っていた。アプリを再開したことを秘密にして連絡を取り続け、遊んでもらい、結果的にキープしていたことになる。

そんな人が3人ほどいた。
誰にも本気にならないから、悪い女だったかも。

マッチングアプリは、いいねが思ったよりもたくさんついた。2週間で1500人とか、選び放題もいいところ。彼氏は、そのうちの一人に過ぎなかった。

彼の住む地域ととわたしの家は1時間、そこからリゾバ先は2時間ほどの位置関係。暇だから、リゾバ先近くですぐに会える人を探していた私は、本来ならスルーする距離にいる彼に、気まぐれでいいねを返した。

そっから彼とはテキトーにメッセージをした。
そして一回電話をして、その中の会話の流れで会うことになった。

会う場所に2人で決めたのは、ラブホ。
ヤリモクやん、って2人で爆笑したのを覚えている。一人ぼっちで寂しかったし、なんか色々自暴自棄だったのかもしれないけど、びっくりするくらい不安じゃないし不快感がゼロだった。

簡単に言えば、3時間かけて会いにくるフッ軽なワンナイトの相手と付き合った。

なんとなく強気なわたしは、ヤリモクにはヤリモクをという不純ハンムラビ法典(?)を心に決めていた。
絶対に好きにならないし、一回会ってさようならなんてシンプルでいいじゃんかって思った。

まじで他人相手に性欲湧かないし、男友達が飲み会とかでちょっとでもオスっぽい姿を見せるとガチで引いてしまうくらい、性的なものが嫌いだった。

なのに、彼のことは1ミリも気持ち悪いと思わなかった。なんか自分がもう1人いるような気がして、めちゃくちゃ強気だった。もっと言えば、限界までくっついても身体が別々なの嫌だなって思った。

人間すごい、本能のままになんかそれっぽく動けるらしい、、後からあざとい仕草とかやってほしい行為とかYouTubeで見たら、うわっこれやったかもって思って一人で笑ってた。

まぁ、とにかく一晩明けた頃には、こいつとはもう会わないって思ってた。

帰り際、「また会いたい」には「そうだね〜」と思ってもない空返事、「ツーショット撮りたい」って言われても「いやなに記念なの、いらないやん笑笑」と軽くスルーしてしまうほど、冷めてた。

すぐ人を好きになることはない、ワンナイトのルールは心に刻んでた。絶対に好きにならない。


彼は違ったらしい。
もう会わないって言ってるのにそこそこしつこかった。「気になる」「好きかも」と女々しいLINEが届く。

わたしは、リゾバ契約を終了して、遠く離れた屋久島に行くことに決めていた。だから、付き合う気はないし、実際会えなくなるんだからもういいじゃんと断り続けた。

あまりにめげなくてしつこくて、わたしも面白くなってきて、出発の前日に会うことにした。今回は普通に会うだけ。

わたしが恋愛感情に納得していないことを話しても、「いいんじゃない」って言った。
これ割と口癖。面白いやつだと思った。
ちゃんと自分の考えがあって会話ができるし、長く一緒にいられる気がした。

このとき会うのは2回目。
正式に付き合ってほしいと言われて、その場でうだうだ揉めた結果、押しに負ける形で付き合うことにした。

わたしにとって彼は、"愛おしい他人" だとわたしは思っている。ドキドキするか、とか恋とはなんだ、みたいな頭で考えるものではなくて、お互いを大切に思ってますよって契約のもとで、一緒にいることにした。「本当にお互いが嫌いになるまで、一緒にいよう。たくさん喧嘩しよう。」「それいいね!」っていうゆるい繋がり。

彼を喜ばせたいし、いなくなられたら悲しい。
一緒にいたい理由が恋愛だと思うのは納得できないけど、そばにいたい人であることには間違いない。
人からわかりやすく好意を向けられることが心地よいことを知った。

補足しておくと、彼は根っからのヤリモクではないらしい(笑)そこそこ遊んできたこともオープンなら話してくれるし、わたしも全然気にしない。
今は、ほかの女の人と遊んでることを疑う余地もないほど、わたしとの電話に時間を使おうとする。

熱しないし冷めない、生ぬるさがいい。
あまりにもちょうどいい。 

あのときいいねを返した自分の気まぐれに運命を感じている。出会えてよかった。

たとえ簡単に別れることになっても、いい経験ができたと言える自信がある。


以上

恋愛をする人を否定したいわけではないしなんなら憧れだし、恋愛をしない人への半分の共感とあれ自分は何者なんだろうという疑問と罪悪感みたいなものと頭の中がぐるぐるしている。

それだけ。ちゃんと全部書いたつもり。
わたしのことをよく知る人たちは、どう思うかな。なんだよかったじゃんって言ってくれるか、あんなに言ってたのに普通かよって呆れるか。汚いって軽蔑されてもいいんよ、わたしはみんなに笑って話せることしかないつもりだし。

*わたしは無事だったからよかったけど、説得力はまじでないけど、マッチングアプリで出会った人にホイホイ会うのは危険な目にあう可能性もあるので、十分に考えたほうがいいとは思います。
自分の愚かさにもびっくりして、反省もしていますのでそっとしておいてください。*


ここまで読んで下さりありがとうございます。
自分の気持ちって全然わからないから、大好きな人たちに話したら、こんなリアクションするだろうなってことを想像して、どうするか決めるんです。喜んでくれる、褒めてくれる、笑ってくれる姿が想像できたら、行動に移す。
今回は例外だったけど、ここでオープンにしちゃうところは間違えてないと思う。これからも書きたいと思ったことは全部書きます、ではまた。

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