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第3弾✨No.6『"SFM"6分間のマイファンタジー🌈』秋葉神社編⛩


【秋葉神社】
①危険なパワースポット
② 恐怖、夜の参拝と試練
③ 23才に出逢った鹿神さま⁈

【秋葉山本宮】
①偶然の産物の正体
②見えない炎と神さまの行列
③雲海に浮かぶ金の鳥居
④ナビに載らない神社?と危険な選択…
⑤夜の秋葉山へ本物か偽物か?
⑥守護霊さんの交代


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③ 雲海に浮かぶ金の鳥居

奇跡的に神さまの行列に出会した僕らは、さらに上を目指して登る。

ここでようやく金色の鳥居⛩が見える位置まで到着。

僕「ヤバイでしょー!

B君「この場所、激ヤバですww」


鳥居⛩は天皇陛下の名が記され、丸く黄金に輝きを放って立っている。そこから反対側を振り向くと、一切遮るものは無く、青空が一面に現れ、この境内全体が空に浮かぶ山の様な絶景となっている。

さらに今日は雲海の様に覆われ、下の町や海が見えない圧巻のロケーションだった。

ただでさえ浮いた体に風が吹きつけ、天空に浮かぶ金色の鳥居⛩が僕らの視界を全部独り占めしてくれていたのだった…


☁️✨(*゚▽゚*)(´∀`=)( ・∇・)✨☁️


ただ風を感じる3人…そんな中、自然と一体化してしまった僕ら2人は、良いも悪いもここで全てを悟ってしまう…


僕「もう下界に帰りたく無いんだけど…ここに置いて行ってくれない〜?😌☁️


A君「止めなさいw下界って言うのはwwこのまま人間に戻れなくなりますよww

B君「そーお?別にいいんじゃないかな〜?😑☁️わざわざ苦しむ為に戻らなくてもwwあ〜あ、なんで紙切れ💴何かの為に、醜い争いをするんだろ〜人間達はー」

僕「ホントそれ。僕らをこれ以上、巻き込まないで欲しい…。このカラダに流れる欲に塗れた薄汚れたこの血を、ここで洗い流したいわー」

👼(。-_-。)💫(。-_-)💫👼


A君「もうお二人はここで人間を止める気ですかww⁈ このロケーションが逆効果になりましたねww残念ながらお二人共、やる事が残されていますので、そう簡単には人間をヤメレマセンノデご安心を🫤」

😖「「ちっ…」」😑


最高な気分のまま、ラクして逃げようとする僕らに、A君から釘を刺され第二反抗期を向かえた2人…

大した浸る時間もないまま、さっさと移動させられてしまう…


金色の鳥居⛩があるここ全体は、綺麗な石畳みで覆われる、【神楽殿】と言う場所だ。

ここは、更に本殿へと繋ぐ階段の両脇に狛犬があり、左手には小さな3つの祠(ほこら)が並んでる。

まずは祠へと近づいていく。

その祠の手前に、【神恵岩】🪨と言う巨大な岩があり、しめ縄で飾らせていた。どうやら厄除けや清め、大願成就に使われる火打石のようだ。

また御参りの仕方が珍しく、手前賽銭箱にある打ち金で神恵岩を打ち付け、火花が飛び散れば切火OK。火の神様🔥らしい火打石を使ったここならではの参拝方向だ。

A君「これは中々のパワーがありますねww」

3人は手を当て、火のエネルギーを補給した。

直ぐさま隣りの祠に目をやると、何やらその下に砂で紋様が描かれたものを発見。ここも凄いと解説をもらい、3つの祠に挨拶をした後、いよいよ狛犬の階段を駆け上がり、本殿へ向かう。

この秋葉山の最頂点に本殿を構えるという昔の人の壮大な発想にはただ感服するばかりだ。

そしてどのように運びどんな想いで造られたか?やはり神さまが視えてこその想いがここに詰め込まれている、そんな素晴らしい立地だった。

そのただならぬ歴史と風格を秘められているだけに少し緊張が走る。
そんな中、A君は本殿に向かわずに、脇にあった小さな木の板でできた簡易的な展望台へと向かった。


ここは、山全体が見渡せるロケーション。下は崖で、近くには管理人か神主さんの家が見えた。

A君「ここ、下を見て下さい。凄い高い場所なのに何の柵もないですよ?しかも覗くと下の地面が不気味に近く感じませんか?」

B君「ホントだ〜!ヤバイ。これ、ジャンプしても降りられそうに見える。」


A君「そう見えますよね?ビルでいうと20階建くらいはありますよwなので、ここを飛び降りる人…何人かいましたね…ここの見た目に引き込まれてます…」

∑(゚Д゚)「「こわっ‼︎」」∑(゚Д゚)

さっきまでふわふわしていた僕らの様子を見てなのか、珍しく忠告をしたA君。

さらにもう一つの海や町が見下ろせる、ロケーションの良い展望台へ向かうと、また彼が説明し出した。

A君「見て下さい。コッチはちゃんと柵があって素晴らしい景色が観えます。なので、普通の人はコッチに来るんです。何となくアッチは行かない方がいいって分かるんですよ、普通の人ならww」

何の為にこの話をしてくれているのか分からなかったが、こんな神聖な場所でも、危険絶景が入り交じっている事を僕らに教えてくれるA君…

とても意味深な解説だった…ただ、それ以上は言わないと言葉を選んでくれながらのA君の解説。僕はあまり考え過ぎずに頭の片隅に置いておくことにした。

すると今度は何故か急に慌て出すA君。

A君「ヤバイ!さすがに時間を使い過ぎた〜!挨拶もせずに行き過ぎたからこれ以上は怒られる〜‼︎急いで御参りしましょう!」


直ぐさま本殿に向かうA君。実はだいぶ前から僕らはA君に「早く挨拶に行かなくて大丈夫?」と促していたのだ。

それでも「まだ大丈夫ですよww」と言うA君がここにきて慌て出すので、僕らも焦って御参りに行く。

「「「パン、パン‼︎」」」

僕ら3人は手を合わせ、ここまでのお導きに感謝を告げた…。


不思議とこの参拝では、何も感じる事もなく、その前に神さまの行列などの演出もあった為か、A君からも特に伝えてくれることは無かった。

帰りの灯籠がある階段で、初めて1人の男性に会う。

A君いわく、この方も神さまに貸切りの順番待ちだったから、僕らを帰らせたのだそう…

よく考えてみれば、これもまた神さましか分かり得ない凄い話しだ。

そしてその日は、そのまま僕らは下山して、地元に戻り解散した…

しかし凄い日だった…行った人にしか味わえない高貴な雰囲気とロケーション。そして、奇跡的な演出…やはり別格だ。


この参拝の後も、月1で定期的に会う約束をする僕ら。

しかし、僕は当日に体調を崩して2人に会えない日が続いた…

そんな時に限って2人は不思議な体験をしたようなのだった。

B君「ちょっと凄い事が起きましてww何故かいつも早坂さんが居ないんですが、もうファンタジー過ぎてどこから話をしていいやらで…」


どうやら、僕がいないと不思議な事が起きやすいとの事…コレがまた中々理解し難い内容だったのだ。
(¬_¬)

その僕のいない、不思議な体験とは2つ


『一つ目』
は、B君の車内🚙での出来事。聞いた内容はこうだ。

B君『夜中に車にいたら、急にA君が余所余所しく、一瞬、ヤバイって顔をしたんです。その瞬間に僕も視えてしまい、「何これ〜〜❗️❗️」って叫んだんです…それが「アメーバ🦠」みたいな緑色した奴でして、僕の左肩に乗ってたんですよ…』

B君『そしたら何も言わずにA君が右手で斬ってくれたんです。そしたらソイツ、分裂して逃げてって…』

どうやらSFの様なとんでもないファンタジーを体験した様だった。しかも、「A君がそいつを斬った」というまた彼の新たな能力を聞いたのだ。

嫉妬した僕は、そのファンタジー体験のことをA君に問いただすと、彼はようやく白状してくれた。

A君『あの日、視たらB君の車🚙にベターって。でも、ってある意味守られてますので、変なのは入っては来れないんです。なのにソイツは入って来てB君の肩に乗ったので、あんま怖がらせないようにしてたんですが、何故かB君が視えてしまったので、仕方なく斬りましたww』

B君『そん時、彼の右手が光り出して…何なのあれ?アニメの技見たいだったよ?』

A君『あははっwwいや…とにかく、車🚙まで入ってこれるヤツは相当強いんで、気をつけて下さいww』

能力を誤魔化しながら話してくれるA君。聞いただけで具合が悪くなる奇妙な生態と知られざる彼の能力に驚愕をしたのだ。


そして『2つ目』、これがまた凄かった…

A君『あの日、B君と2人で僕らは買い物に行ったんです。行く途中にやたら煌びやかな神社⛩が見えまして、お祭りみたいに着物👘を皆んな着てたんで、後から寄ろうと思って通り過ぎたんですが、後で行ったらそこに神社は無く、何故かただのビル🏢でしてww』

B君『そう、そん時に僕も一緒に見てて、とにかくめっちゃ輝いてる神社⛩だったんで、こんな良いところあったんだ〜ってwwなんか平安時代の祭り的な雰囲気で…。でも探しても無かったんですよ…正に幻の神社ですね。』

A君『今思えば、もし、あの時に僕ら神社⛩に行ってたら、多分あのまま帰って来れなかったと思います。なので、早坂さんがいない2日共、僕ら危なかったんですよ…』

危険な体験をしたと2人が激しく話せば話すほど、僕は「なぜ自分がいない時ににだけファンタジーが起きるんだ?」と逆に悔しい思いが募るだけだった…
(¬_¬)

B君「ある意味、早坂さん持ってませんか?ほら、よく聞くじゃないですか〜、守護霊さんに守られて体調崩した日にその電車が事故したとか。」

僕「そう言えば、前世に巫女かシャーマンだった時があるって言われた事がある。もしかしてその影響かも…」

A君「それ、あると思います。私は前世を見れないんで分かりませんが、早坂さんがいれば逆に安全なのかも知れません。とりあえず、前見た神社⛩がホントに無いのか探しておきますので、見つけ次第、連絡します。」


そう言った彼から1か月後、すぐに連絡があった。

A君「前見た神社⛩、やっぱり別の場所にありました💦是非、3人で一緒にいきましょう!」


それもその時の様に夜に行きたいと集合をかけたA君。

僕がいる事の安全性を確かめる為なのか、それとも…

そして夜中の9時、3人を乗せたA君の車はその幻の神社⛩へ向かった…


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