見出し画像

量子大津波6(葉脈盆地15)新しい素粒子は創造するもの?

ブッダの文献を調べていて、今までの仏教、般若心経のイメージと異なるニルヴァーナ記述を見つけ、目からウロコが落ちた。生と死、輪廻転生という、現世界の不動の法則を打ち破り、彼岸世界に達するというコンセプトは、歴史的な河の下流で発生した大乗仏教教説、表現により、ロウソクの灯が消える寂静消滅のイメージ、禅の無のイメージ、一切皆空でとめどない変化が全てというイメージだったが。ブッダご自身のお言葉と原初の記録経典訳を、ミルチャ・エリアーデの著書、ヨーガ1から。"●ニルヴァーナは"聖者の眼"すなわちもはや、消滅する世界には、参加しない超越的な"器官"によってのみ、"見られ"得る。●換言すれば、この俗の世界に死に別れることによって、定義或いは描写不可能な、超人的生の中に再生する事によってのみ、人は救われる。●僧は彼自身の為に"新しい身体"を創らねばならず、"死んだ"あと、他の秘儀伝授におけるように"再生"しなければならない。●ブッダご自身の"更に私は弟子達に[4要素により構成されている]この身体から、手足と器官が全てそろい、超越的能力をそなえた、心の創造物としての他の身体を生む方法を示した。"というお言葉。        今の量子の身体、心とは死に別れて、新しく心的に創造された、カルマに繋がれたり、輪廻転生しない、素粒子の身体を獲得する事が、ブッダに成るという事だった。新しい素粒子、量子が発生して、現世界に発出され、宇宙を突き破るのだから、雷鳴も鳴るし地震も起きるわけだ。新しい量子、素粒子の渦・源流が、インドのクシナガラで発生し、全世界に伝播し、やがて仏教という大津波となって、倭にも吉備にも押し寄せる。天照大神の量子的蘇生の為に、百年にわたる巡礼を捧げた倭姫達、太陽シャーマンの前に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?