早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"…

早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"原初の夏へ還る旅"と決まっているのだが…

マガジン

  • 葉脈盆地

    郷土史の雲間から世界史の曙光が差す。

最近の記事

  • 固定された記事

長い長い待ち時間が人生だった

私たちは輸送機から強襲降下したエアボーンのようにあらかじめ地図上で決めていた作戦ポイントに入ったに過ぎないこんなに荒涼とした空が落ちてくるような大量死と無自覚殺人の時代に生き合わせるなんてでも自分たちで選んだ運命なんだでもあちらの空母で仲間たちとそういう場所で戦うと、つらい日々になると話し合った想定内の事長い長い待ち時間が人生だったこれから展開していく状勢はすでにむこうの基地で仲間たちと何度も何度もシュミレーションし仮説を立てていただから恐れる必要はない不安は気の迷いだ今は静

    • 俳句ライター

      久しぶりの本物の空虚感 ■画像はヤフー琥珀色画像より。

      • 俳句ライター

        あなたの中でずっと海光でいたい ■画像はヤフー、琥珀色画像より。

        • 俳句ライター

          朝が来て打ち上げられている私 ■画像はヤフー、琥珀色画像より。

        • 固定された記事

        長い長い待ち時間が人生だった

        マガジン

        • 葉脈盆地
          34本

        記事

          夏伯爵詩集

          なんとも 不快な気候ですね この頃は あなたもまた 東京か 静岡で 暑さをしのがれて いるのでしょうか でも私は あなたの 涼しげな 眼差しを 思い浮かべるだけで 深く息をつき 微笑んでいられます 胸の中で 静かに 滾々と 湧き出す せせらぎが しばし私から 現実を 遠ざけて くれます 精気のような 霊気のような 微笑みを あなたと 交わしながら 私は つかの間 満たされる ことができるから ■画像はヤフー、セピア色の海画像より。

          夏伯爵詩集

          note最初期のマガジン”葉脈盆地“34本を開けました。ご覧くださいませ。早瀬野卑をクリック。

          note最初期のマガジン”葉脈盆地“34本を開けました。ご覧くださいませ。早瀬野卑をクリック。

          走りながら思想しよう。 ”アメツチのご神気を頂く”

          今朝は厚い雲たれこめて、山々が霧ふきあげ、お陰様で少し涼しかった。伊勢白山道氏のブログで今回は6月30 日までに、神社にお参りして、可能ならば茅の輪くぐりをしておいたほうが良いとの事で、氏神様に近況報告も含めお参りした。日の光がさしていないので、しっとりとした山肌の空気を頂きながら、摂社も含め順路をまわった。ありがたいことに茅の輪が設置されており、くぐる。いつもながら、古色蒼然たる空気の堆積が私の気を静め、故郷のアメツチのご神気を頂く。この神社の御祭神様の深く関わる京都での作

          走りながら思想しよう。 ”アメツチのご神気を頂く”

          夏伯爵詩集

          貴族たちの面前で 放浪の音楽家が 精魂込めた曲を ここぞとばかり 響かせるように 皇帝の御前で 一代を賭けた 画家の大作の 幕が上がるように 日本という国に 日本人という民族に もう一度 血を通わせ 思想と霊性の息吹を 吹き込むために 平均年齢60代の男達が 今日もゆく 神仏を 時代の霊たちを 面白がらせて 民族と国家の命運に 逆流しながら 一人一人の 勇気という宝剣を 失わせないために 最後の最期まで 希望という光線を担保する 型を演ずる ■画像はヤフー、セ

          夏伯爵詩集

          夏伯爵詩集

          扉を叩いているのは どなたですか 窓の向こうに 覗き込むのは 誰ですか 私には見えない 私には聞こえない 気配のみ 偶然の 光の重なりの姿で 何ものかが 私たちを 訪っています 私たちの 身体の血のざわめきが 引き潮のように 退いてゆくにつれ 彼らは すぐそばに やって来ます 私たちの目的は いったい 何だったのでしょう 私たちは いったい 何を 置き忘れて いるのでしょうか おそらく 私たちの血の奥深く 私たちの霊的記憶のどこかに 取り残されている 子ど

          夏伯爵詩集

          夏伯爵詩集

          今ならば わかるんです どの夏が 私の魂を 封じ込めているのか 毎年やって来る夏の中で 私にとっては あの練馬の夏 天衣無縫の私と 彫刻に身も心も捧げていた あいつと 連れ立って 街の中を 山の中を なぜか いつも さまよっていました まるで地形の中に 魂のフォルムを 探求するように そしてあいつが この世に 影も形もなくなってからは 命をこめる夏は もう来ません 私の心臓は 琥珀の中に 封じ込められて しまったからです だから この曲を聞くと 心臓の中の夏が

          夏伯爵詩集

          俳句ライター

          図書館で叫びたくなりませんか ■画像はヤフー、琥珀色の画像より。

          俳句ライター

          夏伯爵詩集

          雨の朝 気に入りの曲を 聞きながら 夢想やら 妄想やらに ひたる私は もはや ロマンチシズムの スーツを纏う 骸骨のような ものだと思う カタカタ 笑いながら 軽いステップで 雨に 唄うか ■坂本龍一、“戦場のメリー・クリスマス”を聞きながら。 ■画像はヤフー、陽気な骸骨画像より。

          夏伯爵詩集

          俳句ライター

          どこにももう日本は存在しない ■画像はヤフー、琥珀色画像より。

          俳句ライター

          俳句ライター

          逝きし友光放つ夜ケニーG ■画像はヤフー、琥珀色画像より。 ■ケニーG、”タイタニック“を聞きながら。

          俳句ライター

          俳句ライター

          精気神一日一日精気神 ■画像はヤフー、琥珀色画像より。

          俳句ライター

          マガジン“ちちんぷいぷい・吉備神話考”を久しぶりに開けました。ご覧くださいませ。早瀬野卑をクリック。

          マガジン“ちちんぷいぷい・吉備神話考”を久しぶりに開けました。ご覧くださいませ。早瀬野卑をクリック。