早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"…

早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"原初の夏へ還る旅"と決まっているのだが…

マガジン

  • 暁に還る

    全地表を覆う核爆発による現代文明崩壊後の一記録。

  • レット・イット・ビー讃歌

    人生でこれ程ビートルズを聴き続けた日々は無かった。

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長い長い待ち時間が人生だった

私たちは輸送機から強襲降下したエアボーンのようにあらかじめ地図上で決めていた作戦ポイントに入ったに過ぎないこんなに荒涼とした空が落ちてくるような大量死と無自覚殺人の時代に生き合わせるなんてでも自分たちで選んだ運命なんだでもあちらの空母で仲間たちとそういう場所で戦うと、つらい日々になると話し合った想定内の事長い長い待ち時間が人生だったこれから展開していく状勢はすでにむこうの基地で仲間たちと何度も何度もシュミレーションし仮説を立てていただから恐れる必要はない不安は気の迷いだ今は静

    • 俳句ライター

      すべてはお前にやって来て去ってゆく

      • かわやなぎ

        ひつじ国ダイバーシティもだいなーしにぃ ■画像はヤフー川の柳画像より。

        • 春侯爵詩片

          この雨を 同時に見ている 人々が 何千万人いる その雨を 見続けていた 人々が 何百万人いる 降りつづける 雨に 虚空を見つめる 人々が 何千人いる みんな 同じ船から 降り注ぐ 雨を 今 見ている そして みんな ようやく 自分を許し 自分に もどってゆく みんな この 青い球の 分身だったと 気づいたから ■画像はヤフー青い球画像より。ウルトラ作戦第一号。 ■KeithJarrett、Part Ⅶを聞きながら。

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        長い長い待ち時間が人生だった

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        • 暁に還る
          6本
        • レット・イット・ビー讃歌
          26本

        記事

          俳句ライター

          寝落ちする前に夢バスに乗り込め

          俳句ライター

          かわやなぎ

          かわいい童のうしろに鬼の父 ■画像はヤフー川の柳画像より。

          かわやなぎ

          春侯爵詩片

          どこかで 叩き殺されていたかもしれない 人生を どこかで 切り換えられて 生きながらえさせて 頂いて 今 早足の 雨雲に どこまで行くのかと 話しかけている かくなる上は 立派な死に方を模索したいと 贅沢な希望を 風に載せて 新緑を 吸い込む 無謀な企みは 蒼い蒼い水晶 みたいに まだここに あるから ■画像はヤフー蒼い蒼い空画像より。

          春侯爵詩片

          俳句ライター

          庭の上の雲がにいっと微笑んだ

          俳句ライター

          かわやなぎ

          言い訳は地磁気のせいとかわやなぎ ■画像はヤフー川の柳画像より。

          かわやなぎ

          かわやなぎ

          クソする野良猫にコモドドラゴンを ■画像はヤフー川の柳画像より。

          かわやなぎ

          かわやなぎ

          目の前のおっつぁんクソババにも神宿る ■画像はヤフー川の柳画像より。

          かわやなぎ

          春侯爵詩片

          緑が黄金のような輝きを帯びる なだらかな山に囲まれた盆地にて 一度人生を味わい尽くして 故郷に流れ戻された私には 宙空を凝視しながら 時代の相似点を探し フラクタルに 気づきました ナチスが暗黒の津波のように 押し寄せる欧州のユダヤ人達 B29の絨毯爆撃が毎日やってくる 東京の下町の行くあてもない人々 大本営発表と鬼畜米英 マスゴミとロシア中国 何も変わらない 同じ風景と運命 やがてやってくる焼死と餓死が 今は身体の内側からの壊死焦土 ならばまた あの何もな

          春侯爵詩片

          俳句ライター

          日の光がひたいにあたっている

          俳句ライター

          春侯爵詩片

          夜が明けて からだの海から 意識の舟を 引き上げる時 びっしりと 重篤な病に呻く 世の中からの ヘドロや血反吐を 朝の光にあてて 洗い流さなければならない そして 届いている詩や文章にふれて 純粋な生きることの ちょっとした喜びが 胸の中に沸き起こる 蜘蛛の巣が 太陽にきらめくように 生きることは 振動だ ■画像はヤフー、朝焼けの海画像より。

          春侯爵詩片

          俳句ライター

          闇祓う心のライター点火せよ ■KeithJarrett、PartⅪを聞きながら。

          俳句ライター

          族長の時代 6. 〜族長マーケティングで民族再統合〜

          令和元年から数年、お茶の生産者全国団体のマッチング専門委員をさせて頂いた。様々な異業種と茶葉の組み合わせによって爆発的な需要拡大を狙う試みでバックにいる農水省には好評だったが、前のめりになる茶産地や自治体は見つからなかった。茶の業界は茶葉の生産者だけでなく製茶〜販売会社、茶道家元などとの多重構造であり、数百年に渡り茶商と呼ばれる後者が生産者を支配搾取するという前近代的な慣習と構造のため、世界的な日本茶ブームにも関わらず国内の茶生産者には陽がささないどころか、中国による偽装日本

          族長の時代 6. 〜族長マーケティングで民族再統合〜