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走りながら思想しよう

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実際、思想って行動した後にしか湧いてこないと思う。
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記事一覧

走りながら思想しよう1.

この10年は、協働という言葉そのままの活動に明け暮れた。東京に拠点を持たない私は企画一本で…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう2.

JD女史によるNPOメンバーへの個別アプローチ、特に理事長への様々な提案がなされたようで、い…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう3.

一心同体で動いていたNPO理事長が勢力ある社団法人の代表理事と提携して急速にステージアップ…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう4.

24 時間が飛び去るように高速で過ぎてゆく。一番それを自覚するのは、朝日が全く同じ風景を染…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう5.

捨てる神拾う神の原理が働いてくれたようだ。JD女史の社団法人との理事長のNPOの合体が急速に…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう6.

2月、3月の農水省勉強会に向けて企画と参加メンバーをコーディネートしつつある。2月中旬の発…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう7. “霜男フロスティマン”

新幹線を降りて山手線に乗り換え御茶ノ水駅へ。夕方の東京の一ヶ月ぶりの印象は異常な静かさだ。平日の山手線車内も御茶ノ水の明大前の坂道も。人通りはあるのだが、殷賑たる帝都のエネルギーが感じられない。明大前通りのカロリーでカロリー焼きを食べているが、店員の方々もみな、フロスティマン化している。冬枯れた霜人間達の街。人とともに時代も街も老いる。私も霜男フロスティマン。 四半世紀と半世紀の間もの時空を経れば、思い出とか人生とかみな枯れ葉のように散り塵化してしまうようだ。そのような時、

走りながら思想しよう8. “仕事で世界に帰属する”

サンマルクカフェから人の流れを考現している。ウーバーイーツの方々の奮戦を見て何とも言えな…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう9. “牛の腹と心臓”

今、名古屋についた。新幹線の窓からは単調な平野が、まるで一頭の牛の腹のように感じられる。…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう10. “実はノアの箱船は人類のミッション”

ノアの箱船構想の内閣府初回勉強会につき、新幹線で走りながら考察してみる。 ●この構想は3.1…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう11. “デジタル植民地帝国がやってくる”

川に淵があり、海岸に離岸流があるように、冒険者は絶えざる遭遇と未知にさらされる。一気に眺…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう12.

久しぶりに月曜の早朝、東京のマックでコーヒーを飲んでいる。2ヶ月ぶりか。 何という強烈な倦…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう13.

昨日の作戦は2つのグループをつなぎ災害食自販機モデルとVIPリゾートモデル(各国大使館要人警…

早瀬野卑
1年前
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走りながら思想しよう14.(危険内容注意)

なぜか今回、新幹線で東京を後にしつつ、小さな感懐を覚えている。また来られるだろうか、今のままの東京であってくれるだろうか。危ういのは私のほうかもしれない。今まで通りにはいかない何かをうっすら私の無意識が捉えているのだろうか。あのジブリも大胆な世代交代をして私たちの時代の神話メーカーも独力では時代に立ち向かえない。大挙して昭和のシンボル達がダリの絵のようにグニャグニャになりつつある。新幹線に閉じ込められている数時間に、しばらく前から私の中に立ち上がってきたことを書いてしまおうか