走りながら思想しよう14.(危険内容注意)
なぜか今回、新幹線で東京を後にしつつ、小さな感懐を覚えている。また来られるだろうか、今のままの東京であってくれるだろうか。危ういのは私のほうかもしれない。今まで通りにはいかない何かをうっすら私の無意識が捉えているのだろうか。あのジブリも大胆な世代交代をして私たちの時代の神話メーカーも独力では時代に立ち向かえない。大挙して昭和のシンボル達がダリの絵のようにグニャグニャになりつつある。新幹線に閉じ込められている数時間に、しばらく前から私の中に立ち上がってきたことを書いてしまおうか