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シャーマンとエンジン2. “戦略型出版社とか攻撃型出版社無いのかな?”

この四半世紀の官庁内勉強会スタイルを進化させて、マイメディアというか攻撃型情報機構のような仕組みができないのか最近考えている。まったく偶然に発酵肉に関する農水省勉強会を開かせて頂き、少しでも社会的インフルエンスを強化するために山と渓谷社に参加頂けたことから、地方創生やグローカル地域デザイン分野の今後または現在進行中の勉強会にアグレッシブな出版社を参加させるアプローチを開始した。勉強会の企画、運営管理、ドキュメンテーション、出版、シンポジウムなど、企画、情報そのものを自ら創発、日本の潮流を変え、世界的な知識人層を掴みに行くくらいでないと、ラノベ化する国内の読書可能層相手では、出版業界そのものが痴呆化してしまうように思える。出版社そのものが情報商社、コンテンツメーカーとなることが、最もコスパが良いと思うのだが。まあ出版社が官庁内勉強会に参画してくれれば、私たちも費用助かるし省庁もウエルカムだろう。やたら自費出版打ち出しても、コンテンツ創発がなければ、読者層の開拓はもう無理だ。まずは社会や世界に風穴を開けるようなムーブメントチームと組み、支援し、凶暴な文化文明を突き上げる衝動を知識人層にもたらすことからだと、いくつかの出版社にアプローチした。私自身、資金、組織、社会的地位もなく発想一つで官庁内勉強会ができている。まずはネットと本から自分が熱を維持できるテーマ、コンテンツらしきものを抽出。周囲の友人、知人、地縁の仲間たちを集める。次は小さくてもリーディングカンパニーにアプローチする。数社くらいを巻き込む。出来れば大学教授も。この段階で下手すると100名のチーム。政治家はやめておく。彼らは利権追求に忙しく、市民情報結社などに興味は持たない。企業、大学、市民の100名チームならば、まず間違いなく省庁にアプローチできる。さらに有力な出版社がバックアップしていれば、省庁は無碍に扱わない。省庁内勉強会を継続できたならば次は首長に持ち込む。このプロセスが本にパワーを与える。勉強会は国民の政治参画にほかならない。大学生の頃、何回かデモに参加したが、すべては空に消えてゆくだけだ。猛々しい情報創発結社(おそらく党のようなものになってゆく)は資金が無くても可能だ。というわけで、私の偏狭極まるnote記事(荒地シリーズ勉強会の巻)を出版社向け企画書に添付してしまった。あわよくば狙いもあるが、出版社革命もおもしろい。おそらく来週にはノーサンキューされて、落ち込んでいるだろうが。


■画像はヤフー、水晶画像より。

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