量子精神学の地平9. 人間と霊と神仏のいる世界の下位概念、下位構造に、量子コンピュータ世界が接続されなければならない。 Quantum-being first !
現在、量子コンピュータ、高周波電磁波、ナノチップなどで構想されるマン・マシンインターフェイス世界が加速度的に構築され、10年以内には地球上のどこかで実装されるのは確実だと思われます。とにかく早すぎると感じます。■中高生の頃に読んだ様々な航宙SF小説、例えばアイザック・アシモフの"銀河帝国の興亡"シリーズや、田中芳樹の"銀河英雄伝説"などの未来世界的には、人体と様々な機械系のインターフェイスは、少なくとも太陽系外の恒星間飛行達成以降に登場するイメージでした。■私も一時期壮大な宇宙を、量子コンピュータ群を使いこなす、東インド会社と同じような権限を持つ宇宙艦隊司令官が駆け巡るSF小説の構想など書き溜めていた時期もあります。彼には何万人という人間の部下、人類宇宙の全情報を網羅する人格又は神格を持たされた複数の量子コンピュータ参謀がいました。さらに私の構想世界には人間の大脳そのものが、その人間の人格そのものを維持しつつ千年近く生きながら量子コンピュータを統御する不死人間階層もいました。まだまだいます。様々な人霊、神霊、天使達もまた宇宙艦隊に随伴していたのです。航宙艦内の神殿や神棚に宿り、司令官を導き補佐していました。そこに、未知の宇宙神との遭遇が……■それなのに何故、今、急速なIOT接続ナノチップ人間に不安を抱くのでしょうか? 陰謀論世界で確立されている、マン・マシンインターフェイス構造には、知性と霊性を持つ人間が出てきません。おそらく何種類ものナノチップを流し込まれ、抗えない高周波電磁波に24時間さらされ、感覚感情生理を100%管理される人間はもはや霊長類ではなく、生物デバイスに過ぎません。これはおそらく量子監獄です。監獄ですらないでしょう。閉じ込められているという意識すら、もう無くなっています。試験管の中で栽培され、脳はその成長や機能をあらかじめ、デザインされ、外部からのナノチップ・電磁波誘導により生体ロボット化されるしかないのです。そういう世界には生まれたくないと思う人間が今はまだ多いと思われますが、これから量産されていく人間とは、様々な刺激興奮を極限化された多分、6G、7G以上のバーチャルリアリティにさらされ、相対的に縮小していく大脳、内分泌器官、意識構造とあいまって、与えられる興奮、快楽、感覚、感情の擬似的信号に狂喜する、生きる意味、死ぬ意義の無い、サヤ人間なのです。おそらく創造性、霊性をつかさどる脳内場は縮小退化し、外界からのまた体内血管を巡る低気圧のような電磁信号を受容する場が異様に発達した、自我の無い、電磁波を追いかける、ひまわり人間化していくと予見いたします。■量子コンピュータもナノチップも大歓迎です。人間と霊や神仏がいる世界であるならば。(画像はマグリットの"解放者"、1937年。平凡社世界大百科事典より。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?