#23. 勉強や仕事も、「ちゃんと」できなくてもいいんだよ!
●最近はっきり気づいたこと
それは、この世には物事をちゃんとできる人もいるが、「自分はちゃんとできないタイプの人間だ。」ということ。
社会では「ちゃんとやること」が正しい。
学校でも会社でもそう。
親も大人も子供にちゃんとすることを期待する。
「ちゃんと勉強しなさい。」
「ちゃんと学校に行きなさい。」
自分はというと、
「なんで行かないかんのか?わからん。」と、小学校でさえ行きたくなかったし、
学校に行っても「ちょっとくらいええやろ。」と、教室に入らず遊んで怒られていたこともある。
卒業することもあまり興味がなかった、変人かもしれない。
「あー、俺はちゃんとしてなかったんだ。」
今、しみじみそう思う。
●会社はムリかも
「どうも自分は集団生活やわけのわからんルールには馴染めないなあ」
「自分は会社とか合わないだろうな。」子供もの頃からなんかわからないけどその感覚があった。
なので、僕は最初から就職する気がなかった。
「えーっ、じゃあ、どうするつもりだったの?」
と思われるかもしれないけど。
自分の社会的不器用と言える性格になんとなく気づいたので、すでに小学生の時から自分で会社を立てようと思っていたわけです。
●親に認められたかった
振り返れば、大人が良いと言う普通のルートを行けない人間だった。
実際、「おまえは浮き草だ」「糸の切れた凧か?」「ジプシーか?」などと言われたこともある。
ちゃんとした大学、安定した良い会社に入り、
そこで出世を目指し親を安心させる。
なんてことは、
人生のとても早い時期にこっぱみじんにぶっ飛んでしまった。
そんなこと気にせず「まあ、いいか」と思えたら良かったのだが、
心のどっかに、「親の期待に応えられなかった。」という罪悪感があったのかもしれない。
中退して中途半端で不良だけど、「だからこそ仕事だけはちゃんとしなきゃ。」「そうすれば親に認められてもらえるかも」と思い、
ある時期、仕事をやりすぎて燃え尽きてしまった。
「俺もちゃんとやれるんだよ。母ちゃん!」と
ちゃんとやれる自分を見せて、
親に褒められたかった。
でも、結局ムリ。長続きしなかった。
●ちゃんとしようとしてみたが
僕は4人兄弟だが、
僕を除いて皆、真面目でちゃんと卒業してるし医者もいる。
僕は中退。
そんな自分が英語という教育の仕事をするのはいかがなものか?そう思ったこともある。
だからこそ
誰よりもちゃんと仕事をしないといけないと思って頑張りすぎた。
たぶん、
英語の仕事で一番難しそうで社会的評価をもらえそうなTOEICやTOEFL、英検1級などの英語資格試験を教えることで中退の劣等感を消そうとしたのかもしれない。
当時、僕は仕事のため土日も関係なくTOEIC,TOEFL、英検の試験を年中受けていた。自費でアメリカまでTOEFLを受けに行ったこともある。
そして、疲れた。
そして、わかった。
「ちゃんとやるのはしんどい!」
「自分はちゃんとできない。」そういうキャラなのだと。
お世辞にもいい子でもなかったし。
「まわりに認められようとしてムリしなくていいんだよ!」
「楽しく英語をやっていていいんだよ!」
「そんなに、ちゃんとしなくていいんだよ!」
そう自分に言えて泣けてきた
まわりの期待にこたえるのはやめてもいいんだ
と思えたら楽になった。
最後までありがとうございます!それではまた!
Thank you for reading! Have a good one!
補足:「ちゃんとしようとして疲れ果てた僕を救ってくれた歌」の記事はこちらです。よろしかったらお読みください。