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久々に会った人と確認する自分の現在地。

尊敬する方に、AKIRAという2個上の先輩がいます。

ぼくが、大学4年生の時に出会い、社会人になってからも同じ会社の先輩として、常にぼくの前を歩いていたスーパーいけてる方です。

ぼくにないあらゆる能力を兼ね備えていて、特筆すべきはその目力。(笑) ウッディともバズ・ライトイヤーにも似ているその眼力の強さによって、NoをYesに変えるエネルギーを持っています。

つまりは、そこから放たれる営業力、いやおもてなし力と言った方が綺麗ですね。その力が異常であります。

と同時に、トーク力や応用力(適応力)、コミュニケーション能力、美的センス、仕事に対する熱量などどれもこれもの才能が頭一つ抜けているような人です。

当初、社会人になりAkiraさんと出会ったときには、その異常さには正直あまり気づかなかったのです。

というか、社会人になれば彼のようには喋られるようになるし、事業を推進していく力も勝手に身につくはずである。と思っていました。
2個上だし、彼の歳になれば自分もそのレベルに達しているだろうと。

しかし、時が経てば経つほど、一緒に仕事をすればするほど、あれこれは時間の問題じゃない。と思うようになりました。
陰で努力をしているのかは定かではないですが、
でも明らかに、持っている能力とそれを発揮するパフォーマンスが自分のそれとは全然違うな。年齢じゃないなこれ。と思いました。

そんな、"すごい"人です。

僕はそんなAKIRAさんに約10年お世話になりました。

で、ぼくは南アフリカに来ました。

そこで、初めてぼくが知り合いになったのが、これまた、AKIRAという南アフリカのダーバンという都市出身の女性でした。
彼女は、デザイナーとして仕事をしていて、社会人になりケープタウンに住んでいる同い年の人です。

彼女とは、初めて会ったときからかなり様々なケアをぼくにしてくれました。

まず、来て間もない状態のぼくに対して、いろんなインフォメーションをくれました。
ケープタウンでの過ごし方、危険なこと、美味しいお店、楽しいお店、などなど。

親切というか、お世話焼きというか、あらゆるケアを共存してくれるようなタイプで、出会って2週間程度かなりの頻度で会って助けてもらったのです。
たまたま、住んでいた家も自分の宿から歩いて3分程度でした。

で、そのAkiraが親族に不幸があったのと、仕事の兼ね合いもあり実家に帰らざるを得なくなり、出会って2週間足らずで彼女は、ダーバン(青森から福岡くらいの距離感)に行ってしまいました。

そこへ行ってからも、たまに連絡はとっていた。
ケープタウンのデジタルノマドのコミュニティを紹介してもらったり、ケープタウンに住む従兄弟を紹介してもらったり。その彼とぼくは共に音楽イベントに行ったりしました。

というわけで、とにかくお世話になったそのAkiraが出張で1週間ほどケープタウンにきているので、久々に会
いお話をした。
彼女は、交友関係も広く複数人の友人を介して食事をしたり、近況をお話したり。

で。

そこで、自分の英語力の成長を確認をする。

半年前は、ほぼ全ての会話を翻訳機器をつかっていた。

今回は、まあゆったりと話してもらえれば5割くらいわかるかなという状況。

彼女をバロメーターにして、自分の現在地を確かめる。

別にこれは南アフリカに限った話ではない。

たまに、会う人がいる。

自分の成長や変化は気づきにくいものだ。
そんな時に、数ヶ月、数年ぶりに会い、お互いの状況を確かめることで、自分の成長を確かめる。

ぼくは、ちょっぴり成長していたみたいだが、果たしてまた会った時はどうだろう。

2人のAkiraがぼくの人生に刺激を与えてくれるという話と、久々に会う人を通じて自分に変化がちゃんと起きているか確認するのは必要なことよね。

というお話でした。

ちなみに、南アフリカのAkiraも強力な目を持っている。目力にやられて仲良くなったのかもしれない。
目の力は、絶大だ。

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