英語の勉強の再開に時間がかかった理由について

 こんにちは。imohoriです。前回の記事「8年ぶりに英語の勉強を再開しました」で、英語の再開に時間がかかった理由を、たくさんのライフイベントで忙しかったからなどと書いています。でも、実はそれ以上に心理的に向き合いたくない理由があったように思います。それを今回打ち明けてみます。

フェイクな自信

 前回書いたように、大学時代は英語漬けの日々を送っていました。レベルの高い授業についていこうと、毎回予習して臨んでいました。この時に英検準1級とTOEIC860点も取得。確かに、頑張りました。頑張りましたが、今思えばここに落とし穴がありました。実力以上に自分は出来ると思い込んでしまったのです。その、フェイクな自信が長く自分を苦しめることになるとは・・・。

英語を使うことが怖い

 社会人になってからも、少しですが英語を使う機会はありました。電話対応、メール、海外から来るお客様のアテンドなどです。大学時代、周りに帰国子女が多かったからか、ラッキーなことに発音は良いほうで、友達と日常会話をする分には不自由しませんでした。でも、仕事で使う英語は別物。メールや電話対応は、そもそも表現を知らないのでうまく出来ず。アテンドも、緊張してしまい、相手の求めていることがよく分かりませんでした。フェイクな自信をぶっ壊されるのが怖くて、英語から目を背けてしまいました。

ふっきれた理由

 ここ最近のことです。転勤先で、1年間地方局のテレビモニターをする機会がありました。指定の番組を月3本視聴し、決められた字数(1本800字程度)で感想を書いて提出します。もともと書くことは好きだったのですが、どちらかといえば苦手なほう。書きたいことが無くて書けない、書いているうちに何が言いたいのか分からなくなって頭の中がぐちゃぐちゃになって投げ出す、ちゃんとした文章になっているか不安になって手が止まる、字数が足りなくて困るなど、よくありました。でも、毎月3本を12か月続けていると、だんだんと文章構成、自分が得意な書き方、書くときに困らないメモの取り方などが分かってきます。何より大切なのは、テレビ制作に役立つ意見を簡潔にわかりやすい文で書くこと。これを常に意識するだけで、書きやすくなり、書くことが楽しくなりました。小学生の頃からいろんなテーマで作文を書いてきたはずなのに(嫌々やっていたから身につかなかったのかな~)、改めて書こうとするとこんなに難しい。書き方を学び、数をこなして慣れて、少しずつうまくなっていく。日本人で、日本語がしゃべれるからって、自然と日本語でいい文章が書けるわけではない。きっと、英語もそう。社会人になりたての頃、日本語の電話対応だって、言い慣れない「承りました。」「申し伝えます。」をカタコトで噛みそうになっていたはず。基本を学んで、繰り返し実践して初めて、自信を持って出来るようになるのだと気づきました。

まとめ

 フェイクな自信なんて捨てちゃえ。世界は広い。知らないことがたくさんで当然。分からないことや出来ないことに出会ったらチャンスなんだ。そんなマインドで新しいことに取り組んでいきたいと思います。長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?