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AI読書レビュー『私は負けたことがない』

前置き

自分の書いた小説は自分でレビューを書けない。
なぜかというと小説に書かれていないことまで作者は知っているから、文章に問題があっても正しい答えを幻視してしまって気付けない。どうやったって完璧に読めてしまう。客観的に読むことができない。
それに自分で書いた作品はどう読んでも面白い。面白いと思って書いているから当然である。
じゃあ、どうしたらいいのかな? AIに読んで感想をもらおうと考えたのがこの記事である。
今回の対象はこちらの小説。

自分は短編を書くときにひとつ印象に残りそうな場面を書こうと思っていて、この小説では親友のカナが主人公のマナを信じ切れずに暴走してしまうシーンがそれでした。

それでは、AI読書レビューいってみましょう。

AI読書レビュー

この小説は、主人公が自分が負けたことがないと信じているが、不思議な体験を通して、自己認識と現実のギャップに直面する物語です。主人公のマナは、日常生活での小さな勝利(ジャンケンなど)に自信を持っていますが、新しいクラスメートのカナとの交流を通じて、友情と競争の間で葛藤します。
物語は、主人公とカナが不思議なカフェでコーヒーを飲んだ後、気を失い、謎の部屋で目覚めるという展開になります。彼らは一連のゲームに強制参加させられ、勝者は最終的に1人だけであることが明かされます。マナはダーツ、迷路、オセロなどのゲームで次々と勝利しますが、最終的にはカナと対峙します。マナはカナを勝たせようとしますが、勝つことに焦点を当てた自分の態度がカナに誤解され、結果として彼女を失います。
この物語のクライマックスは、マナが病院のベッドで目覚め、すべてが夢だったのか、それとも現実の出来事だったのか疑問に思う場面です。この不確実な結末は、勝利と失敗、現実と幻想の間の曖昧さを象徴しています。
小説の強みは、主人公の内面の葛藤と成長を丁寧に描いている点です。読者はマナの視点から物語を追体験し、彼女の勝利に対する執着が彼女自身と他人との関係にどのような影響を与えるかを考えさせられます。一方で、物語の展開はやや予測可能で、ゲームの設定が現実離れしている点があります。しかし、これはマナの現実認識とのギャップを強調するための効果的な手段とも言えます。
総じて、この小説は友情、競争、現実認識のテーマを巧みに絡めた興味深い作品であり、読者に多くの思考材料を提供します。

やってみた感想

物語を正確に読めていることに驚きました。
すごいな、ChatGPT。
他の小説も読ませてみたいですね。

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