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子宮頸がん検診に引っかかった in イギリス 第1話

子宮頸がん検診に引っかかりました。くそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(口が悪い)

私の場合、日本で9月に子宮頸がん検診 →イギリスで11月に結果を知る、という感じでした。LSILだった。
わあん。まじくそじゃん。くそ。と思いながら、そうはいってもかかったもんは仕方ない&誰かの役に立つかも&気持ちを吐き出したいということで、記事にすることにしました。(序盤から「くそ」とか言いまくっててすみません)

1. 発覚の経緯

「イギリス行く前に受けとくか~~まあ大丈夫でしょ」って思いながら婦人科にいったのが9月。結果は母親に聞いてもらお~~って思ってぎりぎりに受けました。まさか引っかかるとは思わんもん。
そのまま検診を受けたことすら忘れ、イギリスに滞在してなんやかんや1カ月半がたち、あっという間に11月になりました。まじで、自分しっかりしろや。
11月2日。就活の関係でボストン行飛行機を待っているタイミングで母からLINE。

母:婦人科から電話きて、ちょっと検査したほうがいいかも。。。って感じだったの
私:げげっ(本文ママ)
母:なんなら一時帰国もありだよ~
私:一時帰国かあ。。。。いや、こっちでどうにかするわ

動揺しながらもとりあえず飛行機に乗った私。機内WIFIで調べてみると、子宮頸がんのワクチンを打った人の中で5%の確率で引っ掛かるらしい。なーんだ意外と普通じゃん?のうのうと過ごしていると、婦人科に実際に行った母の中ではだいぶ話が進んでいた。

母:軽度のLSILだって。再来週の予約とれそうだよ
私:一時帰国するの!?!?!?!?

私が全く母にLINEをしてないのが悪い。皆様もお願いだから自分の体のことは親に心配される前に、しっかり考えてほしい(自戒)

2. LSILってなんやねん

危うく期末期間中に30時間かけて実家に帰ることになりそうだったが、とりあえずLSIL(軽度異形成)という病名が分かった。レッツgoogleしてみると

An area of abnormal cells that forms on the surface of certain organs, such as the cervix, vagina, vulva, anus, and esophagus. LSILs look slightly abnormal when looked at under a microscope.

https://www.cancer.gov/publications/dictionaries/cancer-terms/def/lsil

とある。 アブノーマル、普通じゃない細胞ができてるらしい。なにそれ怖い。
子宮頸がんの一歩前みたいな状態だ。ただ、

LSILと診断された方の中には正常な方もたくさんおられますし、上皮内癌の方もおられます。
従ってさらに精密検査を行い診断することが必要です。精密検査はまずコルポスコピ-を行います。これは子宮口を拡大してみるものです。

軽度異形成:半分程度は自然に軽快するので様子を見ます。

https://www.tokudai-sanfujinka.jp/Patient/cin.html

とのことなので、まあ大丈夫だろうとタカをくくっている。

3. 伝えるべき人に伝えるかどうか

私には今パートナーがいる。彼に伝えるかどうか飛行機の中で悩みに悩んだ(さっさと飛行機から降りて帰宅してくれ)
ちなみに、Google で"LSIL tell partner"と検索するとこんな感じである。

Google検索結果(日本語だとあまりでてこなかったため英語)
「伝えなくていい」と全力で説得してくる

なぜ「伝えなくてもいい」という判断になるかというと、LSIL、子宮頸がんを引き起こすHPVウィルスはかなり一般的なものだからだ。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

厚労省ページより

また、

Approximately 75-80% women (and men) get human papilloma virus at some stage in life.

https://www.london-gynaecology.com/ihavehpv/

(75~80%の人がHPVウィルスに一生涯に一回は感染する)というデータもある。
ただ、これだけ一般的なウィルスではあるが、95%の場合はそのまま免疫システムによって進行しないらしい。5%をひいちゃった★っていうこと。

…とみてきたが、結局私は伝えることに決めた。それは

  • どうせバレる気がする。バレたときにショックを受けさせたくない

  • 自分の体のことは知っておきたいだろう

  • わんちゃん病院受診のときに助けてくれるかもしれない

  • 正直しんどいから受け止めてほしい

という理由によるものだ。

無事飛行機から降り、帰宅し、伝えたわけだが完全にポジティブなリアクションではなかった。
でもまあよく考えたらHPVウィルス!?なに!?HIV!?ってなったんやと思うし、当然と言えば当然。

長くなりそうなので第2話に続きます


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