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固有感覚-発達を促す感覚とは-
皆さんこんにちは。
前々回の記事では、発達を促す感覚とは?ということで、
重要な5つの感覚の概要をお伝えしました。
☟前々回の記事はこちらから☟
前回の記事はでは、重要な5つの感覚のうちの「視覚」
について少し深掘りしてお伝えしました。
☟前回の記事はこちらから☟
そして今回は…
固有感覚
についてお話していきます。
では、早速本題に♪
1.固有感覚とは?
リハビリテーション専門職であれば、固有感覚は聴き慣れている言葉ですが、一般の方はあまりなじみがないかと思います。
どういう感覚かというと…
固有感覚は…
位置覚・振動覚・運動覚
の3つに分類されます。
それぞれがどのようなことをしてくれているかというと…
【位置覚】
【振動覚】
【運動覚】
このような感覚を受容する・感じ取る感覚を固有感覚といいます。
固有感覚は身体のどの部位が感じ取るかというと…
筋肉や腱(筋肉が骨に付着する前の移行部)などにある、
筋紡錘・ゴルジ腱器官
という受容器が感じ取ってくれます。
2.固有感覚の重要性
では、なぜ固有感覚が重要かというと…
①運動の調整:身体の動きを微調整する。
例:重たい物と軽い物では力の入れ具合が違う、物を取る際に手がぶれずに物まで手が伸ばせるなど
②身体図式:無意識的な自己身体の感覚
③視野外操作
例:首元のボタンかけ、結帯動作など
④情緒・覚醒の調整
例:ベットなどの柔らかい場所では眠くなりやすい、力をいっぱい入れた後や運動後は目が冴えやすいなど
上記の4つのことに固有感覚が大きく影響を与えています♪
3.固有感覚の調整が適切でないと…
成長発達の過程で固有感覚の受容が不足していたり、固有感覚の調整が上手でないお子さんの場合、このようなことが生活場面や療育現場で多い印象です。
そのため、固有感覚が受容されやすい遊びをすると…
上記のようなことが減る可能性があります♪
最後に固有感覚について簡単にまとめると…
聴き慣れない言葉であると思いますが、
・身体を適切に動かすこと
・自己身体と外界との関係性
・適切な人との触れ合い方
に影響を与えるのが固有感覚になります。
このような情報がみなさんにとって意味のある情報となれば幸いです。
いつも最後までお読み頂き本当にありがとうございます♪
では、また。
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