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ビール+カボス汁⇒泡が消滅👉AIの説明&3日間実験🔍大人の自由研究風晩酌⇒泡は奥が深かった!炭酸飲料の泡との違いは何?


カボスをいただいた。
蒸し暑い日の夜、絞って皮ごとビールに入れてみた!
👉30秒以内に泡、ほぼ全滅💦
👉「なんで~??」
と考えたが、はっきりとした理由がわからない。


泡、全滅後、少し飲み進めていたら、
泡の痕跡すら見つからない見た目のビールに!
飲めば炭酸は感じられるが、注ぎ足しても泡無しのままに!

酸でpHが下がると、気泡がなぜ消えるのか❓

👉AIに聞いてみた!
その答えが以下の通りです。(ちなみに、引用するときはどのように引用先を書くのが良いかも合わせて質問したら、以下のようになりました)



ビールに柑橘系の汁を入れると泡が消えるのは、柑橘系の汁に含まれる酸がビールの泡を形成するタンパク質やホップ成分と反応して分解するからです(1
 この反応によって、泡の膜が弱くなり、気泡が壊れやすくなります。 また、柑橘系の汁に含まれる糖分も泡の消失を促進すると考えられています(2)。
糖分は水分を吸収する性質があり、泡の膜に水分を奪われることで泡が縮んでしまいます。 このように、ビールに柑橘系の汁を入れると、泡の安定性が低下して消えやすくなるのです。

参考文献:

(1)界面のおはなし①「ビールはなぜ泡立つ?クリーミーな泡の理由はホップの成分」| 乳化剤講座 | 食と健康Lab | 太陽化学株式会社 (taiyokagaku.com)

(2)「ビールの泡はなぜ消える」、解決に向け米研究者が方程式を考案 - フランス 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

引用:Microsoft Bingのチャットモード(2023年9月17日 11:54:03 JST)
 

二酸化炭素の泡は、コーラなどの炭酸飲料でも同じく出る。ビールの泡だけ、長い時間消えずにある。
まず、その事実だけでも不思議だったのだ。

牛乳を温めて泡立てると泡が出来る。それをカフェでは芸術品の域に達するまで美しく見せている。
あの牛乳の泡とビールの泡には共通項があった。

👉それはたんぱく質。
たんぱく質が表面にあることにより変性して泡が安定していたのだ。たんぱく質の界面変性による安定性が、牛乳やビールの泡が消えない理由である。

しかし、酸が加わるとたんぱく質は、今度は酸変性してしまい泡を保つ性質が失われてしまう。その結果、泡無しビールになったのだ!

あ~、わかってすっきりいたしました!
(「調理理論」を教えている身として、わからないままではいられない!!)
AIさん、ありがとう🥰

と、ほっとしたのもつかの間。。。
カボスには少量の糖分しかないのに泡が消えた。酸無しで、砂糖を入れるとどうなるのか?
スッキリした後、再びムクムク疑問が沸き起こってきた。
味的に砂糖をビールに入れたくないが、実験してみよう!

次の日、一つまみの砂糖を入れたグラスにビールを少し注いでみた👀
じっと見つめること1分!
泡がへたっていくのがわかりました~

泡はいつもより早めに消えていった!!
糖分も確かに泡を弱らせる様子!


カボスの汁が泡を消したのは、糖分の影響もあったのか~!
でも、カボスの汁はなめてみると糖分がそれほど多くはない。私の適当な実験の結果、酸の影響が強いという結果に、、、

と書いたところで、やはり、今度は酢を入れてみて、酸だけの影響も見た方が良くない?
という声が私の頭の奥から聞こえてきました。

3日目の夜、今度は、酢を少し垂らしたグラスにビールを注いでみた結果が以下の通りです。
(1日1缶しかビールを飲まないので、大人の自由研究は3日目に突入!)

白ワインビネガーを使ったのですが、「酸っぱい!」って思うくらい入れたのに、この程度の泡のヘタレ具合でしした!


酢を入れたら泡は消えやすいが、完全に消えたりはしなかった!


👉泡の保持に与える影響の結果をまとめると!

①カボス汁&カボスの皮⇒すぐ消えて、泡ゼロまでに!
②砂糖⇒はやめに消えるが、泡ゼロにはならない
③酢⇒はやめに消えるが、泡ゼロにはならない

あ~。
皮だけってので見てみないとダメかしら?
と、ここで思いつく。
4日目に実験を拡大しようかと思ったが、更に思考を続けると……

ビールの泡実験!真面目に考えを巡らせてみた



カボスの皮には、、、
・リモネン等の香り成分(アロマオイルに使用の脂溶性成分)
・ペクチン(マーマレードに使用の食物繊維)
・ポリフェノール(血管強化や美肌など健康効果あり)
・脂溶性の色素成分

等も含まれる。

酸と糖だけで泡が消えたわけではなく、【複合的に多くの成分が作用して泡のたんぱく質を変性させ、香りの油脂成分も作用して、泡ゼロになったのでは?】
という考えに至りました。

一つずつの成分を取り出すことは、キッチンでは難しい。
ということで、我が家のビールの泡実験は3日で終わりにいたします!

学生中、実験はそれほど好きではなかったが、化学好き女子でした💛
いわゆるリケジョ?



👉科学的根拠とは、実験研究、統計学とは?
を理解する方からは、猛烈なツッコミどころ満載の投稿になっていますね💦

2つグラスを用意して、
・砂糖を入れたもの
・入れないもの

に同時に同量注いで、30秒後、1分後、3分後の泡の高さを測定すべきでしたよね。その上で比較するべきでしたよね。そうでないとどの程度が泡が消える普通ラインなのかベースラインがわからないですよね。

なぜ、そうしなかったのか?
ずばり、答えは一つ!
⇒美味しく飲むビールの分が減ってしまうから!

一応、私もサイテンティストの端くれにいると思っております。そんな私がやった実験として、超適当過ぎて何の検証にもなっていないことは本人が一番よくわかっております。
これは、ビールと3日間ほど戯れたに過ぎない話と捉えてくださいませ。

「猛暑の続く年の大人の自由研究風晩酌の一場面」程度に読んでいただけたらと思います……(頭下)


ちなみに、カボス入りビールは大変さわやかで、私は大好きな味でした💛
一応、レシピ的な配合を書いておきます。(カボスがまだあるのでこの後も楽しむ予定です~~)

★360mlのビール+カボス1/2個分の汁と皮

泡が無いビールなど、まったく飲む気にならない‼(怒)

という人にはおススメできないが、泡重視でない柑橘好きさんはぜひためしてみてください。また、「ビールは炭酸がちょっと強すぎるよね~」と思う微炭酸好きさんにも良いかも⁉
味はビールカクテル!?みたいな感じです。スペインのクラーラ(ビールとレモン風味の炭酸水を混ぜて作られるビアカクテル)に近い感じでした♪

もちろん、カボス以外のかんきつ類でもビアカクテル風になると思います。皮に農薬を使っていないものを使って試してみてください。試した方は泡と味がどうだったか、お知らせいただくと嬉しいです♪ ユズとか、シークワーサーとか、いいんじゃないでしょうか?

最後まで読んでいただいてありがとうございます💖

はつみ|管理栄養士|プラントベースの栄養と料理@ベジ広間の縁側




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