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武術や護身術での対武器術!!素手vs武器

中国武術には、空手奪刀という技術があります。

素手にて武器を持った相手に対する練習です。


空手奪刀と無刀取り


空手奪刀とは、名前のとおり「刀」(トウ)に対して練習します。

また、日本の武術でも、刀(カタナ)や短刀に対して、素手で対する技術が存在します。

本来の意味とは違いますが、「無刀取り」などとも呼ばれる技術です。


護身術と対武器


現代では、ナイフなどを使った犯罪が起こる場合がありますが、護身術をうたう武術では、これに対する練習も行うようです。

しかし、武術であっても、護身術であっても、武器を持つ相手に対応するのは困難です。


素人考えと実際


素人のイメージでは、武術を練習している人間なら、武器を持つ暴漢などに対せると考えるかもしれません。

しかし、実際には、対武器の練習を普段からしていたとしても、困難だと言えます。

まして、相手に怪我をさせずに、取り押さえるなどは、武術などの玄人であっても、極めて困難なことだと言えます。

もちろん、普段から対武器などの練習をしている人間は、冷静に状況の判断ができるかもしれません。

しかし、本当に殺意をもって、武器をあつかう人間に対せるかは疑問です。

むしろ、武器を持った相手に対した時に、冷静でいられるように、経験を積み、慣らす事のほうが目的だと言えると思います。


秋葉原通り魔事件


秋葉原通り魔事件を知っているでしょうか。

2008年に秋葉原で発生した、通り魔殺傷事件です。

トラックで通行人5人をはねた上、降車して通行人や警察官ら17人を、ダガーナイフで刺した事件です。

この時、犯人に対した警察官の一人は、体中をナイフで切つけられていました。

装備していた防弾チョッキには、無数の傷跡があったのを、ニュースの映像で見た覚えがあります。

その時の警察官は、警棒を持って犯人に対していました。

警察官という、訓練を受けたプロが、警棒という装備を使っても、体中を切つけられていました。

殺意を持った人間が、ナイフなどの武器を振り回した場合、訓練を受けたプロでも、取り押さえるのは難しい、という事の証明だと言えると思います。


槍vs剣と素手vs武器


昔から、日本の武術において「剣にて槍に対抗するには三倍の段位が必要」と言われます。

単純に解釈するならば、「槍」を持っている相手に、「剣」(刀)で対して勝つには、相手の三倍以上の実力が必要という意味です。

一対一の戦いでは、「槍」のほうが「剣」より圧倒的に有利だという事です。

「槍」と「剣」の場合、三倍の実力差が必要ならば、「素手」と「武器」(ナイフなど)の場合も同じように、三倍の実力差が必要なのではないでしょうか。

まして、相手を無傷で取り押さえるには、五倍くらいの実力差が必要かもしれません。


三倍の実力差とは


三倍や五倍の実力差とは、どれぐらいでしょうか。

一般小学生とプロ格闘家ならば、五倍くらいの実力差だと言えるでしょうか。

つまりは、それほどの実力差が必要かもしれない、という事だと思います。

その為、普通に考えるならば、武術や護身術の経験者であっても、武器を持った相手に、たいするべきではない、という事だと思います。


下記リンクは、当教室の武術についての音声解説です。右下の再生ボタンをクリックしていただければ、視聴できます。



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