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2021/06/18 手で書くということ②

手で書くということ① に続いて、私の偏愛する筆記具についてつづっていきたい。大切な時は万年筆を使うが、ふだんはもっぱら、青、緑、赤、黒の4色のボールペン。以前、テレビでマツコ・デラックスさんが「緑色なんて何に使うんだよ、余っちゃうよ」とこぼしていたが、私の場合、緑色を一番多用している。

多色ボールペンとは大学受験勉強の時からのつきあい。世界史のノートだけは気合いを入れて書いていた。【青】は人物、【緑】は年号、国や地名、【赤】は主な出来事や重大事件などに色分けしていた。

駆け出しの頃は、会社が支給する水性ペンを使っていた。ある時、大雨の降る中、取材をしていたら、ノートの文字が濡れて読めなくなってしまった。それに懲りてからは、油性の多色ボールペンを使うようになった。

2005年に出版され、話題を呼んだ斎藤 孝さん著『三色ボールペンで読む日本語 』も目を通して、3色や4色、シャーペン付きなど、いろいろなメーカーのタイプを試してみた。10年以上前からは、スリム型のグリップの4色ボールペンで落ち着いている。手の小さい私になじむ点が気に入っている。4色の芯を何回も取り替えて使っている。

手帳では、一番好きな色の【緑】をメーンに使用。【赤】は仕事関係、【黒】は家事や家のこと、【青】は健康、医療関係に色分けしている。前述した斎藤さんの三色式情報術は、【赤】は重要箇所、【青】はまあまあ重要、【緑】は面白いと思う箇所となっているので、だいたい私と似ていると思う。

緑はいつから好きだったのだろう…? 目にやさしい色だと教えられてきたのもあるし、自然の色だからかもしれない。ボールペンにとどまらず、家中、カーテンも敷物もティーマットも、すべて緑色で、葉っぱ模様だ。

お出かけなど、楽しみの用事が決まれば、緑色のボールペンで手帳にいそいそと書き込んでいる。今の外出自粛のご時世では、緑色の書き込みがほとんどないのが寂しい。代わりに、ステイホームの影響で、黒色が増えている。計画する割には、なかなか進まないけれど。

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