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Netflixがとるべきビジネス戦略を考えてみた 【勤勉エンジニアの怠惰ブログ】

はじめに

The Newyork TimesによるとNetflixは2022年の上期で20万人ものサブスクユーザーを失ったことがわかりました。
これによりこれまで10年間上昇し続けていたサブスクユーザーが初めてストップしたということになります。
本記事ではNetflixが直面している状況について分析し、Netflixがとるであろう戦略を現役エンジニアの観点で考えてみようと思います。

ここ2年で急上昇したサブスクユーザー

Netflixは2020年に約3800万人もの新規ユーザーを獲得しました。
この時期は新型コロナウイルスの蔓延により、『ステイホーム』の習慣が世界中で始まったということでNetflixの新規顧客拡大につながったと思われます。
ではなぜ2022年現在、Netflixが20万人ものユーザーを失うことになり苦境に立たされているのか考えてみましょう。


考えうる要因


某国でのストリーミングサービスストップ

現在ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁としてNetflixはロシアでのストリーミングサービスを停止され、おおよそ100万人ものユーザーがサービスを受けれなくなりました。これによりサブスク解約を行うユーザーが増えたと推測することが可能です。

コロナ終息が近づいたことによるネットフリックス離れ

新型コロナウイルスが収束に近づき、各国では公共施設でのマスクの着用義務を取り払うようになってきています。それに伴い『ステイホーム』を行う過程も増加し、自宅でNetflixで動画鑑賞する時間が減ってきたのかもしれません。

パスワード共有による新規顧客の減少

Netflixが抱える大きな問題の一つとして、サブスクユーザーが知人とパスワードを共有し重複ログインを行い支払いを避けるという問題です。
CNBCによるとNetflixは「現在はユーザーパスワードの共有を認可しているが、将来的には全てのユーザーが自身のアカウントでサブスク登録を行うことを期待している」と述べています。
おそらく近い将来Netflixのアプリに2段階認証や他の機能が導入されるかもしれませんね。

他ストリーミングサービスの出現

最近になって出現した競合サービスの出現にNetflixの新規顧客獲得率の低下を引き起こしている可能性があります。
例を挙げれば、Disney Plus、Apple TV+やHulu、Prime Videoなどが類似のストリーミングサービスですね。


Netflixの強み


ストリーミングでの競合サービス

Netflixが競合とストリーミングサービスを発展させていく中で強みはなんといっても動画コンテンツのバラエティの豊富さがあげられます。
中でもNetflixオリジナルや、政治または歴史に関するドラマなどNetflixでのみ視聴可能な動画を取り揃えていることで競合サービスとの違いを大きく示しているということがわかります。

モバイルアプリの利便性

もう一つの強みとしてはモバイルアプリの『おすすめ機能』が挙げられています。ユーザーの視聴した動画のカテゴリーに基づいて、類似した動画を関連動画またはホーム画面に表示することでユーザーの定着率を向上させています。
筆者個人的には、Netflixのモバイルアプリは動画のコメント欄をもう少し発展させてほしいと思います。例えばYoutubeのコメント欄は動画に関する意見や内容に関する議論がユーザー同士で展開されます。
そのようにユーザー同士の交流を増やすことでNetflixのアプリ内で体験できるコンテンツが増え、サービス定着率が増えると筆者は考えています。

まとめ

コロナ禍に始まった巣篭もり需要により、多くの新規顧客を得たNetflixでしたが現在は少し苦境に立たされています。これからNetflixがこれからどのようにこれを乗り越えていくのか楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後に

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