見出し画像

「自分らしい文章の書き方」を見つけるコツ

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。マーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今日のテーマは、「自分らしい文章の書き方」、講談社の編集者碓氷早矢手うすいはやてさんのvoicyを聞いて考えたことをシェアしますね。

あなたは子どもの頃、読書感想文、好きでしたか?


①読書感想文との葛藤

私は、読書感想文が嫌いでした。
そもそも本を読むことが苦手だったのです。

そんな私が、教師になって、子どもたちに読書感想文を課すことになるとは、皮肉なことです。
先輩から教えを乞うて「それなりの読書感想文の書き方」指導をしていたのを思い出します。
(わが子の夏の宿題も、いつもこの書き方で乗り越えてました(^^;)
(あっ、この書き方、そこそこいい感じのが書けるんですよ)

②碓氷早矢手さんから学ぶ

しかし、碓氷さんのvoicyを聴いて、青少年読書感想文コンクールの受賞作品に着目してみると、ただの宿題を超えた、生き生きとした個性があふれる作品に出会うことができました。

今年度の第69回コンクールの応募数は、なんと2万3832校から265万4235編もの作品が集まったというのですから驚きです。
2月の毎日新聞紙面上で受賞作が公開されているので、毎日新聞をとっていな私には読むことはできなかったのですが、一作品だけ、ウェブサイトに掲載されていました。

③受賞作品の魅力

内閣総理大臣賞を受賞した小学生の作品では、

「ちひろちゃんって、かわってるよね。」わたしは、かえるや虫が好きで、さわったりかんさつしたりする時間が、とても楽しいです。」

というユニークな書き出しから始まります。

多くの読書感想文は、本のあらすじから書き出されることがよくあります。しかし、自分にしか書けない文章とは、そうした一般的な枠組みを超えたもののはずです。

④「自分にしか書けない」を目指して

碓氷さんは、自分にしか書けない文章の書き方として、「一見関係ないことから書き出す」という方法を提案しています。
これは、読んだ本の要約ではなく、自分の個人的な経験や感情から描き始めることを意味しています。

さきほどのちひろちゃんの作品は、まさに、そう。
この書き出しで、読者はすでにその子の世界に引き込まれます。
そして、このようなオリジナリティあふれる書き出しは、読んでいる私たちにも、自分だけの物語を見つけるヒントをくれることでしょう。

他の作品はどうなっているのかな?と1年前の公開されている受賞作品を本でみました。

確かに、受賞作を眺めていると、一つ一つがその作者にしか書けない、独自の色を放っていました。

そして、過去に自分も読んだことのある本や経験と照らし合わせながら、今の子供たちがどのように世界を見て、感じているのかを知ることができてとても興味深かったです。
これは、私たち大人にとっても新鮮な視点を提供してくれる貴重な機会にもなるでしょう。

⑤SNSでの個性の際立て方

さらに、碓氷さんは、このアプローチがSNSの投稿やコメントにも応用できると指摘しています。
確かに、人々が日々投稿する数え切れないほどのテキストの中で、自分の言葉が際立つためには、他者とは異なる視点や感情を表現することが重要ですよね。

自分にしか書けない文章を書くことは決して簡単なことではありませんが、受賞作品から学ぶことで、自分だけの視点を見つけ、それを言葉にするヒントが得られるかもしれません。

⑥書くことへの新たな愛

かつて、読書感想文が苦手だった少年が、今では、毎日noteを書かずにいられなくなるくらい書くことが好きになっています。
個性的な文章を生み出すきっかけを見つけ出し、「自分らしい文章」をこれからも模索していきたいと思います。

あなたも、「自分らしい文章」にチャレンジして、noteに書いてみませんか?
あなたの物語が、誰かの心に響く瞬間が訪れるでしょう。
ぜひ、読みにいかせていただきます。

いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!

では、また明日。

他にも、マーケティング、農業のことなどをテーマに書いています。
読んでいただいたら、うれしいです。
「スキ」や「フォロー」をいただけますと、とっても喜びます。

今週一番多く読んでいただいている記事はこちらです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?