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ひたちなかの牡蠣&温泉&コキア | 青春18きっぷ・茨城日帰りの旅

青春18きっぷが1回分余ったので、今回はひとりで日帰り。

夏の18きっぷ利用期限は9月10日迄だが、雨や台風が来て使いそびれる可能性があるので前倒して8月末に行ってきた。

どこに行くか悩んだ。『おとなの週末・おすすめ首都圏天然温泉』という13年前に発行されたムック本がうちにあり、それを見て茨城県ひたちなか市の「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」という日帰り温泉を目的地とした。

片道1,205円以上なら18きっぷを使うメリットがあるため、首都圏からほどよい距離の茨城がちょうどよい。

特に、この「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」は建物のデザインや湯舟の配置などのあらゆる設計に風水を取り入れているユニークな温泉だとムック本に書いてあったのでだいぶ心惹かれた。駅近でアクセスも良いから助かる。

13年前のムック本なので、現在廃業してないかネットでチェックした。風水を取り入れているんだから潰れるワケないか…ちなみにムック本とはMagazineとBookの間の本ということだ。くっつけてMook。

長く電車に乗ると本がどんどん読めるのでよろこんで鈍行に乗車。今回は勉強系のテキストを往復で読破できた。

旅先でスマホを使いすぎるとバッテリーがあっという間に無くなってしまうので、電車の中では自然と触らずに勉強に集中できるから好都合。

茨城県のJR勝田駅でJRを下車。ひたちなか海浜鉄道に乗り換えようとして改札外にでてしまったが、改札のホーム脇にひたちなか海浜鉄道の改札があるので出なくてもよかった。

昔、ネモフィラ見に来て以来の勝田駅でぜんぜん乗り換え方法を覚えていなかった。

まぶしいトリコロール

真っ先に那珂湊に向かう。

昔行ったデカネタ回転寿司店「市場寿し」にまた行きたい。行列必死の有名店。

お休み

これがなんとまぁ休業中。だが休むことは大事なこと。気を取り直して隣のお寿し屋さんへ。

朝からもう大行列

通されたカウンター席の背後にみんな店内を向いて並んで待っているので、ずっと食事をするのを見られていてすこし落ち着かないような。

私も並びながら皆の食べる様子を観察していたので、同じようにじっくり観察されていたと思う。お互い様でございます。

その後市場で買い物。暑いのでナマモノも重いものも買えない。あおさと乾燥めかぶ等軽いものを購入。

それでもって、満を持して大好物の岩ガキを食べる。

おまちしておりました

その場で食べやすいように剥いてくれる。

新鮮な茨城産天然岩牡蠣


至福のひととき…オイスターバーとかではなかなか出てこないと思う超ビッグサイズ。

うんまーい!!

手の平オーバーのビッグオイスター

年中食べられるのだろうか?以前那珂湊に来た時はネモフィラの時期だったが、その時も牡蠣を食べた。

この生牡蠣食べるだけのためにまた茨城に来てもいい。特急ひたち等を使えば早くこれるんだろうけど読書したいから鈍行でいいや。

駅のかわいい無音のペットボトル風鈴

次はお目当ての温泉へ。

那珂湊駅に戻って電車を待つがまだ来ない。だが待合室は非常に暑い。

来た道を引き返してセブンへ入る。

スムージーを飲んで涼む。うまい。

はじめてのセブンスムージーのみかけ

電車にのって阿字ヶ浦駅に到着。

みんな観光で来たのだろうか?駅周辺で皆ふらふらしているが、私はわき目も降らずすぐに海の方へ進む。

しかし後で調べたら阿字ヶ浦駅は引退した車両がご神体となった鉄道神社だそうなのだ。

神社本殿?

知らなかった…しくった。レール製の鳥居もあるらしい。

ご神体は奇跡的に写真撮っていた。駅舎自体は本殿ってことなのかな。

ぜんぜんお参りしませんでした。

なんとなく気になって撮っていたご神体

海へ向かって坂道を駆け下ります。

海が段々とみえてくるよろこび

太平洋が見えてきた。

やっぱ海が見えるとうれしい。遺伝子レベルで海を欲している。

到着。おシャンティーなエントランス。

わたしの…のぞみ…ですか!?

真っ昼間でモーレツに暑いし空いていた。

露天風呂へ行ったらかなりのオーシャンビュー!ビーチにいる人々が見えた。

といことは??彼らからこっちがもしかして丸見え?

いや、たぶん高低差があるので見えてはいないと思うが思わず咄嗟にしゃがんでしまった。露天風呂あるある。

温泉がしょっぱい。海に入ったようでうれしい。

出入り口前あたりを掘削し湧き出した自家源泉
基準の26倍以上の濃い温泉

地下1,504mから湧き出ている塩化物強塩泉。火山性の温泉と違う。

古代の海水などが地下に何千年と濃縮熟成されたものだ。「古代の湯」や「化石海水」と言われている。

展望岩風呂に入る。風水四神である玄武、朱雀、白虎、青龍の文字がそれぞれの方位の石に刻んであったそうだが知らなかった。

暑いのでソッコー水晶水風呂なるところにはいる。井戸水かけ流しだそう。冷たくて気持ちいい。

鞍馬天狗洞窟風呂なるところにも入った。薄暗くて落ち着くが、洞窟形状なのでサウナのような暑さ。サウナは苦手なためソッコー脱出。

オーシャンビューな休憩室のソファで休憩。

リラックスタイム

ずっと眺めていたいがこれから徒歩で国営ひたち海浜公園にコキアを見に行くから急いで外へ。

阿字ヶ浦の海水浴場

足がないので歩く。ネモフィラの季節は臨時バスが出ているようだが。

浜辺を歩くのは気持ちよい。

ここにもあるのか

徒歩で向かうなんて無謀だ。

しかし真夏の真っ昼間に徒歩通勤をずっとしていたので体力は問題ない。有酸素運動を兼ねて往復5キロ、計1時間以上をしょっちゅう歩いていた。遅れてくるバスを待っているなら歩いたほうが早いと思った。それにラジオやポッドキャストを聴く時間を確保したかったから。

道なき道を歩いていると思ったらいつの間にか海浜公園の裏側まで来ていた。

公園の裏側。人気ない。こわい。
けものみちを戻る
メイン通りだが誰もいない

暑すぎる。歩いて向かう人なんて私ぐらいであろう。

なんとか公園南口に到着。

温泉の効能がすごい。ただでさえ猛暑なのに身体が芯からあったまってしまってさらに早歩きで歩くものだから暑さ3倍増。ヘロヘロ。

遊園地もある

週末に花火大会があるから部分的に入れません、と説明される。

しかし目的はみはらしの丘でコキアを見ることだけ。モーマンタイ。

こんな猛暑の中でキレイに咲いている

国営ひたち海浜公園は総面積が350haあり開園中の場所だけでも215ha。

なのにレンタサイクルも利用せず園内トレインも乗らずに端から端まで歩いた。

とてもアホだった。

丘が見えてきた

なんとかみはらしの丘に到着。

顔が真っ赤。温泉で温まった上、炎天下の公園を彷徨い続けたせいだ。ついに熱中症になってしまったかと思ったがたぶん温泉と猛暑と早歩きのせいだ。

那珂湊で塩分はこれでもかと摂取していた。園内で1リットル水分を取ったし。

やっと見れたー青いコキアというかすでにモスグリーン
小さいコキアもかわいい
海をのぞむ もふもふバージョン
観覧車があんな遠くに!だいぶ歩いたなー
ひたちなかのnoteによると、コキア触ってよかったらしい。
知らなかった。
ツブツブ感

なぞのオブジェもたくさんあった。

青いたまご


野良彼岸花

日が暮れてきた。慌てて脱出をはかる。広すぎてなかなか出口にたどりつかない。またさまよってやっと路線バスの出る西口に到着。

ひとけのない西口

よいこのみなさんにはコキアが紅葉し、涼しくなるこれからの時期がおススメ。

私は青いコキアの方が好きなので炎天下に行きましたが…。

さらにその先、ネモフィラの時期は相当な混雑だと思いますのでお気をつけて…

国営ひたち海浜公園のコキアは現在くすみグリーンの状態。もうすぐ赤と緑のすてきなグラデーションになるはず。その後真っ赤に紅葉し、11月くらいには金色になる。

近所に住んでいたのなら、色づく様子を毎週観察したいなと思う。
詳しくはホームページでチェック。休園日もあるからご注意を。


結局、炎天下の中を2万歩近く歩いていた。

ヘルスケアデータログ


10月から「体験王国いばらき割」というお得なキャンペーンが始まるそうですので、日帰りではなくて宿泊した方がお得そうです。







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